2000-05-10 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
しかし、目的とするところは、先生も御指摘のように、しっかりとしたターミナルオペレーターがそれぞれの港をちゃんと管理するという形に将来は持っていけるものと思っているところでございます。
しかし、目的とするところは、先生も御指摘のように、しっかりとしたターミナルオペレーターがそれぞれの港をちゃんと管理するという形に将来は持っていけるものと思っているところでございます。
今回の法改正でも、労働者の最低保有基準の引き上げあるいは事業協同組合化の推進といったことによって事業の拡大を図りたいという方向性は見えますけれども、他国と比べまして、運送事業自体をターミナルオペレーターのような規模の事業者にまで育てるといったところまではまだ踏み込んでいないのではないかというふうに感じられる次第でございます。
また、港湾運送事業者の将来像に関しましても、集約・協業化を進め、波動性等に対応できるような経営基盤を確立するとともに、従来の労務供給的事業から脱皮して、みずからコンテナターミナルを借り受けるターミナルオペレーターとして多くの船会社、荷主の荷物を扱うなど積極的に事業の展開を図るようになることが望ましいと考えております。
第二点は、最近における港湾の変貌、それから技術革新の進展を考えると、今回の改正点である船内それから沿岸の統合及び先ほど申されました統括管理基盤、いわゆるターミナルオペレーターの基盤の創設は、むしろ遅きに失したと考えるというような御意見もあったと思うのでございますけれども、この点につきましてもう少し詳しく聞かせていただけたらとこう思うわけでございますが、この二点をよろしくお願いしたいと思います。
近代的なターミナル・オペレーターといいますか、こういう関係について、これもまた中小企業と同じように、今日何ら法律的、さらには財政的に助成をしていくというようなものはあまり私は見当たらないのではないか。全くないとは言いませんよ。
それから第二点といたしましては、現在、港湾におきまして、いわゆる新しい近代的な埠頭が建設されておりますが、この埠頭における港湾運送がどのような形が一番合理的であるか、たとえばターミナルオペレーターというようなことが問題になっておりますが、こういった新しい埠頭における港湾運送機能の改善についての具体的な方策を御審議願いたい。
それから第三点は、新しくできました埠頭におきましては、一貫して作業を行なうという見地から、欧米等で行なわれておりますような埠頭業、ターミナル・オペレーターというようなことばで呼ばれておりますが、そういうものの形はどういうものがいいのか。
○佐藤(肇)政府委員 ロンドンで申しますと、ロンドンポートオーソリティーが大体直営でございまして、ロンドンポートオーソリティーのドックマスターというのがターミナルオペレーターをやっておる、かように考えていいと思います。
そこで、ひとつ設置法そのものについて承っておきたいのは、ターミナルオペレーターということばがございますね。ターミナルオペレーターの導入ということが考えられているように見受けられるのですが、まず二つに分けまして、ターミナルオペレーターと言っているものは一体何だ。それから外国でターミナルオペレーターなるものの解釈が、あるいは形が多少ずつ違いがあるように私は思う。
もう一つは、近代的埠頭業、通常ターミナル・オペレーターといわれておるわけでございますが、これは埠頭を一貫して運営するという業でございます。こういう新しい事業が確立できるように、法的な裏づけ、それから助成の方法、こういうものを研究したい、かように思っておるわけでございます。
○政府委員(佐藤肇君) この集約化といいますか、そういう上屋をどういうように運営していったらいいか、それについてどういう方策を立てるかということでございますが、先ほど申し上げましたような、本船の速発に役立つような、貨物を集めて、しかも公共性を失わない、こういうものは、諸外国でいわれているターミナル、オペレーターという名前で呼ばれるものではないかと思うんです。
次は第五番目の点でございますが、これは貨物定期航路事業におきまして、不公正な競争をしないということを確保いたしておるのでございますが、その両端における運送取扱業者及びいわゆるターミナル・オペレーターの間においてこれを拘束しておかないというと、その間における不当競争によりまして、結局定期航路事業者のほうにおいても、定期航路事業者を通しての運賃諸掛りに不当競争ということが起り得る余地がございますので、海上運送取扱業又
そういう意味におきまして、日本の港湾運送業者というのは、最近では沿岸荷役、船内荷役を含めたいわゆるターミナル・オペレーターもなきにしもあらずでございますが、やはりはしけ業者を中心といたしまして、船内荷役業、沿岸荷役業がこれに結びついて、港湾運送業というものの形をつくつているようでございます。