2015-04-07 第189回国会 参議院 内閣委員会 第4号
お手元のお配りしたBNCTという資料を見ていただきたいんですけれども、これは筑波大学の熊田教授が作成をした資料でございますけれども、参議院の本会議におきまして決算質疑でも安倍総理に私直接御質問させていただきましたけれども、今この筑波大学が取り組んでいるホウ素中性子捕捉療法、BNCTと言いますけれども、ここ二、三年で実用化できるというように研究開発が進められているわけでございます。
お手元のお配りしたBNCTという資料を見ていただきたいんですけれども、これは筑波大学の熊田教授が作成をした資料でございますけれども、参議院の本会議におきまして決算質疑でも安倍総理に私直接御質問させていただきましたけれども、今この筑波大学が取り組んでいるホウ素中性子捕捉療法、BNCTと言いますけれども、ここ二、三年で実用化できるというように研究開発が進められているわけでございます。
昨年五月に私、視察いたしましたけれども、筑波大学では、ホウ素中性子捕捉療法、BNCT施設として、日本が世界で独走をしております中性子最先端がん治療研究開発拠点を整備いたしております。このような先端医療がん研究等は、成果が上がるまである程度の時間を要するものであります。このBNCTは、ようやく今年から臨床研究、来年から治験を開始する予定となっております。
江口議員が御指摘のホウ素中性子捕捉療法は、その特徴として、再発がんに対しても治療効果が期待されるとともに、がん細胞のみを選択的に破壊するなど、その効果の高さや患者への負担の少なさが期待される開発中の技術の一つとして評価されているものと承知しています。このため、政府としては、この技術の実現に向け、筑波大学などが行う研究開発、実用化の取組を支援してきたところであります。
要するに、ホウ素中性子がん治療装置というのがあるんですね。これは、重粒子線のがん治療装置が三百億掛かる、これを三十億で、しかも、世界の競争から群を抜いてこれは実現化されるということになっているわけですよ。再来年ほぼ実用化されるという。これを九州に、ななつ星で走らせる、一周させると同時に、そういうメディカルツアーというものを考えたら九州もできる。
先ほど冒頭に申し上げましたホウ素中性子がん治療装置ですけど、これはもう絶対に世界がまねできない装置だと。特に加速器については日本しか作れない、日本人にしか作れないんだというようなことを言っておられました。
同時に、二十三年十二月七日の決算委員会で私は、福島県に世界最先端のがん治療拠点を構築するため、再発・進行がんを治療できるホウ素中性子捕捉療法、BNCTというふうに略称で呼ぶんだそうでございますが、エネルギーの低い中性子とホウ素化合物の反応を利用して治療する放射線がん治療の一種だそうでございます。
しかし、中性子の遮へいは、水素が大きな役割を果たしており、ホウ素の濃度にばらつきがあっても全体の安全性には影響はない」、こういうふうにおっしゃっているわけですね。つまりこれは、はかってみたけれどもそういった安全性に問題はないから大丈夫だということをおっしゃっているわけですけれども、じゃ一体この基準というのはどこが決めたんですか。
それからもう一つ「ホウ素濃度の低くなる炉心寿命末期においては負荷追従運転が制限される。」さらにこういうことも言っています。「従来までの基底負荷運転に比較した場合、負荷追従運転方式は運転員の負担も相対的に大であり、安全性の確保にはより広い視点に立脚した技術開発が今後とも必要なことはいうまでもない。」
ちょっとよう聞いておいてほしいんですが、モノシラン、ホスフィン、アルシン、ジボラン、ジクロルシラン、三塩化ホウ素、セレン化水素、四塩化ケイ素、塩化水素、アンモニアという十種類があります。