1953-10-16 第16回国会 衆議院 決算委員会 第34号
一定の高さというものがずつとあつて、市中銀行にみんなあるわけです。だから市中銀行は、何百億円か何ぼか知りませんけれども、そこにいろいろと不明朗な問題が起る危険があるわけなんです。こういう根本の根はかぎをきちんとしめておかれるべきが当然であつたと思います。重ねてこの点を伺わなければなりませんから、御所見聞いておきます。
一定の高さというものがずつとあつて、市中銀行にみんなあるわけです。だから市中銀行は、何百億円か何ぼか知りませんけれども、そこにいろいろと不明朗な問題が起る危険があるわけなんです。こういう根本の根はかぎをきちんとしめておかれるべきが当然であつたと思います。重ねてこの点を伺わなければなりませんから、御所見聞いておきます。
そういう者に対して利子の補給の措置をするというのであれば、それ以上の船会社が許可権を持つて、そうしてこれを造つて市中銀行から借りるなり、或いは開発銀行といつても私はそうむげに断わり得ない状態に追込むことはできると思う。
今頻りに確認書を先に持つて来いとか言つて、市中銀行と岡田さんと何かやつているというように新聞にありますが、そういう問題が起つて来るところに、法律的にさつぱりものがきまつていないからそういうことになる。これも資金の問題が何も謳つてないから、資金で以てこれを規制することは、判断の材料を作ることは法律上禁ぜられますよ。それを当局はどう考えておるか。
さればと言つて市中の金融機関でつくものはできるだけつけて行くという方針の下に、現在までは輸出入銀行の業務は市中銀行とのパーテイシペーシヨンによつてこれを行なつて行くという強い制約が加えられておつたのであります。
従つて市中資金から二割、それからタンカーにつきましては、この法案を出しますときの考え下は、財政資金を二割、従つて市中から八割、大体タンカーについては一総トン当り幾らという金額が予定がございかます。
それで今例えば輸出産業投資、或いはここで軍需産業でも起さなければならないというようなことであればその下請の企業へは特別にこれだけのものをやるといつたような人為的の考えを持つ必要があるのじやないかという気がするのですが、そういう点の考慮がなければ先ほどお話のような漠然と散らばつて市中で借りておる金は折角長期で借りられるのであるから、それへ借替えてしまうといつたようなことが起きて来るのではないかということを
この二十条の第三号に開発銀行ということを念書いたしておりますのは、開発銀行の受託者になつて市中の金融機関が融資をいたします場合に、市中の金融機関がある程度責任を持つ。その責任部分について信用保証協会が保証をしよう、こういうわけであります。
従つて市中銀行のほうからこの際借入れようといたしましても、銀行自体が又他の産業金融の方面にもいろいろ考えなきやならんと思いまするので、なかなか財政関係のほうに融通をするということは困難であるというような事情で、資金繰りから申しますると、罹災地の地方団体は非常な窮乏の事態にあろうと思うのであります。
従つて市中でつかないような資金を供給するのが、これらの政府金融機関の役目だと思います。従いまして資金もつけるし、金利も非常に安いということにいたしますと、市中金融機関を補完するのではなくして、むしろそつちが第一になつて行くおそれもある。従いまして、そう無制限にこれを低く、一般の金利水準から度はずれた金利を出すということはいかがかというふうに私は考えております。
これはこの外国為替業務を行い得るようにいたしますことによつて、市中の外国為替銀行と同じように相当広い外因為替業務を行うことを考えておるのじやないのでありまして、輸出入銀行が本来の業務を行なつて参りますために必要の場合において、そういつた外国為替業務を行えることが必要であるからであります。
なお、一つ伺いたいと思いまするのは、この制度によつて、基金が保証いたしますれば、万一の場合におきましても一〇〇%回収できるわけでありまするので、従つて市中銀行が貸出す場合におきましても、成るべく最低の金利で、而も成るべく全国一定の低い率でということを御指導願つて貸して頂くようにお願いしたいものだと思うのでありまするが、さようなお考えは持つておられませんかどうか、伺つておきます。
従つて市中の金利というものは外に現われておるほど安くないのであります。現に農村関係で私ども借入金の内訳を調べたことがありますが、この農業手形その他系統関係で借りておる分が非常に安いのであります、二銭五厘といつておりますが、その他の分も二銭七厘、二銭八厘ということでございまして、非常に安いのであります。
これは日本銀行の割引政策、金利政策を通じて、あるいは国債金利をいろいろ政策的に操作いたしますことによつて、市中の金利を下げるあるいは上げるという、積極的な意味の低金利政策をとるかとらぬかという問題につきましては現在検討中であります。日本銀行の割引歩合を通じて積極的に低金利を促進する段階にあるかないかにつきましては、さらに幾多のいろいろな観点から検討しなければならぬところがあると考えております。
この点も各方面から御要望もありますように、既存の市中における融資を開銀によつて肩がわりをされたい、そうすることによつて市中の金融のつきやすいような道を開いてもらいたいというようなことが、非常に強く要望されております。これらの点につきましても、この問題の一環としてあわせて現在検討いたしております。できるだけ早い機会に結論を得たいという努力をいたしております。
更にこの金利全体を引下げるために、まあ海運界としては財政資金の金利を五分程度までに下げる、従つて市中金融機関の利子補給もその金利が五分程度になるところまで持つて行きたい、こういう強い要望があるのでございますが、先ほど申上げましたような理由で、第一段階の措置としてはこの程度に落着いておるということでございます。 次に、簡単にこの法案の各條について、御説明さして頂きたいと思います。
短期資金を長期資金に引直してやつて中小企業者の苦痛を幾らかでも緩和しようというような際でも工合が悪いという御解釈のように一応承わつておるのでありまして、この点が金融機関の旧債、短期資金を資長期金に中金が今度借替えさせるというような必要も勿論これもあると思いますけれども、それは別といたしまして、私が先ほど申しましたのは、いわゆる筋の通つた金融機関でなくつて市中の高利貸というようなものから借金をしておりまするものが
油槽船については二割という方針で参つておるのでございまするが、今日海運事情が非常に悪化いたしまする半面、すでに相当量の舶舶の建造によつて市中銀行から海運会社に出ておりまする金が、非常に巨額に達しておる。
それは戦前にも御承知のようにありました制度でございまするが、造船融資に対する利子補給並びに損失補償制度を確立したいという考えの下に取りあえずその利子補給についての国庫負担につきまして大蔵省とも話合いができ、予算請求の運びにまで至つたのでございますが、その骨子は、大体市中金利と財政資金の金利七分五厘との差額を国が補給する、従つて市中から借ります額も船会社の負担においては七分五厘になるという建前で要求しておるのでございます
そういう場合は組合役員の裏書によつて市中銀行から十分の融資を受ける見通しがあるというので第三号を入れた次第でございます。
誠に情けない いろいろなものが復活して参つて、市中を歩きましても、いろいろのものが戦前或いはそれ以上の水準に上つておるときに、残念なるかな、たばこだけは甚だまずいのであります。戦前に及ばざること遥かなるものがあるのであります。そういう劣つたものの中でもたばこ対策は最も残念なものの種類の一つではないかと思うのであります。そういうことも伺いたいのであります。
それで市中銀行としても貸付対象になる、但し資金量の問題、返済期日等の問題につきまして、開発銀行の資金が出なければその計画が完成しないということが多いのでありまして、従つて市中銀行が当然問題にしない、或いは金融的にも、成立たないという例は一つもないと私どもは信じております。