1981-03-26 第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
同時に、歌志内だとか住友赤平だとか三井芦別、上砂川、こういうところはいま申し上げましたように、またさらに深くなるというような条件の中で、しかもそれは急傾斜である、こういうところと、夕張ブロックの三菱大夕張と北炭夕張新鉱、少しく様子が変わってきているわけですね。
同時に、歌志内だとか住友赤平だとか三井芦別、上砂川、こういうところはいま申し上げましたように、またさらに深くなるというような条件の中で、しかもそれは急傾斜である、こういうところと、夕張ブロックの三菱大夕張と北炭夕張新鉱、少しく様子が変わってきているわけですね。
次に、住友赤平の問題につきまして、時間が余りありませんので、簡単に質問を申し上げ、お答えいただきたいと思います。 まず第一に、住友赤平の場合には、いままた企業側から出されておる合理化案等を見ますと、一般炭を七番層と十一番層からとり、そして原料炭を八、九、十、この層からとっておるようであります。
住友赤平はまさしくそういう意味で原料炭と一般炭の併産炭鉱であって、生産能力から言えば、大体原料炭と一般炭がフィフティー・フィフティーで生産でき得る炭鉱なわけであります。しかし、こういう格差を埋めていかなければならないということで、原料炭得率を強めていく。そのためには浅いところの一般炭は投げる、そして鉱区の調整も図らなければならない、そして新たな展開をしなければならない。
実は私、いま北炭振興、北炭再建の問題をめぐって二鉱の問題の合理化の関連、それから二、三日前に打ち出された住友赤平鉱の合理化問題についても掘り下げて見解を聞かなければならぬと思っておるわけですが、これは別な時間に譲らざるを得ないと思うのです。
○多田委員 その価格の前に、そういうふうにおっしゃるのであれば、住友赤平の場合、現在の住友赤平の坑道から行って旧北炭の赤間を掘った方が都合がいいということであるわけでしょう。つまり、そのことは旧北炭赤間の炭を本当に掘っていく、掘り尽くしていくということではないでしょう。結局、住友から見て、坑道の延びから見て、そこで都合のいい面を掘っていく。
その現有鉱区の中には当然、住友赤平が入っているわけだけれども、そこの現有鉱区の住友赤平が掘る石炭の中には、いま鉱区調整を進めている旧北炭赤間鉱の炭は当初、計算に入っていなかったわけでしょう、どうですか。
たとえば買い上げ鉱区の場合、住友赤平の隣接鉱区として赤間、これは買い上げ鉱区としてある。これは二百万トンの中の計算に入っているのか入っていないのか、そこの点が一つなんだが、これはどうしても再開発をしなければならないと思っているんだ。まず、ここで伺いたいのは、それは二百万トンの枠の中に入っているのかどうなのか、これが一つ。 第二点は、再開発するのは、いつからやるのか。
それから住友赤平の場合もそうです。それからいま言ったこのガス抜きボーリングにしてもそうなんです。つまり、低賃金と請負給というこの本質の中から、いやでも応でも労働者はあぶなくても働かざるを得ないし、他の者と競争しても成績をあげようとするし、そういうところに追い込まれているのです。そこまで問題の根本を突いていかないと、なぜ炭鉱に事故が多いのかということがわからないのです。
なぜ北炭がこうなるかということはあとでもう少し究明したいのですが、たとえば、これももう時間もあまりありませんので、私は一方的にしゃべらなければなりませんが、住友赤平、これは原料炭を出している優良鉱ですね、ここでは、こういうことがあったんですよ。 一月二十一日、住友赤平鉱の六二〇水平中央北一一号八番払いで、火薬に雷管を装てんしたままで、五本を火薬袋に入れたまま流出紛失したんです。
私ども一行は、九月十八日現地におもむき、札幌通商産業局並びに札幌鉱山保安監督局より管内概況の説明を聴取し、さらに北海道当局及び関係諸団体、労働組合代表より要望を聴取した後、同月二十一日に至る間、美唄市、歌志内市、三笠市及び夕張市等を訪問するとともに、住友赤平鉱業所、三井芦別鉱業所及び北炭夕張新鉱開発事務所に参り、それぞれの実情を調査し、さらに需要家側である北海道電力株式会社奈井江火力発電所、新日本製鉄株式会社室蘭製鉄所等
北海道だって同じだ、住友赤平が、それからまた空知がやっておる。そしてその火をとめるのに、実際に保安の皆さん方が監督局から行って指導して、それでたいへんな被害が起こった。どんなことをやっているのか。何が監督か。自然発火ということはいわゆる自然発火であって、なかなかわかりにくいかもしれんけれども、指導しながら火をとめておって、みんなそれが災害にひっかかる。何のことをやっているのか。
昨今の住友赤平一社体制というのも、その規模の一つの大きな例であると存じます。政府といたしましては、そういう状況に対しまして、現行の予算及び制度の許す範囲内において最大限の努力を尽くしまして、そういう体制合理化が極力進展いたしますようにあらゆる努力をいたしてきたつもりでございます。
○委員長(阿具根登君) 次に、去る十三日、住友赤平鉱で発生いたしましたガス突出事故につきまして、政府側から報告を聴取いたします。
三日目は、中小炭鉱で暖厨房用炭を主力としておる朝日炭鉱と、原料炭を中心とする住友赤平に参りました。朝日炭鉱は年間十二万トン規模の出炭で、四十四年に十二万トンベースとなる典型的な中小炭鉱でありますが、炭層はほぼ垂直で、坑内条件もよい炭鉱でありまして、需要面も一応安定しており、労使ともに特別の要望もなかったのでありますが、中小炭鉱対策の充実と労働力の確保策はここでも要望されたところであります。
○政府委員(井上亮君) これは三井砂川と北炭系の空知炭鉱、それから、北炭の夕張と三菱の大夕張、それから、住友赤平と北炭の空知、明治の本岐と三菱の阿寒鉱、この四つでございますが、これにつきましてはすでに解決を見ております。
もし三菱高島、住友赤平なりが赤字会社を第二会社にしてしまって、借金は全部出すなり借金を埋めてやったらどういうことになりますか。法的には何ら抵触しない。しかし、政治的には大問題ですよ。これを通産省がお認めになっている。こっちの借金を全部こっちへ持っていって、こっちは黒字だといって膨大な利潤をあげている。
救命器隊が十一名おりまして、隣りに住友歌志内炭鉱とか、近いところでは、一つトンネルを越えると住友赤平炭鉱、膨大な救命器隊がいる炭鉱がある。ところが、同じ資本だから電話で連絡し、あるいは頼みやすいかもしれないが、赤間炭鉱から五名頼んできておる。
視察個所は、代表的な産炭地火力である北海道電力滝川火力発電所、次に住友赤平炭鉱で坑内に入って採炭現場を視察し、さらに北炭夕張炭鉱、北菱産業鹿島炭鉱で水力輸送などを見て参りました。また、夕張では市役所において産炭地振興法についての要望を聴取し、十五日夜、現地における日程を終了いたしました。 まず、北海道における石炭鉱業の概況並びに問題点について簡単に申し上げます。
まず道庁、北海道労働基準局及び札幌鉱山保安監督部の所管事項について、関係部局長より説明を聴取し、要望事項等の説明を求め、次いで管内の関係施設、札幌医科大学、同付属精神病院、札幌後保護指導所、釧路及び岩見沢労災病院、赤平明豊鉱業所の水圧砕鉱装置、住友赤平鉱業所の採炭施設及び洞爺、大雪山、阿寒国立公園の整備状況等を視察いたしました。
最近のガス爆発の発生は、御承知の通り、枚挙にいとまがないほど続発しておりまして、近年の一例を取り上げてみましても、茂尻炭鉱で一瞬にして六十名が犠牲者となり、あるいは太平洋炭鉱の三十九名とか、あるいはまた、大夕張炭鉱の六名、三井田川炭鉱の十二名、住友赤平炭鉱の十八名、あるいは明治赤池炭鉱の十七名というように、次から次へと大きな犠牲者が出ておるわけであります。
それからまた北海道に戻って住友赤平炭坑で八名亡くなった。一昨年になって今度は一番大きな、雄別の茂尻炭坑が爆発、一瞬にして六十名も亡くなっておる、こういうことを繰り返してきたので、保安局長に何回も強く保安のことに関して、しつこいようですが御要請したのですが、今年になってからも九州の明治の佐賀炭坑が爆発しで犠牲者を出した。山形県の中小炭坑ですが、田川炭坑が爆発して四名亡くなり、また今度の事件なんです。