1986-05-14 第104回国会 衆議院 外務委員会 第13号
あるいは航空機料金をどの程度コンペティティブにして、そして実勢といいますか、割高でないようなシステムをどうつくり上げるか、そのようなこととか、いろいろな方策が環境づくりにもあろうかなというふうに思っておりますけれども、具体的には基地の問題は余り考えたことがございませんので、印象的なお答えで恐縮でございます。
あるいは航空機料金をどの程度コンペティティブにして、そして実勢といいますか、割高でないようなシステムをどうつくり上げるか、そのようなこととか、いろいろな方策が環境づくりにもあろうかなというふうに思っておりますけれども、具体的には基地の問題は余り考えたことがございませんので、印象的なお答えで恐縮でございます。
最近は、農業も十分に競争力を持ちなさい、ほかの国の農業に対してコンペティティブになりなさいという立論がなされております。それはよく存じております。しかし、私はそういう立論がありながらも、国がまずなすべきことは、国民を食わせる、国民の食糧というものの十分な補給が常にできるという政策、これが農政の基本になるのだというふうに思っているのですが、いかがでございましょう。
その当時の試算では、例えば重油の値段が三倍になった場合には、そういう環境のもとでは恐らく原子力は、今船舶炉のコストというものがございますけれども、そういう技術が進歩をするということをあわせ考えると、その時点には原子力船がコンペティティブに使える状況であるであろうという推定を船主協会としてしたことがございます。
石油にかわって新エネルギーの導入ということになりますので、そういう意味でコストの面、これが昭和六十五年に実際にどの程度、市場にコンペティティブな形で参加できるかということになりますと、現在の石油価格の動向その他から考えますと、現在の研究開発段階では、市場に出てくるものがどうしても少ない、こういうことで現実的な見方をして数字が非常に小さくなったわけでございます。
これはそういう諸般の事情でなっておりますが、ただ、日本の場合には、石油依存度を脱却するためには、当面原子力、これは非常に大事でございますし、実際にこれは価格の面でも、コストの面でもコンペティティブなわけでございますが、将来のエネルギーの供給構造としては、新エネルギーに依存することが大きくなるであろうし、またそうならなければならぬという政策のもとに対策を進めておるわけでございます。
現在エネルギー全体の立場からいたしますと、これがいつの段階で実用段階に持っていくかというのはなかなかむずかしいわけですし、特にコストとの関係から申し上げますと、石油価格との関係、これにコンペティティブな価格になってくるということが大事でございますが、そういういろいろの事情がございますので、いつごろをめどにこれを実用化するかというのはなかなかむずかしいわけでございますが、少なくも一九九〇年代前後には実用化
そこで、あくまでもつくったものが日本にコンペティティブに、つまり競争力のある値段で入らなければいけないのですから、その辺、フレートを助成するなり何か思い切った措置をとりませんと、とてもこの多元化は不可能だと私は思います。
IEAのランツケ事務局長も、石炭は油と違った世界マーケットであるから、そこにおけるコンペティティブな価格が形成されなければならぬ。そのためにさらにIEAに石炭会議をつくって、その政策提言を仰ごうということで、石炭産業諮問会議というのが今回つくられまして、四月下旬にはその会議が持たれることになっておるわけでございます。
詳細は省略いたしますが、たとえば石油に直接かわるようなオイルシェールとかオイルサンドにいたしましても、当時は原油の価格が十ドルになれば十分コンペティティブになるということで開発が進むという予測がされましたけれども、始めてみるといろいろ経済的あるいは経済外的な困難性がふえてきまして、いまだに実用化にはほど遠いということがいろいろの点にございまして、思うほど価格効果が効かない。
○宮内参考人 FOB価格に関する限りは、もし品質が同一であるならば、国際価格というものはやはりコンペティティブということが原則でございますので、そんなに差異がないはずでございます。この点は産油国も、その値段の維持ということを一九六〇年代を通じて非常に強く要求しておりましたので、そうめちゃくちゃな値段でFOB価格を売り出すというわけにはまいりません。——それでよろしゅうございましょうか。
重油でございますと、なかなか経費が高くなるとむずかしいことはありますけれども、まだわれわれのところはたく量はたいしたことございませんので、重油混焼で現在やっておりますが、これは石炭のほうは海外のものに関してはコンペティティブであれば絶対にいかぬという理屈はないと思うのでございますけれども、現実問題としては非常に——せいぜい一カ所で百万トンくらいのものでございますから、それにどれくらいまぜるか、三池炭
したがいまして、その運賃の高くなる分を日本側が負担する、こういう原則を立てなければ、コンペティティブにならない、こういうことであります。この点は、その船の配船のしかたに一つ知恵のしぼり方があるわけでございます。ヨーロッパとそれからいまのナイジェリアと中東と日本を結びまして、まずナイジェリアの油を日本へ持ってまいります。それから日本からペルシャ湾にから船が参ります。
非常な片貿易になっておる国につきましては、片貿易の是正のためにいろいろな経済協力、技術協力その他をかましまして、先方の理解を得るようには努力いたしておりますが、何さま日本の貿易体制は御承知のように自由貿易体制でございまして、各貿易主体がコンペティティブなベースで商談をまとめておるわけでございまして、政府がその商談の中身に介入する道は武藤先生御承知のようにないわけでございます。
積み地での引き取りは、現状ベースでは積み地の石炭価格というのは重油とコンペティティブであるという考え方から、これについての価格差補給をいたしておらないわけでございます。
御承知のように、石炭産業の経理事情からいっても、石炭価格を下げて重油とコンペティティブにするかという問題が一つございますが、これとても、昨年の九月に石油の生産調整が撤廃せられまして、キロリットル当たり六百円から八百円程度の石油の値下がりがあった今日におきまして、なかなかこれに追いつくということは困難なことでございます。
プルーブンタイプの原子力発電が新鋭火力とコンペティティブとなりますれば、一キロワット当たりの燃料費はコンベンショナルの火力に対しましてほぼ半分でこと足りるのであります。イタリアの原子力委員会の報告にもその点が力説されております。火力も原子力発電もその燃料を同様に海外に仰がなければならないといたしますれば、原子力発電の場合は、発電に要する燃料の海外依存度は火力の場合の半分で済むことになります。
この限りの生産的な仕事では、まだ国際的にコンペティティブな値段で生産するということはできておらないと考えます。
したがって、現在行なっているLT協定下の貿易等にいたしましても、非常に厳密に民間ベースで輸入計画というものを立てて、コンペティティブな価格で、品質で、必要なものを入れるということでございまして、現在の共産圏貿易が非常に顕著な伸び方を見ないというのは、むしろ輸出能力に限界があるからでございます。
したがいまして、価格において、品質においてコンペティティブであれば、共産圏であろうと、原材料をいただくのに少しも差しつかえないのではないかと思っております。いま対共産圏貿易を中国も含めて制約しておるものは何かといえば、むしろ共産圏側の輸出能力の問題だと思います。これはいまの段階で私はそう思います。だんだん経済が発展してまいりましてコンペティティブになってまいりますればわかりませんけれども。
コンペティティブ・コーエギジステンスといわれておるわけなんで、私は大いに競争をしていいと思うのでございます。それを別にはばむ必要はちっともないと思います。資本主義国は結束の自由を持っておりますし、競争の自由を持っておる。それは尊重されてしかるべきだと思います。