1954-05-27 第19回国会 参議院 農林委員会 第44号
と申しますのは、そういつた制度を設けまして、これによるバーター制度等を適用いたしますことが却つて合理化を遅れさせる、合理化の意欲を減退させるということも考えられますので、御指摘のようなことはいたさないのであります。
と申しますのは、そういつた制度を設けまして、これによるバーター制度等を適用いたしますことが却つて合理化を遅れさせる、合理化の意欲を減退させるということも考えられますので、御指摘のようなことはいたさないのであります。
それからもう一つここに申添えておきたいことは、この輸出会社が仮にできました際には、御承知のように自主的にメーカーが、長期に亙つて赤字を処理するという建前にいたしておりますが、本法成立の過渡期においては、著しい赤字を生ずる虞れありと考えた場合につきましては、バーター制度で一部損失の補填措置をとらしめたことがあるのであります。
現在もドル地域のうち、いわゆる新市場と申しますか、バーター制度によらなければ輸出振興の困難なような地域につきまして、一部求償貿易制度を採用しておるのでありますが、これをドル地域以外にも拡大をいたしまして、いわゆるオープンアカウント地域でありましても、わが方が非常に輸入超過になつておるというふうな地域につきましては、必要に応じてバーター制度を拡大して参りたいと考えております。
ところが最近海外取引でいろいろバーター制度が実施されれているようであります。
これは東京銀行が率先香港にまで進出しようと努力されておることは大いに多とするのでありますが、銀行側も、最近に日本の条件も幾らかかわりまして、ただいま申し上げましたバーター制度でなしに、フリー・ポンドと申しまして、ポンド・スターリングによつて物を買うという道も開き、現に塩が相当トン数ができ、石炭もでき、いろいろなものができて参ります。
それからまた当時民間貿易によりまして、いわゆるバーター制度が行われましたのは、民間貿易開始後よほどあとのことでございます。従いまして、民間貿易ではなかなか本件を実現することが不可能である。たまたま先ほど申し上げましたように、バーターの履行によりまして、当時滞貨になつておりましたものがはける。
従来香港を通じまして相当支那、或いはその他の南方地方に出ておつたのでありまするが、最近貿易上のバーター制度等の関係で、一部少しく只今輸出量も減つておるのでありまするが、将来中共貿易が全面的に行われます場合には、相当この椎茸という物が外貨獲得には非常な働きをなすのではないか。そういう考を持ちまして増産に努めておるわけであります。
そこでまずドル不足ということを前提として考えてみる場合において、われわれは今日各國がやつておるように、おのおのバーター制度による貿易協定を実施して行かなければならない。そういう意味合いにおいてわれわれは最近中南米八箇國との間に貿易協定を締結しております。また同時に、西独との間にも新しく二千万ドルの貿易協定を結んだ。あるいはフインランドとの間に千五百万ドルの貿易協定を結んだ。