1975-02-25 第75回国会 参議院 外務委員会 第5号
○説明員(佐々淳行君) 警察の体制でございますが、ただいま運輸省から御説明がございましたとおり、四十八年の八月の総理府におきますハイジャック等防止対策連絡会議に基づきまして、現在全国約六十港の空港に警察官五百名を配備をいたしまして、警戒に当たっております。
○説明員(佐々淳行君) 警察の体制でございますが、ただいま運輸省から御説明がございましたとおり、四十八年の八月の総理府におきますハイジャック等防止対策連絡会議に基づきまして、現在全国約六十港の空港に警察官五百名を配備をいたしまして、警戒に当たっております。
ハイジャック対策は、御承知のとおり、四十五年の「よど号」、それから四十八年の事件のドバイ、あれを経験しまして、特に四十八年には総理府に関係官庁集まっていただきまして、ハイジャック等防止対策要項というものをきめていただきまして、閣議の了解をいただいたわけです。
委員会におきましては、ハイジャック関係条約と国内法の整備にかかわる諸問題、ハイジャック等防止対策の現状と今後の措置等の問題が取り上げられ、熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録により御承知願います。 質疑を終了し、別に討論なく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○神沢浄君 それでは次にお聞きしておきたいと思いますのはハイジャック防止対策についてでありますが、これは四十八年の八月二十九日のハイジャック等防止対策連絡会議というところでもって決定をされております「ハイジャック等防止対策要綱」、これは私なども一応読ましていただいております。そこで問題は、この要綱に基づいて現在実際にどのように対策が講じられているか、こういう点をひとつ説明を受けたいと思うんです。
○黒住忠行君 昨年の八月二十九日に「ハイジャック等防止対策要綱」が決定をされまして、いろいろ項目があります。その中に「国内法整備によるモントリオール条約への加入の促進」ということも触れられておるわけでございますが、この要綱の実施につきまして格段の努力をしていただいておると思うわけでございますけれども、予定どおりこれが実施されておるものかどうか、ひとつこれは御説明いただきたいと思います。
○政府委員(大蔵公雄君) 税関が全くハイジャックに関して無関係なわけではございませんで、総理府に、現在、四十八年の八月でございましたか、ハイジャック等防止対策連絡会議が設けられまして、この構成メンバーとして税関もなっているわけでございます。
○寺井政府委員 ただいま先生御指摘のように、この種のハイジャックが発生いたします可能性というものが今後ともございますので、私どもといたしましては、ハイジャック防止緊急対策会議が政府部内に設立せられまして、ここで決定されましたハイジャック等防止対策要綱に基づきまして、ハイジャック防止に対します措置を講じてきておる次第でございます。
さらに、いま申し上げました上記の決定の趣旨に沿いまして、八月一日にハイジャック等防止対策連絡会議、これは総理府の総務副長官を議長といたしまして、内閣総理大臣官房審議室長、それから警察庁の警備局長、それから法務省の入国管理局長、それから外務省の大臣官房長、それから私――運輸省の航空局長で構成されております――の第一回の会合が開催されました。
同時に、ハイジャック事件の未然防止のため、八月一日、総理府に設置されたハイジャック等防止対策連絡会議等において、ハイジャック事件防止のきめ手である武器の機内持ち込みの防止のため行なう手荷物検査の徹底について、エックス線透視検査装置及び高性能の新型金属探知器を少なくともジェット機運航空港に、十六空港ありますが、早急に整備するよう提案し、さらに、空港諸施設における監視、警備体制の強化、危険人物の出国の抑制