1988-04-21 第112回国会 参議院 外務委員会 第4号
それからもう一つは、「特定の脆弱な人口集団にとって特別な社会的価値のある地域(例えば、伝統的な生活様式を持つ遊牧民等の人々)」、インディオとか先住民族とかということを指すように私は受け取っておるわけですが。こういう問題につきましては早目にアセスメントをやりなさいというふうにOECDは言っているわけであります。
それからもう一つは、「特定の脆弱な人口集団にとって特別な社会的価値のある地域(例えば、伝統的な生活様式を持つ遊牧民等の人々)」、インディオとか先住民族とかということを指すように私は受け取っておるわけですが。こういう問題につきましては早目にアセスメントをやりなさいというふうにOECDは言っているわけであります。
そして一万数千人のインディオがその地域には生活をしている。この人たちに対して意見を聞いたわけでもなし、本格的なアセスもやっていないということで、今この問題も実は大変国際的にも非難をされ始めつつある。 なるほど、八二年にJICAの企画部が出したブラジルのカラジャス地域総合開発計画調査第二次コンタクトミッション報告書というのがあります。
インディオが住み、熱帯雨林が広大に広がっており、それをつぶすということの影響、地元の人たちの生活や社会に与える響きなどについて事前にどういうことになるのかという調査をやりましたか。
ところが、数年前から現地のインディオの方々がその入植地に入り込んで、その土地を自分の所有地としてどんどん塗りかえてきて、現地の裁判に訴えるのですけれども、法制上のいろいろな違いもあり、あるいは現地の日本の大使館あるいは国際協力事業団に訴えてもらちが明かない、効果がない。大変途方に暮れているのです。これはどういうことなんでしょうか。
そのときに三万か四万もいるインディオというか、インカ帝国の軍人が十二、三名のスペイン人によって征服された。そのいきさつを聞いたところが、まあインカ帝国の人たちの武器というのは弓とか、石を投げるとか、あるいは木刀で撲殺するとか、そういうものであった。ところが、スペイン人は鉄砲を持っていた。
南米の曠にインディオと同じくらいの悪条件のもとに、資本も技術も与えないでわが国民を送るというような考え方がもしあったならば、これは非常に間違っておると思うのでございまして、そういう意味でこの審議会の答申案の範囲を出ないという外務大臣の考え方をぜひ改めてもらって、答申案の中では、移住政策というものは単に対外経済政策あるいは対外技術政策と並列的に調整されるべきであるというふうに、そんな程度で、逃げているというか
これはやはり一つの今後のポッシビリティー、可能性としては、しかも、向こうは人口が少ないのですから、そういう点で、大体むしろ明治以来のことを考えると、こっちよりむしろ高いところに送っていたのがほんとうは移民だったのであって、ハワイは別かもしれませんが、北米に行ったというふうなこと等の経緯等から見れば、どうも南米に行って——何回も言って恐縮ですけれども、ジャングルやかわききった土地でインディオと競争して
特にこの中高年層の方でやはり吸収してあげなければならない方には、いろいろな手厚い職業再訓練とか、いろいろな施設が要るわけですが、そういう場合に、私は特にきのうも申し上げたのですが、中南米の曠野で、中南米の曠野といってもカリブ海を含めてもかまわないのですが、ジャングルでもいいんですけれども、非常に生活程度の低いインディオと同じような原始的な農業をやらなければならないようなところにそういう中高年層の人をやるのは
さらに、近ごろ日本みずからがある程度の機械力を取り入れた集約の面と同時に、やはり日本的な構造改善を加えた新しい農法を持っておるような人に、しかも、相当技術を持った人に、機械等をつけてやって、むしろ向こうのインディオでも使うような地位で、そういう一種の農業企業移民ぐらいは出すというなら、これは私は、開発途上にあるボリビア、パラグァイの開発を進める上においては非常にプラスになるし、それこそ、日本の移住の
南米におけるいわゆるインディオと同じくらいに生活レベルを落として、これからの日本の、しかも相当優秀な、向こうへ行って働けるような、また向こうが期待するような若い優秀な労働経済力が一体そういうところに行くのかどうか。それを行かせるためには、非常に多くの社会資本その他の投下が必要であることは、これはもちろんであります。
アジアとインディオとの結びつき、インカ文明やチャビン文化との結びつき、ミクロネシア文化との結びつき、そういうことの中で非常にインディオの劣等感を払拭して、何か自分たちも日本人と先祖がどうも同じらしいぞというような近接感を持っている。それと、一方において西洋諸国の人たちに負けないだけの近代性を持って活動している人がある。