2006-12-07 第165回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
したがって、この間に貸金業者にあっては利息制限法以下の金利で新たなビジネスモデルを構築をしてもらう、より精緻なスコアリングモデルを開発してもらってやっていくことになるんだろうと思います。一方、総量規制を導入をいたしますと貸倒れコストは相当圧縮されると考えます。こうしたことから、株価の変動につきましては、御指摘のような問題から市場への悪影響が生じるとは考えておりません。
したがって、この間に貸金業者にあっては利息制限法以下の金利で新たなビジネスモデルを構築をしてもらう、より精緻なスコアリングモデルを開発してもらってやっていくことになるんだろうと思います。一方、総量規制を導入をいたしますと貸倒れコストは相当圧縮されると考えます。こうしたことから、株価の変動につきましては、御指摘のような問題から市場への悪影響が生じるとは考えておりません。
いずれにしても、こういった無担保、無保証融資のスコアリングモデルがまだ十分なものではないのではないかと思うんですね。より精緻なスコアリングモデルを構築してくれれば、もっと安い金利で借りられる人たちが実はたくさんいると思うんですよ。そういう人たちも二〇%を超えた金利で相変わらず借りなきゃいけないというところが問題ではなかろうかと思っております。
スコアリングモデル融資というのが恐らくもっと活発になっていくんだろうと思うんですが、残念ながら、まだ精緻なスコアリングモデルができていないんだろうと思うんです。したがって、銀行業界の方も非常に二の足を踏んでいますし、一〇%前後ぐらいのキャッシングが非常にまだ不活発ではなかろうかと思います。
担保や保証に過度に依存しない融資、これ総理が言っておられて、これ金融庁も前から目指しているものなんですから、結構実績ができてきまして、秋元先生よく御存じだと思うんですけれども、例えばスコアリングモデル、キャッシュフローを評価して、キャッシュフローに応じて融資額を設定していこうと、不動産や有価証券の担保だけじゃなくて、その企業が生み出すキャッシュフローを評価していこうというやり方も、今、結構日本じゅうで
あと、キャッシュフローに注目したやり方としてはスコアリングモデルですとかABLですとか、そういうのも全国で結構事例が出てきまして、融資額も結構増えてきているんですね。それしっかりフォローしていますんで、そういうものをしっかり検討して、できる限りの取組はやっていきたいと思います。
御指摘のクイックローン、すなわちスコアリングモデルを活用した融資商品の貸出し実行額でございますが、主要四行、これはみずほ銀行、旧東京三菱銀行、旧UFJ銀行、三井住友銀行につきまして、平成十五年度は約一兆五千二百億円、平成十六年度は約三兆百億円、平成十七年度上半期は約一兆七千五百億円というふうに承知してございます。
具体的に申しますと、これは、従来からございました担保主義から脱却をいたしまして、クレジットスコアリングモデルを活用いたしました中小企業向けの無担保そして第三者保証なしの融資商品でございました。これを開発いたしまして、積極的に御融資を行うことで中小企業の皆様のお手伝いをさせていただいてまいりました。
そういった意味で、私ども、大変経済が厳しかった二〇〇二年から、無担保無保証の中小企業向けの貸し金を始めまして、当時としては画期的だったと言われておりますけれども、スコアリングモデルを使いましてやってきております。これが現在一兆七千億まで来ておりまして、そういった意味での中小企業への金融の血流を常にスムーズに流れるような形で、努力を引き続きしてまいりたいというふうに考えております。
ですから、その町に、例えばリレーションシップバンキングを中心とする信組がある、信金がある、そして商工中金のような、まさに中小企業に融資するのを使命とした銀行がある、そして、例えばスコアリングモデルをベースとした大企業のサービスを今度は代理店で受けられる。中小企業の側が、みずからの企業リスクに応じて、これから取り組もうという事業の収益性を勘案して組み合わせていくというのが極めて大事なんですね。
そういう意味では、リレーションシップバンキングではなくもう一つの行い方、トランザクションバンキングと一般に言われていますが、特にその中でもスコアリングモデル、スコアをつけて、自動審査的な要素を重視して貸し出す、こういった方法にならざるを得ない。これは従来から消費者ローン等では行われているやり方でございますが、こういったスコアリングモデルにならざるを得ない。
それから、最後、四つ目に、担保、保証に過度に依存しない融資など新しい中小企業金融の手法への取組という分野でございますけれども、この分野におきましては、スコアリングモデルであるとか、あるいは財務制限条項、コベナンツを活用した融資への取組といったことが全体として進んできております。
○政府参考人(佐藤隆文君) 全体を単純に足し上げるのはなかなか難しいわけでございますけれども、先ほどの例の中で、例えばスコアリングモデルを活用した商品による融資というのは数字を申し上げませんでしたので付け加えさせていただきますと、この一年半で二十二万二千件、金額にいたしまして二兆百十八億円といった実績が出てきております。
今のお話にもありましたいわゆるスコアリングモデルに関する取組、これも非常に有意義な取組だと思っております。信用リスクデータとか、いろんな指標をたくさん入れていって、しっかり分析をしていくということであろうと思います。
このアクションプログラムの中で、先般、六月の三十日に公表を行いました平成十五年度の進捗状況を見ますと、機能強化計画ということで、地銀及び第二地銀の約七割が信用格付モデル、いわゆるスコアリングモデルという形の活用に取り組んでいるところでございます。中小企業金融の円滑に向けた新しい動きがここで確認をされるわけであります。
このような取組の結果といたしまして、リレーションシップバンキングの機能強化計画を提出した約八割の金融機関が、ローンレビューの徹底や、あるいはスコアリングモデルの活用により、不動産担保、個人保証に過度に依存しない融資を促進することといたしておりまして、また主要行におきましても、四大グループのすべてが中小企業向けのスピード審査による無担保、第三者保証不要の新たな融資商品を開発をして、そして各商品での貸出
現実問題として、我々もこのリレーションシップバンキングのアクションプログラム等々の中でスコアリングモデルの活用等の取り組みも要請するというふうにしておりまして、これはまさに私はコインの両面であると思っております。
こうしたことの結果もありまして、このリレーションシップバンキングの機能強化計画を提出した金融機関、六百を超える金融機関のうちの約八割の金融機関が、ローンレビューの徹底でありますとかスコアリングモデルの活用によって、個人保証、不動産担保に過度に依存しない融資を促進するというふうにしている。
具体的には、各金融機関が提出をした機能強化計画に基づいて、ローンレビューの徹底やあるいは財務制限条項、スコアリングモデルというものを活用し、それを通じることによって担保や保証に過度に依存しない適切な融資を促進をすると、そういう体制が整備されているかどうかと、こういう点に着目をいたしまして、半期ごとにその実施状況をフォローアップすることといたしているところでございます。
去年の八月に、六百を超える日本の地域機関、中小金融機関すべてに報告を求めまして調べましたところ、日本の地域金融機関のうちの八割が、現在の時点で、担保に頼らない融資を拡張する、具体的には、スコアリングモデルといいますか、いろいろな評価を非常に早く行ってそれでしっかり対応していくような、そういう取り組みを既に始めている。これはやはり前向きの動きであると思っております。
私どもは、中堅・中小企業向け、主として中小企業向けに、無担保そして第三者保証の不要な融資をクレジットスコアリングモデルによりまして判定いたしますビジネスモデルを開発いたしました。この春から皆さんに御利用をいただいております。これなどは非常に好評を博しておりまして、上期だけで一万七千社、約五千億円の融資をさせていただきました。これが一例でございます。