1955-12-15 第23回国会 参議院 内閣委員会 第7号
それからこの原子力局の構成でございますが、これは政府の考えといたしましては、大体次の通常国会におきまして、一般科学技術につきまして単一の科学技術に関する行政機構を設ける予定にいたしまして、研究を重ねておるわけでございますが、この法案が準備ができまして、さらに通過、成立して、仮に科学技術庁といったようなものが設置されますれば、今回におきます原子力局はこれに吸収するという考えでございます。
それからこの原子力局の構成でございますが、これは政府の考えといたしましては、大体次の通常国会におきまして、一般科学技術につきまして単一の科学技術に関する行政機構を設ける予定にいたしまして、研究を重ねておるわけでございますが、この法案が準備ができまして、さらに通過、成立して、仮に科学技術庁といったようなものが設置されますれば、今回におきます原子力局はこれに吸収するという考えでございます。
次に、また、この原子力の行政と一般科学技術の行政とにつきましては、私たちは、原子力というものは、科学技術の水準が上らなければ原子力の平和利用の発展はない、また、原子力の使用問題も科学技術全般にわたると考えますから、政府が次の国会に提案するといって前国会で言明いたしましたところの科学技術庁の中に原子力の行政というものは当然将来含まれまして、一元的な科学技術行政というものができるものと私は考えておりますけれども
科学技術行政協議会あたりでもいろいろしておられるのをよく存じておりますが、そういうような学術的のことについて相当の権限あたりがありますのですが、これがもつと強く反映するというようなことも、私どものほうだけでなく、一般科学技術者がいたしておる仕事には力強い信念があると思つております。
そうしてほしいままにむだな費用を使うというようなことがしばしばあるのであつて、そのために一般科学技術の研究がおろそかにされるのではないか。また民間の方でも、こういうように国が科学技術の研究に対して、冷淡であるということの結果といたしまして、民間の科学技術研究というものも非常に振わない。主として外国から特許を買つて間に合せるというような傾向にすでになつておるのであります。
文部大臣のお考えになつておられる点でもう二つ深くお伺いしたいのは、大体大学の研究費とか、あるいは一般科学技術というような面でのお考えは、それでよろしいのでありますが、やはり地方の産業を盛んにするということが、私は重大になると思います。そういう点もやはりお考えになつていただかなければ、平衡交付金の中に教育費を十分に盛るというふうなことがおろそかになるのであります。
即ちこの七名の委員の選考に当りましては、先ず文化方面から一人、一般行政面から二人、それから産業方面から一人、電波行政及び科学技術面から一人、一般科学技術面から一人、法曹界関係から一人、こういうような線を分けまして、このうちに当嵌るような人を挙げたつもりであります。委員長の富安さんは、いわゆる文化関係という意味で御推薦を申上げたのであります。