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112件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1998-10-14 第143回国会 参議院 本会議 第17号

第八に、発行金融機関等自己資本比率算定においては、その保有する有価証券評価低価法により行うものとしております。  第九に、金融再生委員会は、著しい過少資本金融機関等である銀行については、金融整理管財人による業務及び財産管理を命ずる処分または特別公的管理の開始の決定をすることができることとしております。  

本岡昭次

1998-10-14 第143回国会 参議院 本会議 第17号

もう一つ資産査定有価証券ですが、原価法低価法といろいろあります。資産の現実の姿を知るためには、低価法がいいことははっきりしています。評価のときだけ突然価が下がったらどうするなどというのはためにする議論でしょう。しかし、自分のところはどうしても原価法でいきたいという銀行はどうしますか。無理やり低価法を押しつけると貸し渋りを助長するとの指摘もあります。  

江田五月

1998-10-13 第143回国会 衆議院 本会議 第19号

これに対し、民主党案は、第二分類債権細分化や各分類債権ごとに適正な引き当て率を定めること、有価証券評価方法低価法をとることを義務づけるなど、厳格で明確なルール法律で定め、そのもとで一気に不良債権処理を完了させてしまおうというものです。もちろん、代表取締役や相談役など責任をとるべき経営者には退いていただきます。

古川元久

1998-10-13 第143回国会 衆議院 本会議 第19号

本案は、去る八日、提出者保岡興治君から提案理由説明を聴取した後、質疑を行いましたところ、昨十二日、民主党より、金融再生委員会による株式等引き受け等の承認の要件の明確化資本増強を申請する金融機関の保有する有価証券低価法による評価、厳格な資産自己査定債権償却金融再生委員会による被資本注入銀行経営監視、著しい過少資本行特別公的管理等及び金融再生委員会による資産売却命令等を主な内容とする

相沢英之

1998-10-13 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第22号

例えば有価証券低価法の問題にいたしましても、これは民主党さんが御提案になっておりますように、すぐに低価法なりあるいは時価法なりという方向に向かう方が私たちも実はいいと思っているわけでありますが、しかし、これは生きている経済でございますので、そのよしあしとは別にいたしまして、またそれが理想的であるかどうかは別にいたしまして、その与える影響、それによって起こるさまざまな変化、そうしたものがあるわけでございます

坂口力

1998-10-13 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第22号

保岡委員 資産評価あり方あるいは有価証券評価あり方については、これはやはり時価法低価法選択制という商法での原則を今行っているところでございますけれども、将来、より適切な評価につながる時価法あるいは余裕のある自己資本等を備えさせるために低価法制度採用するなど、今後理想的なものに近づけていくということであって、その三つを一挙に採用するという選択なのかどうか、ちょっと御質問の趣旨がよくわからないのですが

保岡興治

1998-10-13 第143回国会 衆議院 予算委員会 第6号

これは、長期的には、日本銀行体質改善、そして短期的には、粉飾決算と言われるような、原価法とか低価法とかいったようなことに対する投資家不信感、それの解消ということにつながっていくんじゃないかと思います。  例えば、さくら銀行が、あるいは富士銀行増資をされます。その増資をするときの数字は、言い方はきついかもしれませんけれども、粉飾されたバランスシートに基づいた株価で発行されているんじゃないか。

岩國哲人

1998-10-13 第143回国会 衆議院 予算委員会 第6号

まず低価法によってそのような、原価法とか低価法いろいろなやり方がありますけれども、粉飾した決算に基づいた経営というものは許さないという大前提で始めるべきではないかと思います。  その一番の大きな原因は、銀行株式保有が多過ぎるということ。アメリカやヨーロッパの場合には、八%、四%のBIS規制というのは、株式保有が極端に少ないという体型に基づいて八%、四%という物差しが適用されようとしています。

岩國哲人

1998-10-12 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第21号

確かに、今御指摘になりましたように、会計上の大原則というのは保守主義ということが前提にあろうかと思いますが、金融機関の保有する有価証券評価方法につきましては、株価の変動が金融機関経営を不安定にしているという面があることから、今お話がありましたように、本年の三月期の決算からその評価方法を、従来の低価法から、これは商法一般原則に戻りまして、原価法低価法選択を認めることとされたところでございます

日野正晴

1998-10-12 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第21号

それで、初めにお伺いしたいのですが、今、株式評価方法について、原価法低価法そして時価法、どの方法がいいんだというのでいろいろ議論質疑応答があったわけでありますけれども、私が理解しているところでは、従来は低価法に限っていたものを、本年の三月の決算期から原価法選択で認めるというふうに変更したわけであります。  

上田勇

1998-10-09 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号

それは、株式評価にいたしましても、理屈からいえば低価法がきっとよろしい、その方が含みが出ますし。それから、第Ⅱ種類の債権分類にしましても、それはなるべく厳しい方がいい、そういうことは理想としてはなるべく厳しくしていくのが本当だと思います。  ただ、今の日本のこの金融逼塞の時代に、それが急激に行われることによって貸し渋りを招く。それは債権分類を厳しくすれば、銀行は喜んで厳しく回収をいたします。

宮澤喜一

1998-10-09 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第20号

宮本委員 確かにいろいろな意見がございますが、引き当て率などについても、ハードルを高くすれば、それだけ確かに金融健全という意味ではいいわけでございますけれども、逆に、それではまた貸し渋りに拍車をかけはしないかという点、また低価法採用についても、同じように金融収縮が非常に強く出てきはしないかという意見、本当に大事なポイントだと私は思うわけでございます。  

宮本一三

1998-10-09 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第20号

それから、第二分類債権、これへの強制引き当て、例えば第二分類をもう少し、二つに分けて、一〇%、二〇%といったような引き当てをやるべきではないかというふうな議論も出ておりますし、また有価証券評価方法、これについても原価法じゃなくて低価法採用すべきだというふうな意見も出ておるわけでございますが、これはいろいろな問題があろうかと思います。  

宮本一三

1998-10-09 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第20号

なお、有価証券評価方法について、低価法採用ということでございますが、今、金融機関資産が非常に目減りして、資本が不足して、今申し上げたように経済が悪くなって貸し渋りをさらに拡大しているというような状況でございますから、法的な水準としての自己資本比率を高くするというようなことをしますと、ただですら自己資本比率をいざ大変なときの状況に備えて高めるために貸し渋りをしている金融機関に、その貸し渋りを助長

保岡興治

1998-10-08 第143回国会 衆議院 本会議 第18号

○国務大臣(宮澤喜一君) 岡田委員の御主張は、いわゆる第二分類債権に対してきちんと引き当てを義務づける、また保有株式低価法計算をする、そういう厳しい方法によって不足する資本額幾らであるかを正確に算定して、それに相当する額を注入するならば金融機関早期健全化を一気に図ることができる、こういう御主張でございます。いわば理論的には極めて明快なお立場、御主張だというふうに承りました。  

宮澤喜一

1998-10-08 第143回国会 衆議院 本会議 第18号

なお、例えば、現在の我が国の困難な経済状況の中で、有価証券評価につきまして性急に低価法を強制することは、猛烈な信用収縮を招きかねない等の問題もありまして、そうした点を踏まえつつ検討を行っていくことが重要であると考えております。(拍手)     —————————————     〔議長退席、副議長着席

山本幸三

1998-10-08 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号

それじゃ、もう一つ最後に、今新しい破綻処理法律をつくる中で、その資産有価証券銀行が持っている有価証券評価低価法にすべきであるかあるいは原価法にすべきであるかという議論があり、両論併記を言う者あり、あるいは原価法にすべきであると主張する者あり、どちらにも言い分があるわけですけれども、西崎参考人はどうお考えになりますか。

大渕絹子

1998-10-08 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号

先ほど岸参考人低価法原価法との選択お話をちょっとされました。これは非常に大事な問題で、実は私にとってもこれは悩み深い話なのでございます。理屈だけで考えますと、簿価期末時価の低い方で評価する低価法というのは私は理論的だと思いますし、実態を厳密かつ客観的に評価する一つ方法として大変これは説得力のある方法だとは思うんです。    

加納時男

1998-10-08 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号

参考人西崎哲郎君) 仮に原価法をとっても含み損ははっきり出さなきゃいけないわけですし、マーケットはきちっとそれを評価して、つまり低価法、時価による自己資本比率をすぐ計算するわけですね。ですから、マーケットと直結している大手行については私は全く意味がないと思うんです。原価法をとってもマーケット低価法で判断し、時価で判断し、マーケットのアクションを起こすということだと思うんです。  

西崎哲郎

1998-10-06 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号

そこで、例の資本増強策の問題について先ほどは大分熱い議論がございましたが、低価法、原価法に代表される問題でございます。今、私はこの議論にかかわっておりませんのでどこまでいっているのかよくわかりませんが、新聞を読む限りは大分光明が先に見えてきたということで安心しているわけでございますが、私は二つの誤解があるのではないかなと思います、もう大分議論に出てきていることでありますが。  

塩崎恭久

1998-10-06 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号

そのときに、低価法がいいのか原価法がいいのかというような議論がございます。低価法というのは、御存じのように、買ったときには五千円であった、今時価期末で千円であったというときに、五千円ではなくて千円という数字評価をいたしましょうという実態に合ったことでございまして、これが国際会計基準ということと全く合致をしているところでございます。これは先進国でも使われているところでございます。  

西川知雄

1998-10-01 第143回国会 衆議院 予算委員会 第5号

ちなみに、きのうも全銀協の岸会長が、低価法はやめてほしいと自民党に相当働きかけておられるという話を伺ったわけであります。まさに献金をいただいておると、このようなことに対してもやはりしっかり聞いてやろうではないかという気持ちになりかけるのはわかる話でございますので、それこそがモラルハザードだというふうに思います。

鳩山由紀夫

1998-10-01 第143回国会 衆議院 予算委員会 第5号

私は、きょうも株は相当売り込まれているということを考えれば、やはり低価法とかあるいは市場の評価する資産査定、こういったものをしっかりと行って、今まさに大蔵大臣お話をされましたように、金融機関の正直な実力というものをしっかり明らかにしながら、それと同時に過少資本対策をしっかりと手を打つということ、これが大変に大事なことだというふうに思っています。  

鳩山由紀夫

1998-09-29 第143回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号

今、御質問のありました貸し渋りにつきましては、今もお話しありましたけれども、早期是正措置というのがございますけれども、それの運用を弾力化するとか、それから保有株式評価方法の変更、これを低価法から原価法選択することもできるとか、それから三月のいわゆる公的資金注入によります自己資本比率の向上でございますとか、それから、先ほど来御議論になっておられます信用保証協会信用補完制度拡充等措置が講じられてきたところでございます

乾文男

1998-09-04 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第9号

持っております株を売って益出しをする、益出しをすることによって買い戻しますと簿価が非常に高くなる、そういうことの循環を実はやっておりまして、いわば自分の首を絞めるようなことをやっておりましたので、正直を言って、苦肉の策とおっしゃいましたが、そういう言葉が恐らく該当いたしますでしょう、このお互いが首を絞めるような状況を見ておりまして、行政としては原価法ということを、商法のこともございますので、それと低価法

宮澤喜一

1998-09-01 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第6号

そして含み損計算して、つまり低価法計算すると、何と日本銀行資本の部は十四兆六千三百三十四億円から一兆八千百十億円の資本しか残らない。こういう状態に今日本大手行は追い込まれている。体力がここまでなくなっている。こういう現状を深刻に認識すべきではないかと私は思うのですが、いかがですか。

仙谷由人

1998-09-01 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第6号

あらあらであるけれども、このぐらい深刻なんだというのは、十八行を一つ金融機関に見立ててバランスシートを組み直してみれば、低価法というか、実際の財産価格で組み直してみれば、これほど深刻だ、こういうことなんですね。  さらに、もう一つ。今度話の観点が変わりますが、日本銀行オーバーバンキングだとか、あるいはオーバーキャパシティーだとか、こういう言い方をされていますよね。

仙谷由人

1998-08-31 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号

株式評価低価法から原価法に変えられたわけでありますけれども、一番の問題は、長銀が既に破綻をしているのではないかという各界からの疑問があるということでありまして、そこをどうか大野木参考人から、今の財務の状態経営実態について御説明を賜りたいというふうに思います。

村田吉隆

1998-08-27 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第3号

つまり、低価法をとるとそうなるんですよ。銀行として正しい、マーケットの見方として正しい評価をすると、この銀行純資産額はその程度なんですよ。一%でもあれば債務超過じゃないなんて胸を張って言える話ではないんですよ、言っておきますけれども。何で早期是正措置をとらないんですか。ルールに基づいた行政を何でやらないんですか。  

仙谷由人