1990-04-26 第118回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
その中の九カ所から挙げますけれども、殺虫剤関係でスミチオン、ダイアジノン、殺菌剤としてイソプロチオラン、さらには除草剤としてオキサジアゾンとか、こういった物質が一応全部検査の結果出てきている。他の結局残った約九十ゴルフ場にももっとひどい濃度のものもあるかもしれませんし、同時に同じのもあるかもしれませんし、別のもあるかもしれません。
その中の九カ所から挙げますけれども、殺虫剤関係でスミチオン、ダイアジノン、殺菌剤としてイソプロチオラン、さらには除草剤としてオキサジアゾンとか、こういった物質が一応全部検査の結果出てきている。他の結局残った約九十ゴルフ場にももっとひどい濃度のものもあるかもしれませんし、同時に同じのもあるかもしれませんし、別のもあるかもしれません。
オーストラリアからはスミチオンが六・四一とマラチオンは三・六四Ppmが出ておる。これは基準以上ではないですか。現実に出ておるわけです。
スミチオンのことですね。あるいは輸入かんきつ類に食品添加物として指定されているOPP、TBZが東京都立衛生研究所の研究では発がん性及び催奇形性があることが確認されている。これらについてどういうふうな対応をなさいましたか。
そこでそれを分析してみますと、マラソンやスミチオン、これが残留農薬として入ってきている。それはアメリカから輸入してくるときにパナマ運河をずっと通ってくる、高温多湿地帯で来るときにどうしてもこういったようなものを使わないとカビが生えたりして商品価値がなくなる。人間が食べる場合にはこれは精白しますから上についているものはある程度取れるでしょうけれども、猿にはそのままやる。
ところが、平常の状態ではマラソンとスミチオンについては検査は実施していないという。「高濃度のマラソンやスミチオンがふりかけたまま入ってきても、フリーパスで入れるわけか?」と聞いたら、「現状ではそうです。うちの課の仕事としては規制がないから取り締まりようがない」 規制にあたるのは同じ厚生省の隣の課、食品化学課である。担当技官は告白する。「確かに規制がないのはおかしいと思う。
今お尋ねの毒物を混入させた食品を流通経路に置いたというような事件というふうにその状況を絞ってみますと、これは九件発生しておりまして、そのうち四件を検挙しておるということでありまして、例えば形態としましてはことしの一月の二十四日に横浜市内でありました事件でございますが、スーパー等十カ所にスミチオン入りチョコレートを十数個ばらまいた、そして製菓会社に数千万円を要求した、こういうような事件がありまして、これは
これまでに検挙した事例で見てみますと、昭和六十年九月に東京都内で発生しておりました事件でありますが、ギャラリーの社長と女性店長の二人に青酸カリ入りコーヒーを飲ませて殺害しようとしたそのギャラリーの女店員を検挙した事例、あるいは同年十月に京都府で小学校に侵入しまして児童の水筒や職員室のやかんにパラコートを含有する除草剤を混入した女性を検挙した事例、同じく六十年十一月に香川県で発生しました内縁の夫にスミチオン
、私ども食糧庁といたしましても、安全性の重要性にかんがみまして、輸入時にサンプルを抽出して残留状況の調査をいたしておりますが、これにつきましては、農薬といたしましては臭素、EDB、それから有機塩素剤のBHC、DDT、ディルドリン、エンドリン、それから有機燐剤のパラチオン、こういったものにつきまして国内基準がそれぞれ定められておりますので、それを基準にいたしまして検査をいたしておりますし、そのほかスミチオン
○説明員(大澤進君) 私ども一九八〇年に国立衛生試験所で輸入小麦等について農薬の残留状況をチェックして発表しているのを承知しておりますが、そういう状況もありますので、従来は先ほど農水省さんの方からも御説明がありましたが、我が国における小麦についての農薬の基準が定められておりますが、それ以外のマラチオンあるいはスミチオン、こういうものにつきましてもチェックの必要があるということで検査の指示をしているところでございます
国内については確かに基準を設定してチェックしているわけでございますが、マラチオンあるいはスミチオンにつきましては、現在日本には基準は設定しておりません。そこで、ただ使用の可能性があるということから輸出国で使用されている可能性のある農薬については、FAO、WHOが基準を示しておりますが、それを参考にしてチェックの指示をしている、こういう状況でございます。
そこで出てくるのではないかということで、いろいろと解剖して調べてくれと言ったら、マラソンという農薬、スミチオンという農薬、これらが随分出てきたというんですね。スミチオンというのは六・四PPM、マラソンというのは三・六六PPM、こういう残留度というものが体内から検出をされた。ところがいまだに原因がわからぬのです。なぜかというと金を出さぬからであります。
御指摘のスミチオンとかマラソン等を含めまして残留農薬基準につきましては、関係省などの協力を得ながら今後農薬残留実態等の把握に努めまして、国際基準等を踏まえながら規格基準の拡充を図っていきたいという考えでございます。
○及川順郎君 今出ておりましたマツノザイセンチュウ、マダラカミキリに対する対応として、先ほど安全性ということで話題にいたしましたヘリコプターによるスミチオンの空中散布が、正常な森林の生態を破壊し、天敵までも消滅させていると。この指摘に対しては今までどのような認識を持ち、どのような研究をされ、そして対策を立ててこられたか、この点をまずお伺いしておきたいと思います。
次は、空中散布についてでありますが、これはカナダのナショナル・リサーチ・カウンシルでフェニトロチオン、つまりスミチオンについて百七十ページにも及ぶ報告書を出しておりまして、そしてさらにそのカナダのニューフランスウィック州のスミチオンの空中散布について、らい症候群と関係があるのではないかという疑いの声が上がって、それに対して正式な委員会を組んで報告書が提出をされております。
○政府委員(浜口義曠君) ただいま先生のお話のカナダのニュープランズウィックにおきますスミチオンの空中散布の問題、それに関連いたしまして、らい症候群との関連があるのではないかという検討が行われたということについて、先生御指摘の資料も私読ませていただきましたし、この点についての概要は承知をしております。
御指摘のセビモールあるいはスミチオンというような松くい虫に用いられます農薬でございますが、これまで私どもが入手いたしました急性毒性データ——これは私ども毒性の程度に応じまして、比較的毒性の強いものについては毒物、それから比較的毒性の弱いものについては劇物、さらに普通物、こういう仕分けをして規制をしているわけでございますが、これまで私どもが入手いたしましたこの二剤の、これは主としていわゆる半数致死量、
○水谷委員 毒性等については、スミチオン、セビモール、NACそのものが毒性を持っているのはどなたも否定はされないわけで、ただそれが希釈され、そして限定されたところに安全に散布されるから、人体には、またほかのものには影響がない。これは縛りがいっぱいあって毒性が発現されないということでありまして、その縛りが本当に現場で行われているかいないかということが一番大事になるのであります。
そこで、空中散布に使用されますスミチオンあるいはセビモールでありますけれども、五年前の審議でもその毒性に対して懸念を表明させていただいたわけでありますが、今日に至ってもその懸念は消えているわけじゃございません。
そして、これは横浜国立大学の環境基礎工学研究室の加藤先生たちが研究をしておられるデータですけれども、クロルピクリン、PCNB、スミチオンなどの農薬について調査をされております。これらの農薬は、御存じのとおり、いずれも発がん性や遺伝子を変異させる性質を持つ。中でもクロルピクリンは、その猛毒性から、毒ガス兵器として使用されたこともあるという非常に恐しい薬ですね。
○丸谷金保君 最初に、予算に関連したことで御質問申し上げたいんですが、昨年、私は農薬の基準がないものがたくさんあるということで、マラソンとかスミチオン、これはどうなっているんだと厚生省の食品保健課に質問したんです。これに対して、基準がないから取り締まりができない。そしてその理由として、確かに基準がないのは、私はそれはおかしいと言いましたら、こう言っているんです。
具体的なことでお聞きしたいのですけれども、スミチオン、これは商品名だそうですが、フェニトロチオンですね。この問題でお聞きしたいのですが、厚生省の農薬残留基準によれば〇・二ppmとなっています。ところが、国際基準によりますと一〇ppmということになっているのです。だけれども、これは当然国内の基準に準拠して行われるだろうと思うのですが、具体的にどうですか。
有害とされるスミチオンだとかマラソン、こういった農薬については、日本の場合は国内に輸入された後は使っていない、こういうことですけれども、輸出国では当然これは貯蔵中に使われておる。国内に入りますと、メチルブロマイドというものが使われておるというふうに聞くわけですけれども、この点は事実かどうかお尋ねをしたいと思います。
私も本会議でやりましたけれども、マラソンやスミチオン、こういうものは基準がないから調べられないし、基準をつくるのも二人じゃどうにもならぬ。どうにもならぬと言われても、それじゃ大変無責任じゃないか。そんなことを言ったら怒られるかしらぬけれども、とてもできる仕組みじゃない。添加物、食品関係、ワインに限らず、これらについては一事が万事、こういうような厚生の行政なんです。
また、アメリカだけでなく、日本でも昨年、愛知県はアメリカから輸入した小麦に日本のお米の数十倍のスミチオンあるいはマラソン、これらの含有量があることを報告しております。淡路島の猿の奇形児、それから牛乳からも汚染された薬品が出る。
スミチオン及びNACについて申し上げますと、いろんな試験の結果によりまして、発がん性及び催奇形性はもちろん認められておりませんし、それから、食品中の残留基準という点につきましても、スミチオンが〇・二ppm、NACが一・〇ppmと設定されておりまして、通常の使用によりましてこのような残留が出るということはまずないという、そういう農薬でございます。
そういったことで、いろいろな人からこのスミチオンの毒性については指摘されているわけです。人体に与える影響については北里大学の石川哲先生、徳島大学の三井幸彦先生、田村修先生、こういう先生方からたびたび指摘されております。 私の手元にもいろいろ資料があるんですけれども、この資料から二、三点述べてみたいと思います。
○鶴岡洋君 次に、薬剤についてお伺いしたいんですが、この問題もいままでいろいろ論議されてまいりましたスミチオン、それとNAC、セビモール、これはFAO、それからWHO——世界保健機構、すでに国際的に評価された農薬である、こういうふうに言われておるわけでございますけれども、スミチオンとNACの毒性、それから残留性、もう一度農林水産省としての見解をお伺いしたいと思います。
○村沢牧君 次に、環境庁に尋ねますが、マツクイムシ対策として散布する薬剤はスミチオン、セビモールでありますけれども、これが自然環境や生活環境あるいは生態系に及ぼす影響は、環境庁としてはどういうふうに考えているのか。また、今日までこの薬剤散布によって被害が発生したようなことはなかったのかどうか。
○鶴岡洋君 スミチオンの薬剤散布でございますけども、この効果っていいますか、二週間とか三週間とか、こう言われますけども、林野庁の方ではどういうふうに、どのぐらいの期間効果がある、このように思っておりますか。
○鈴木説明員 この地域につきましては、本年の二月二十日に林野庁にスミチオン空散に反対する住民の会伊藤さん外三名の方がおいでになりまして、特別防除を中止してもらいたいというお話がございました。
○管原説明員 まず第一点の視力障害の点でございますが、これは説がいろいろございまして、いまお話のございましたように、ある先生はそういうような視力障害があるというようなことも発表されておるわけでございますが、他方、それと共同研究をされた先生、また、その多数の人々がそういうような視力障害を訴えたというようなところを診察された大学の先生等は、これはスミチオンの障害によるものであると特定できるものではないというような
スミチオンの問題がいま出ておりますので、地元の意向等は十分聞いて対処していただきたい、こう思うのです。
空中散布に使われるスミチオンやセビモール、これは低毒性であるというふうに言われております。しかしながら、これはきのう参考人がおいでになったときにも私は話をしたわけでありますが、その低毒性云々というのは急性毒性に限ったことであり、慢性毒性については疑念が消えてない、こういうことであります。事実スミチオンには催奇形性あるいは遅延神経毒性といいますか、こういうものがある。
○金光参考人 農薬のスミチオンの毒性につきまして私はよくわかりませんので、これは農薬の専門の方それから国立林業試験場その他の諸機関で検定されておりまして、これにつきまして慢性毒性がどんなものかということについては私御返答できません。
それから、三年というのが五年、八年続いた場合の自然生態系に及ぼす影響はどうかというような御質問ですが、スミチオンは比較的早く分解いたしますので、それを現在のところ年二回ということであれば、それが数カ月の間には全部分解してしまいまして、環境の中には残らないで、それからいろいろなお配りされている調書の中に林野庁でこの五カ年間やられたいろいろな生態系に対する影響が出ておると思いますが、それでもまいてからしばらくたつともとに
スミチオンが低毒性だというのに吐き気その他の中毒が起こっているじゃないかというふうに御指摘でございますが、確かに農薬の場合、低毒性といいますのは、ほかの農薬に比べて毒性が低いということでございまして、全然毒性がないというわけではございません。というのは、何といいましても虫を殺したり草を枯らしたり菌を殺したりするわけですから、毒性がないというような農薬というのはほとんどないと思います。