1949-09-16 第5回国会 衆議院 予算委員会 第17号
私所管いたしております建設省関係の災害の総額は、いまだ明確に数字を把握しておりませんが、各地方からの報告を積算いたしますと、先一般のジユデイス台風までの災害は大体二百八十億に達しておると存じます。今回のキテイ台風の災難もひとしくまだ明確な数字をとらえておりませんが、これも地方の報告によつて推算いたしますと、大体百六十億程度になつておるかのように推測いたします。
私所管いたしております建設省関係の災害の総額は、いまだ明確に数字を把握しておりませんが、各地方からの報告を積算いたしますと、先一般のジユデイス台風までの災害は大体二百八十億に達しておると存じます。今回のキテイ台風の災難もひとしくまだ明確な数字をとらえておりませんが、これも地方の報告によつて推算いたしますと、大体百六十億程度になつておるかのように推測いたします。
しかしながら当時の情勢を御存じである各委員の方々におかれましては、われわれのそういう態度は、当時においては必ずしもこれが明瞭に公共事業費の仲にわれわれの希望通り織り込まれなかつたということもあつたのでありまするが、今日当面の問題といたしまして、これがいよいよ勃発して、われわれはこの対策を講じなければならぬというただいまの状況でありまして、デラ台風にいたしましても、ヘスター台風にいたしましても、そのほかジユデイス
昭和二十四年は、六月九州方面に襲来いたしましたデラ台風に始まりまして、ソエイ七月十八日、ヘスター七月二十九日、イルマ七月三十日、ジユデイス八月十六日、キテイ八月三十一日等、例年になき早期の台風に始まりまして、台風の襲来連続し、今日まで公共土木施設のこうむつた損害は四百五十余億円の巨額に上り、さらに今後の台風の襲来をも覚悟しなければならない、まことに容易ならざる状態にあるのであります。
本年におきましてすでにデラ、ヘスター、ジユデイス等の台風により、九州初め中國、四國地方に多大の被害が発生し、電信電話回線にありましても、電線の切断、電柱の倒壊、流失、ケーブルの損傷、浸水等により、相当の被害を受けたのでありますが、さらに最近キティ台風の襲來により、関東地方一帶に著しい被害をこうむつたのであります。
私は途中でフエイ台風に遭い続いてジユデイス台風にも遭つて來たのでありますが、その都度都度それを非常に痛切に感じたのであります。それと同時に又この末端における樣子を見ますると、すでに二三日前から台風の襲來に対しての正式の予告が出ておるにも拘わらず、その各地方の末端の町村に至りますと役場自体も村役場町役場も台風が來ることを知らない。その役場自身にラジオを持つております。
を高くし、流量が多くなると堤防を高くし廣くするという、この姑息な明治、大正、昭和の三代に亘る不徹底な、非科学的な河川関係の対策が実質上完全に破綻し、これは戰爭に金を取られてしまつたという根本的な犠牲はありますが、戰爭の悪影響と相俟つて河川に対する根本的な怠慢、誤謬がここに崩壊となつて出て來ておるというふうに私は考えざるを得ないのでありますが、これに対して大臣は今後のこのデラからフエイ、ヘスター、ジユデイス
昭和二十四年は六月下旬九州方面に襲來をいたしましたデラ台風に始まりまして、フエイ七月の十八日、ヘスター七月二十九日、ジユデイス八月十六日、キテイ八月三十一日と例年にない早期の台風に始まりまして、台風の襲來連続をし、今日まで公共土木施設の蒙つた損害は四百五十余億円の巨額に上り、更に今後の台風の襲來をも覚悟しなければならない誠に容易ならん状態であります。
○藤田説明員 今年災害が非常にたくさんございまして、御承知のようにデラ台風、フエイ台風、ヘスター台風、それからジユデイス、キティー等、そういうふうに数次の災害があつたわけであります。この被害の状況について、現在私どもの方でも調査をいたしておりますし、縣の方からも被害の報告が参つておりますが、しかしながら災害が激しければ激しいほど、その都度においての調査がまだはつきりまとまつておりません。
それからヘスター台風のときには預金部から六億万円、ジユデイス台風の際にも同様六億万円、こういうふうに資金は出してあります。しかもこれは預金部の短期融資ということになつておるのであります。この額がどれだけ水産方面に融通されたかということは、これを各府縣に分配して、これを知事の裁量において各産業にわけることになつておりますので、現在照会しておりますけれども、まだ正確な数字が参つておりません。
今まで出しました公共事業費の中の金額は、デラ台風におきまして十億円余り、ヘスターの方で四億円余り、そうして今回の又ジユデイス台風に対しましても第四・四半期分の公共事業費のうちの四億円を繰上げて出しておるのであります。而して又地方費の分につきましては地方債の予備費の方から出しまして、これ又十億近い金を出しておる状況でございます。
公共事業と見返り資金についてお尋ねをいたしたいのでありますが、それ前にちようど建設大臣と安本長官とが御一緒でありますから、一應お尋ね申したいと思いますことは、先ほど來各委員がるる申し上げておる通り、今年は台風の襲來が例年より非常に早くて、デラ台風に始まりまして、ジユデイス台風までもう四回の襲來を受けておるのであります。
本年のジユデイス台風までに合計三百億に上る災害がすでに発生いたしております。これに対して特別な措置をとつていただきましたことは、地方民といたしましても感謝いたしておるのでありますけれども、本年のようにたびたび災害をこうむつてみますと、これは國政の上で相当反省考慮を要するものがあると、これはどなたでもお考えになると思いますが、重要な問題であろうと思います。
今回また参りましたジユデイス台風に対しましては、実は昨日の閣議において、総計六億の支出をいたすことに決定をいたしました。その内訳は、地方債のわくがまだ二億ありますから、これと、さらに第四・四半期の一般公共事業費から四億、これで今回のジユデイス台風の、一時でありますが、最も緊急を要する点に復旧の工事を進めて参りたいという決定をいたしているのであります。
○三池委員 ただいま局長のお話の中にもジユデイス台風の問題が出て参つたようでありますが、この台風時にたまたま私はジユデイス台風の被害が最も深刻であつたという佐賀にいまして、親しくその被害状況を見て参りましたので、その報告をして、それに対する対策につき当局の意向を伺いたいと思います。 このジユデイス台風は実に特異な台風でありまして、台風そのものは十六日の午前中には大体終息の状況になりました。
さきに当委員会においてデラ台風の災害対策について会議を開いたのでありますが、その後フエイ、ヘスター等の災害があり、また今回のジユデイス台風等数回の台風に見舞われております。九州におきましては各地方とも甚大なる被害をこうむつておるのでありまして、関係地方の陳情も本委員会に相当参つております。
その表はわけまして、二十四年度災害復旧費調、デラ台風以前が三十二億、デラ台風による被害が百三十七億、フエイ台風が十一億、ヘスター台風が四十二億九千万、今度のジユデイスが五十七億、——ジユデイスはまだ中間報告でありまするから、さらにこれより増加すると思いますが、これを集計いたしますると二百八十三億という数字に相成つたのであります。