会計検査院では、これはロッキード、グラマン等航空機輸入問題をめぐる問題の調査、会計検査院の検査等に当たっての法の不備、そういうものが事態の真相解明にとってきわめて不十分なものである、こういう趣旨だろうと思うのでありますが、昭和五十四年の四月九日に院法改正案最終要綱が決定されておるわけです。この決定に従って、政府にもその旨、会計検査院法の改正の必要ありということを申し出をしているはずであります。
ここ数年続いたロッキード・グラマン事件や、大平内閣における松野事件など自民党の金権体質は後を絶たず、最近では、政治倫理の確立を強調される鈴木内閣においてすら齋藤前厚生大臣らに対する富士見産婦人科病院の北野献金問題など政治資金にかかわる腐敗には目を覆うものがあり、ますます国民の疑惑を深めております。
ロッキード、グラマン事件から最近の富士見病院の献金問題に至るまで政治資金にかかわる腐敗は後を絶たず、ますます国民の疑惑を深めています。この風潮を一掃するため、金のかからない選挙と日常の政治活動体制を実現することが強く要請されています。 これにこたえるためには、政治資金規正法の抜本改正により資金の質と量を合理的に規制し、明朗なものにして国民の前に明らかにしなければなりません。
○渋谷邦彦君 ロッキード、グラマン、そしてダグラスと、航空機輸入をめぐる疑惑についての調査、もうすでに衆参両院においてさまざまな角度から審議がなされ、そしてまた解決をした案件もありましょうし、依然として疑惑を残したままという状況の中で現在を迎えている。
しかし、これと並行して、当然ロッキード、グラマン、あるいはダグラスの二の舞を踏むような事件は断じて起こしてはならないという責任が当然おありになるだろう。法務省としても、それはただ法律に従って人を裁けばいいのだというだけの問題ではなかろう。
ロッキード、グラマン等々でも幾つかの機種が具体的に挙げられ、内容的にも多くの問題が出されてきているわけでありますが、さっき防衛庁長官が述べられた程度では実際の真相つかめない。少なくともいま私が指摘した問題等についても、かねてから出ておるし、このたびは裁判所の証拠の上でも具体的な指摘としてあるわけですから、当然この種のことは調べてしかるべきではないでしょうか。
一例を挙げますならば、ロッキード、グラマン事件は申すまでもありませんが、去る十月三十一日の参議院安保特別委員会で参考人として脅威対応による防衛力増強を力説した白川元統幕議長は、現在、兵器メーカーの三菱電機の顧問をしており、このように自衛隊の大幹部は軍事産業と大きなかかわりを持っているのが常なのであります。
○矢田部理君 行革の前提といいましょうか、いま一番政治や行政にとって問題にっている視点は、ロッキード、グラマン以来、あるいはKDDや鉄建公団なども含めて政財官の癒着が問題にされてきました。汚職の構造がいろんな角度から摘発をされてきてもおります。
それでも五十年の改正、五十一年度からこれが施行されまして今日に及んだわけでありますが、その規制以後にもいわゆるロッキード、グラマン、ダグラスという大きな問題が世論を沸騰させまして、五十年の改正があったにもかかわらず、相変わらず政治資金に対しては厳しい批判がございます。
そういう点から、私たちは航空機輸入に関する調査特別委員会を引き続き設置をし、そしてロッキード、グラマン、ダグラスすべてにわたっての真相を徹底的に解明をして政治姿勢を正していく、そういうことが国民の負託にこたえる重要な任務だと思うのであります。そういう点で、航空特の設置を強く主張するものであります。 終わります。
ロッキード、グラマン事件に引き続いて、KDD汚職、税理士法買収事件、自民党浜田幸一前代議士の賭博事件など、底知れない政界の腐敗事件について、政界に追及の手は及ばないで幕引きされようとしていることに、国民は言い知れない憤りを感じております。(拍手) KDD事件では、実に五十八億円にも上る巨額の交際費が使われ、国会議員の四分の一に当たる百九十名もの政治家に資金がばらまかれたのであります。
「なんとロッキード・グラマン疑惑ばりの秘密コンサルタントまで現われるようになって、大型店の出店をめぐる調停に大金が乱れ飛びはじめた。全国至るところで燃え上る大型店反対運動の中で一刻も早く開店をと焦るスーパー側が、反対運動を懐柔するために出す「商品街近代化資金」、「地域振興資金」という名目のカネがエスカレート。
これは日商岩井その他いろいろロッキード、グラマンから問題になりましたように、いまの規定では、政府出資の、二分の一ですか、そこまでは入れるけれども、そこから貸した民間企業の検査ができないという仕組みになっておる。それをひとつ拡大してもらいたいということです。これは衆参両院の決算委員会でも決議をされて、そして院法改正が起こってここまできた。ところが、これはいま官房長官預りになっていますね。
まさに検察の威信のかかっている事件だという点で、私はある意味では前の日商岩井、ロッキード、グラマン・ダグラス事件等々と比べて違うところがあるというふうに思うんです。
しかし、私はロッキード、グラマン、ダグラス、ああいうものに比べたら短期においてこれは決着を見ることのできる案件だと思います。この点はいかがですか。
○吉田正雄君 ロッキード、グラマン、ダグラスなどのスキャンダルというものが相次いで発生をしてまいりました。さらに、昨年来公団、公社あるいは各官庁による一連の不正経理事件等が表に出てまいったわけです。そして、国民の多くは、すでに今日のこういう腐敗というものが体質化し構造化しておるということにある程度私はもう絶望感を持っているんじゃないかと思うんですね。
まあ大ざっぱに粗っぽい議論をすれば、何といってもロッキード、グラマン等の問題が起きるのは企業献金に発しておりますので、企業献金の全面禁示というところにメスを入れなければ問題の根本的な解決にはならぬ、こう思います。
第三に、わが国の政治をこれほど汚したロッキード、グラマン、ダグラスなど航空機疑獄の疑惑の航空機の購入に国民の血税を使わなければならない理由は、どこにも見当たらないからであります。 先ほど共産党の態度が二十年前の社会党と同様であると言われましたが、実は軍事費を削減して福祉へ回せという要求は、五年前、そのときの動議は民社党も含めて共通のものだったわけであります。
しかも最近、ロッキード、グラマン事件あるいはKDD事件というようなものがそれにつけ加わって、使途不明金というようなものが一年間に三百億を超えるような額が発見される。しかもそういうものが、先ほどのように二五%ぐらいの調査の中から使途不明金が三百億を超えるというようなことになれば、さっきの論理じゃないけれども、四倍すればこれは使途不明金だけでも千二百億にもなるじゃないか。
いたしておりますが、この種のロッキード、グラマン、ダグラスについては、総理大臣は可能な限り国会の国政調査権に協力をするという協力の範疇に入っておって、かつて予算委員会で児玉譽士夫に関する具体的な資料をお出しになったわけでありますから、その前例を踏まえてさらに後で御答弁を願うことにいたします。
○横山委員 一般論としてでも、国民にこの種のロッキード、グラマン、ダグラスの被疑者の課税状況はどうかということを明らかにすることによって納税者の信頼が得られるのです。当時税務署へ行くと、まあ三月十五日の確定申告もいま迫っておるわけでありますが、何だあんなもの、田中も児玉も脱税しやがって、よう取りもせぬくせに、われわれにだけ何でそうわあわあ言わんならぬということが随所に聞かれたものであります。
最近、ロッキード、グラマンあるいは国際電電その他一連の汚職というのですか疑惑問題が起きておりますが、こういう問題の前には常に政官界工作のためにこういうことが起きるのだという言葉がついておるわけなんですね。一体、政官界工作は何のためにやるのかということを大臣としてはどういうふうに解釈しておられるか。