1998-08-21 第143回国会 参議院 予算委員会 第3号
また、円を持つ方の側からいたしますと、持つ以上はそれを十分に短期市場で運用できなければ危なくて持てませんが、そのためのいわゆる財務証券、短期証券のようなものをそういう自由市場で放出をする、取引をさせるということに日本政府は積極的でございませんでした。
また、円を持つ方の側からいたしますと、持つ以上はそれを十分に短期市場で運用できなければ危なくて持てませんが、そのためのいわゆる財務証券、短期証券のようなものをそういう自由市場で放出をする、取引をさせるということに日本政府は積極的でございませんでした。
ただ、両行から合併構想が公表をされる日であったと思いますけれども、御連絡を受けまして、私はそれに対して、当時金融短期市場が非常に波乱を起こしておりまして、このままでいくと非常に次の週が心配だというふうに感じておった時期でございますが、私からは、仮に決断されるとすれば我が国金融システムの安定と信認回復に大きく寄与すると考えられる旨申し上げたことはございます。
これを市場公募というふうに切りかえていただければ、これは私どもも一生懸命やればできること、必ず需要のある円の二カ月物の短期市場になりますし、これが自由にまた売買してオペの対象にもなり得るわけでございますし、特に円を使って貿易決済をするといったような人たちが、二日間、三日間という、期日までに余裕があって今手元に少し円があるといったような場合に、運用する対象としてはトレジャリービルというものにするのが普通
○藤原参考人 短資会社は、私まだ不勉強ですけれども、短期金融市場という非常に専門的な仕事をやっている関係上、日銀の短期市場で培った知識等々を請われて再就職する人もいたのだと思います。 接待の件ですけれども、私は入行してその点を関係者に聞いてみたのですが、いにしえの時代は知らず、最近は、接待は双方で自粛して行われていないというふうに聞いております。
それからもう一つは、いわゆるインターバンク市場なのですが、これは山一等々の倒産のときに、けつまずいて倒産するよりも早くこのインターバンク市場が結論を出してしまった、こういうことが言われ、短期市場へ向けて流動性確保のために日銀が資金を供給していきますよ、こういうオペレーションがあるのだろうというふうに思うのです。
私自身が早急に見直してもらいたいと思っておりますのは、例えば短期市場、特に政府短期証券が従来のような形式で大量に累積していくというような状態をそのまま放置しておくことは、中央銀行の力に対する国際的な信頼を弱めていってしまう可能性があるというようなことがございますから、これは調査会そのものでもその点について早急に検討してもらいたい。
そこで、金融政策手段としましても、実際の市場金利をどういうふうに誘導していくかというそのあたりが重要になってきておりまして、金利誘導の機能も強化をされてまいりましたし、私ども日々行っておりますことは、短期市場金利を金融調節を通じてコントロールをいたしながら、その水準が長短のいろいろな金利に波及をしていくということを通じて経済全体に影響を与えるという運営が行われているところでございます。
そうじゃなくて、金融市場の市場金利の動向等もある程度考えて、それにある意味では公定歩合自体がかなり左右されるということなのか、あるいは短期市場金利の誘導というようなことがよく言われます、日銀がそういう低目誘導しているとかいろいろ言われますけれども、そういうふうなことによって上げようと思えば、若干の準備時間は必要だけれども上げられるということなのか。
しかも、短期市場は育成していかなきゃならないというふうなこともあるわけなんで、いつまでもこれではいけないんじゃないか、そういう点で申し上げておるわけでございますけれども、いかがでしきりか。
この準備を通じて短期市場金利の動向を決めて、金融政策というのは行われているわけですね。それをやるときに、先ほどから何度も出ていますが、最終的には、一カ月で見れば、この資金需要というのは埋めなきゃいかぬ。しかし、途中では進捗状況をあんばいすることによってコントロールできるというようなことをやるということなんです。
つまり日本銀行のそのときの考えは何かというと、そんな形で短期金融市場の金利が大きく上がるのは好ましくない、自分が思っている短期市場金利はその水準で維持したい、そのために需要がふえた分に応じて供給もふやしちゃったのです、その準備の。この(4)のところに準備市場の需要曲線をかいています。これは後でちょっと日銀と議論しなければいけないので使いますが、要するに準備というものに対する需要もある。
○山本(幸)委員 おっしゃったように、短期市場金利をどうしてもっと上げなかったのか。むしろそれよりマネーサプライを安定化させた方がよかったなと私は思っている。それはなぜかというと、金利で意味があるのは名目金利ではなくて実質金利なのですね。その当時、金利が高いといっても、インフレ期待が物すごく大きくなってくれば実質金利は低い。
最近におきましては、日本銀行の金融調節におきます公開市場操作の手段の多様化を図るということで、いわゆる公定歩合の変更と並ぶものといたしまして短期市場金利の誘導といったようなことを重要な政策手段と位置づけておりまして、これは、すなわち市場機能を重視した政策運営を行うということでございます。
私どもは、昨年の九月に公定歩合を〇・五%に引き下げますとともに短期市場金利も一段の低下を促しまして、その後、現在に至るまでその水準を維持いたしております。このような金融緩和を行っております効果は我が国の経済に現在着実に浸透しているというふうに見ております。
ということで、オペレーションによる短期市場における金融操作というものが非常に重要になってきていますね。これはもう経済学者もあるいは日銀のいろんな報告、調査、全部で言われていることであります。
○参考人(松下康雄君) 先般、三月の末に私どもが短期市場金利の低目誘導に踏み切りました当時の私どもの景気判断につきましては、当時景気はなお緩やかに回復をしている状態ではあるけれども、その緩やかさというものがなかなか回復が始まりまして一年半たった当時の状態におきましても弾みがつかないという点に着目をいたしまして、この際金利の引き下げを行うことによって金融面から景気の回復力にてこ入れをいたそうという判断
○松下参考人 ただいま委員御指摘のように、私どもは、三月三十一日に短期市場金利の大幅な低目誘導に踏み切りまして、その後、四月の十四日に公定歩合の引き下げを行ったところでございます。
○松下参考人 私どもは折に触れまして、金融政策を発動しますときに、それは為替のレートでありますとか株価でありますとか、そういう個別具体的なものを政策対象とするのでなくて、しかし、それらの影響も含めました全体の総合的な経済判断に従いまして適切な金融政策を選ぶことにいたしておりますということを申してまいったわけですけれども、今回私どもが行いました公定歩合の引き下げも、それに先立ちます短期市場金利の低目誘導
日本企業が進出しているということも影響しているというぐあいに言われていますけれども、それならば諸外国の中央銀行が日本で外貨準備を持つための短期市場、国際市場ですよ、短期国際市場、これが一番大きな受け入れ先だと思いますけれども、こういうものをきちんと整備するんだと。
例えば短期市場の金利を低目に誘導する、こういったようなことを早急に行うべきではないかと思うのでありますが、総裁の見解を求めます。
そういった調達コストを考えた上で貸出金利を決めているということでございまして、今のまさに短期プライムレート、これは短期の最優遇貸出金利でございますけれども、この短期市場のCD金利もあるいは規制金利その他の調達コストを考えながら決めて下げてきた、こういった実情にございます。
恐らく委員の頭にあるのは、例えば短期市場金利でもオーバーナイトのコールレートは非常に高いというようなことがおありかと思いますけれども、これはもう金融に詳しい委員に申し上げるまでもないことでございますけれども、金利先安観がございますので、銀行は資金の手当てをまあ一番短い金利でやろうとする。オーバーナイトでやる。で、ある銀行によっては一日に四兆、五兆という金額が毎日続いているわけでございます。
そこで、例えばでありますけれども、昨年の四月とこのところで比較をしてみますと、いわゆる短期市場金利、これが昨年の四月一日が七・八五%、これはCDの三カ月物でありますが、一昨日では五・一五、したがって二・七〇の金利の低下、あるいは短期プライムも二・三七五の低下、それから、変動長プラですが、これがやはり二・三七五の低下、長プラは一・七%の低下、この間公定歩合は昨年の七月以来一・五%の低下ということでありますから
○三重野参考人 七月一日の公定歩合引き下げに伴いまして、短期市場の金利が下がってきております。これは、当然そういったことの反映でございまして、日本銀行が特に株価を意識して低目に誘導しているというわけではございません。