1976-05-14 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号
○説明員(沢田仁君) どの産地につきましても、私ども公害行政の見地から紙業課といたしまして十分事実を把握する意欲を持っておりますし、またそうすべきだと思っております。ただ、いまの御指摘の四国に非常に大きな数値のものが出たということにつきましては私は承知しておりません。早速事実の関係の有無につきまして調査したいと思いますけれども、ただいままでのところ四国については承知しておりませんでした。
○説明員(沢田仁君) どの産地につきましても、私ども公害行政の見地から紙業課といたしまして十分事実を把握する意欲を持っておりますし、またそうすべきだと思っております。ただ、いまの御指摘の四国に非常に大きな数値のものが出たということにつきましては私は承知しておりません。早速事実の関係の有無につきまして調査したいと思いますけれども、ただいままでのところ四国については承知しておりませんでした。
○森下泰君 私は、本日、合成洗剤の問題につきまして御質問をいたしたいと存じますが、その前に、私ども公害及び環境委員会をやらしていただいておりまして、考え方について、特にこの機会に委員といたしまして発言をさしていただきたい。きょうは環境庁長官おいでをいただいておりますので、特に私なりに考えております基本的な立場につきまして、−この際発言をさしていただきたいと思います。 要点は三つございます。
○小沢国務大臣 県といえども、公害対策特別委員会の皆さん方は、恐らく本当の患者さんの保護救済に当たるのは、先生のおっしゃるとおり、そういう気持ちじゃないかと思います。また、そういう使命を持っていると思います。委員長が、いま先生がおっしゃるようなことを言われたかどうか、私は実は国会の都合でお会いしておりませんので、局長がおりますから。
○国務大臣(小沢辰男君) 倒産をいたしまして、会社更生法の適用を受けた会社等が公害問題を抱えている場合、まず会社自体に、現在更生法の適用を受けている現時点においては力がないわけでございますので、この点はできるだけ私ども、公害防止事業団なりあるいは開発銀行なりの適用を考えまして、手助けをしていかなきゃいかぬのじゃないだろうか。
また、いま御指摘のように省資源、特に日本のようにほとんどエネルギーの大部分を海外に依存するものにとっては、特にガソリンの節約というのは今後の国策上、最大の問題でありますから、低公害車というために、ただガソリンがむだに燃焼される車を奨励していいということにもなかなかなりにくいので、その辺のところが、私は今日われわれ近代社会の政治家に与えられた課題だろうと思いますが、私ども、公害対策の重要性を認識することにおいて
○梶原説明員 私ども、公害対策は単にこの発生源対策だけではございません、周辺対策も含めての措置を積極的にとっておるわけでございますが、こうした公害対策全般につきまして、懇談会の形で地元の皆さんの御理解をいただきたい、こういうふうに考えておるわけでございまして、この理解を得てエアバスの導入を図るという態度、これは今後とも続けてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
なお参考までに、人家との距離その他いろいろ御質疑がございましたが、私ども公害防止事業団で緩衝緑地地帯を相当整備する融資の道、またそれをやりましたときに、そこにグラウンドをつくるなり何か福祉施設も一緒にしてやるような制度がございます。それには各省で必要な補助金も出す道があるわけでございます。
○政府委員(大場敏彦君) まず、いま先生がお名前を挙げました委員の方々でございますが、これは私ども公害に関しての学識経験者という形で、鉱山について、あるいは冶金についてそれぞれ専門的知識を持っていらっしゃる方々にその専門的知見を拝借するために委員として御就任願っているわけでありまして、あくまで、学識経験者というステータスで御審議を願っているわけであります。
○城戸説明員 検討の方向でございますが、これは何としましても、私ども公害防止事業費事業者負担法という法律を所管しておるわけでございますし、その中に住居の移転というのが入っているわけでございますから、ぜひこのワクの中で具体化するのはどうしたらいいかということを一つの検討課題としてやってまいりたいと思っております。
同時に、私ども公害関係を担当する委員会といたしましても、与野党を問わず、国民の健康保全、環境の改善ということについてのそういう趣旨から今日の御出席をいただいたわけでありまするから、その点ひとつ御協力のほどをお願いいたしたいと思います。
この二つの制度から、私ども公害等調整委員会は、都道府県に置かれております公害苦情相談員との連絡を密にいたしまして、できる限り公害苦情相談員の方々が第一線の窓口におかれまして十分なお仕事ができますように、私どもとして及ぶ限りのお手伝い、主として情報の交換と申しますか、資料の交換と申しますか、そういう点に力を置いて従来進めてまいった次第でございます。
○政府委員(小澤文雄君) 御指摘の諸点、まことにごもっともで、ございまして、私ども公害等調整委員会の仕事をいたすものとしましては、いやしくもこの制度の運用か被害者の正しい利益を阻害されるようなことのないように、十分に戒心してこれからも努力していきたいと思います。
の定めた基準をこえて規制を行なっている点について、それは一面から見れば、大塩参考人も申されましたように、地域の実情に即した適切な規制をしている、またやむなくそこまでやっているということなのだと私は思うのでありますけれども、その点を非難するかのごとき発言がなされたと新聞報道で伝えられておりまして、これが直ちに公害対策の緩和につながるのではないかという観測も一部には行なわれまして、第一線で働きます私ども公害陣営
○工藤良平君 いま長官から前向きの御意見をいただきまして、これは私ども、公害の立場からもいろいろ議論いたしまして、公害救済の場合にも、そういう原因不明の場合の措置が非常にあいまいなんですね。ですから、そういう場合には、まず国なら国がかわってそういう補償をしておいて、あと原因がわかった段階でその原因者から徴収をしていくという方法をとるべきじゃないかという議論をずいぶん公害の場でも進めてきたんです。
○小澤(文)政府委員 御指摘のとおり、私ども公害等調整委員会に係属している事件の調停の過程を通じましても、当事者のほうから、ある場合には行政不信といったようなことを前提とするいろいろな発言、主張などがなされていることは、現に私ども直接にそれを経験している次第ではございます。
ただいま野間先生から御指摘、御提案のございました積立金を義務づける、あるいは資金の貸し付けを考えてはどうか、あるいは債務保証措置を講じてはどうかというような点、いずれも公害の予防に万全を期するという見地からきわめて有用な措置かと思われますので、私ども公害防止について国内措置と含めまして抜本的な検討をただいまやることにいたしておりますので、その際、十分参考にさせていただきたいというふうに考えております
○城戸政府委員 私ども公害健康被害補償法を提案した場合の中心的な考えは、先生いま御指摘の民事責任を踏まえたものであるということは間違いございません。
私ども公害を隠蔽する企業をかばう気持ちは毛頭ございません。むしろ国民のために、そういった隠蔽、擬装というものを徹底的に究明して、法規に照らして厳正な処置をするのが私どもの基本的な姿勢でございます。そういう精神で現地の監督官も督励してまいりたいというふうに考えております。
しかし先ほど申し上げましたような年度で見ますと、四十七年度で約三百四、五十件、資金としますと三百十一億ということでして、他方、政府関係金融機関で中小企業金融公庫とかあるいは国民金融公庫とか、実際に御自分の支店をお持ちになると同時に、代理貸しをやっておるというようなところもございますが、これらの機関は、残念ながら私ども公害防止事業団の取り扱っている金額等を見ますと、一年度で十倍以上というようなことでございますので
ただ、われわれの立場から見ますと、やはり地熱発電といえども、公害あるいは自然破壊がかなりあるわけでございまして、まず一義的には、井戸を掘って水蒸気が出てくるわけでございますが、その蒸気の熱気による自然破壊というものがまずございます。それから、たいていの場合には非常に多量な熱水が出てまいりまして、これの処理という問題が残るわけでございます。
一つは、おととい私ども公害委員会で兵庫県の高砂にありますところの鐘淵化学を視察しました。そのときに一番心配な問題は、全国から戻ってくるところのPCBを処理することができない。これはすでに話があったかわかりません。
私ども公害病の実態に即した診療方針、診療報酬をきめてまいりたいと思っておりますが、いま御指摘のように厚生省の関係の健康保険、国民健康保険等との関連もございますので、十分連絡してもらいまして、少なくとも先生御指摘のように、向こうのほうが進んでこちらがあとになるということは絶対ないようにやってまいりたいと思っております。