1990-04-27 第118回国会 衆議院 外務委員会 第4号
○中山国務大臣 委員お尋ねのシアヌーク、フン・セン会談の日本開催の予定があると聞くがというお尋ねでございますが、私は、アジアの紛争地点が幾つかございますけれども、やはり現在内戦が最も活発に行われているカンボジアに和平を構築するために、昨年の八月にパリでカンボジア和平会議という国際会議が開かれまして出席をいたしましたが、周辺の関係国以外にカンボジア四派の話し合いというものが成立しなければ、外から幾ら和平構築
○中山国務大臣 委員お尋ねのシアヌーク、フン・セン会談の日本開催の予定があると聞くがというお尋ねでございますが、私は、アジアの紛争地点が幾つかございますけれども、やはり現在内戦が最も活発に行われているカンボジアに和平を構築するために、昨年の八月にパリでカンボジア和平会議という国際会議が開かれまして出席をいたしましたが、周辺の関係国以外にカンボジア四派の話し合いというものが成立しなければ、外から幾ら和平構築
またベトナムは、たしか昨年の九月一日ではなかったかと思いますが、日にちははっきり記憶しておりませんけれども、パリにおけるカンボジア和平会議の直後に撤退を開始したという報告を受けておりますけれども、国際機関で撤退の現実が監視されていない、こういうことが確認されていないという一つの問題がございます。
のように、このアジアに平和をつくっていくというアジアのみんなの共通の願いがあろうかと思いますが、この国会でも数次にわたる御審議で、ヨーロッパの平和へのプロセスとアジアにおけるプロセスは、地政学的にもあるいは歴史的にもそれぞれ違う経過があるということは政府として申し上げておりましたが、インドシナ半島の中で、特にカンボジアの紛争というものにつきましては、昨年の八月の二十六日からパリで開かれましたカンボジア和平会議
さらに、最近、昨年の八月に開かれましたカンボジア和平会議、これはフランスが非常に力を入れた会議でございましたが、ソ連、アメリカ等も、あるいはASEAN諸国等もともどもに、私も日本政府代表として出席をいたしておりました。
そういう中で、私は外務大臣として先般アジア局長をベトナムに初めて派遣をいたしておりますし、カンボジア和平構築のために、昨年の八月末に開かれたカンボジア和平会議にも参加をして、どうしたら積極的にこのアジアの紛争地点の解決に努力ができるか、協力できるかという観点から、先般はへン・サムリン政権下のプノンペンに外務省の課長を入れまして、そしていろんな人たちとの接触をいたしております。
〔理事宮澤弘君退席、委員長着席〕 私どもはさらにアジアではカンボジア和平についても、この国連の監視下における平和への民主的な選挙、この実現のために人も器材も提供したいということをカンボジア和平会議で既に提案をいたしておりまして、委員御指摘のような線で日本政府としては今後とも努力をしてまいるという考え方でございます。
○中山国務大臣 昨年、私、八月の二十四日にパリで開かれましたカンボジア和平会議に出席をいたしまして、約五日間各国の外務大臣とカンボジア和平についていろいろ話し合いをいたしました。しかし、結局その節には、フランスの外務大臣の努力にもかかわらず、話し合いがまとまりませんでした。
○中山国務大臣 パリにおけるカンボジア和平会議には、ソ連からもアメリカからもそれぞれ代表が来ておられまして、私もお目にかかっております。この問題、この地域で、先生がお尋ねのように、カンボジアと日本との関係がおくれるんじゃないか、私はそういうことはあり得ないと思います。
そういう中で、この新しいカンボジアの紛争を終結させるために日本もただいまできるだけの努力をいたしておる最中でございまして、昨年の八月にパリで開かれましたカンボジア和平会議は残念な結果に終わりましたが、現在なおインドネシアのアラタス外相を中心にカンボジア和平の構築のためにASEAN各国も協力をし合っているという状況でございます。
例えばタイのチャチャイ首相とか、あるいはまた今年行われたフランスにおけるカンボジア和平会議の議長国であるインドネシアのアラタス議長、あるいはフランスの外務大臣等もこのカンボジア和平会議の次期開催をいつにするかということで、水面下でいろいろと外交チャネルを通じて作業が行われていると思っております。
私、率直に申し上げまして、この天安門事件の問題につきましては、中国の外務次官がパリのカンボジア和平会議に来ておりました節に――日中のいわゆる外相会談をやろうということでございましたが、先方は外務大臣が来ずに次官が会議に出席しておりました。その席で私の方から次のように申しました。
実は私も、外務大臣になりまして九十日の三カ月目をまだ迎えておらないわけでありますが、実は外務大臣として国際会議に、パリのカンボジア和平会議あるいは海部総理のアメリカ、カナダ、メキシコ訪問、あるいは引き続いて行われた国連での政府演説に参りまして、その間に多国間あるいは二国間の外相会談を随分やってまいりました。
先般、パリにおけるカンボジア和平会議に出席をいたしまして、各国の外務大臣といろいろとこのカンボジア和平のための議論をいたしてまいりましたが、残念ながらカンボジア内部の四派の合意が、暫定政権の樹立にはまだほど遠いという段階で、会議は共同声明を発して終わったわけでございます。
○国務大臣(中山太郎君) 経済難民といいますか、先生のお尋ねの本来の国連の、何といいますか、標準に合った難民の方々以外の、いわゆる経済難民と言われている方々の本国への引き取り問題につきましては、先般パリで開かれましたカンボジア和平会議に出席をいたしました際に、ベトナムの外務次官に対しまして、組織的に不法出国を黙認するというようなことがあった場合には、ぜひひとつこの問題についてベトナム政府として厳しく
そして、七十年たちました今日、先般のカンボジア和平会議の主要国として戦後初の政治会談に臨むことに相なりました。まさに隔世の感があります。 一方、国内に目を転ずれば、世界一の長寿国家として、かつ福祉国家の真価が問われるときに来ております。
最近の米ソの核軍縮の進展や、アフガニスタンからのソ連軍の撤退、またイランの停戦受け入れ表明、カンボジア和平会議の開催など、紛争の解決、世界平和に向けて大きな動きが始まりつつあります。今こそ我が国としては、こうした動きを定着させ、世界平和の確立に積極的に貢献しなければなりません。 そのため経済協力の拡充は当然のことでありますが、私が特に申し上げたいのは、人材の派遣の問題であります。