1975-02-28 第75回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第5号
○杉原説明員 深海底のマンガンノジュールの開発の方式につきましては、昨年のカラカス会議の初めまでは、いま河上先生御指摘になりましたように先進諸国、これはわずか六、七カ国でございますが、技術と資本を持っている国、これが国際機関からは単にライセンスを出せばいいのだ、われわれ先進国企業がこれを掘るのだというような、ライセンス制というものを言っておったわけでございます。
○杉原説明員 深海底のマンガンノジュールの開発の方式につきましては、昨年のカラカス会議の初めまでは、いま河上先生御指摘になりましたように先進諸国、これはわずか六、七カ国でございますが、技術と資本を持っている国、これが国際機関からは単にライセンスを出せばいいのだ、われわれ先進国企業がこれを掘るのだというような、ライセンス制というものを言っておったわけでございます。
第二に、資源エネルギーの安定供給の確保につきましては、鉱物資源等の探査及び採取技術の開発のため、海水希少資源回収技術対策費一億三千二百万円を計上いたしましたのを初め、地熱発電開発調査費八億一千万円、発電用新型炉実用化評価研究費六千三百万円、マンガンノジュール開発等のための経費七億四千七百万円等合計二百三十二億九千三百万円の予算を計上しております。
日本も海洋開発に参加するということはけっこうなことだと思うのでございますが、しかしマンガンノジュールですね、これがいま太平洋を中心にして世界の各海に四千メーターから五千メーターという深いところに大量にあるということ、それをどうして開発していくかということがいま問題になってきていることだと思うのです。通産省から出された資料を私昨日いただきまして、ゆうべずっとこれを読みました。
○政府委員(山形栄治君) いわゆるマンガンノジュールは世界的に分布いたしておるわけでございますが、一番有望だと見られておりますのが北太平洋でございます。その次に南太平洋というようなところがいま非常に有望地点といわれておるわけでございます。
○政府委員(山形栄治君) マンガンノジュールが将来非常に重要であります点につきましては、私もそう思っておるわけでございます。 いま海洋法会議というのが六月二十日からカラカスで第三次の会議を開くわけでございますが、いま先生のお話にありましたように領海問題というのが一つまだきまっておらないわけでございます。
○政府委員(山形栄治君) 深海底には、いわゆるマンガンノジュールというのが多量にいま存在しておると言われておるわけでございまして、マンガンノジュールというのはニッケル、コバルト、銅などの金属を非常に高い品位で含有しているものでございます。
それから、それに関連いたしまして、資源問題でマンガンノジュール、それから燐酸塩団塊などで日本近海でそういう鉱床があるかどうかというお話ですが、燐酸塩団塊につきましてはあまりそういう話を聞いたことがありませんので、まだ知られていないと思います。
○外山政府委員 海洋の鉱物と申しますと、もちろん石油及び天然ガスも入るわけでございますが、いま御指摘のように、金属鉱物に限って申し上げますと、大陸だなの金属鉱物資源という問題と、もう一つは、海底深く蔵しているマンガンノジュール、これはいろいろな貴重な金属のまざった鉱物でございますが、そういったものが海底深く内蔵されている。