1989-11-21 第116回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
現在、大 都市以外の指定自動車教習所におきましては、御指摘にありましたように、教習生が少し減るような傾向もございますので、特に合宿教習を積極的に導入しようとする傾向があるように伺っております。昭和六十三年中に合宿教習を行いました指定自動車教習所の数は二百三十一所でございます。確かに、中には本当に経営が成り立つのかと心配するようなものもあるやに聞いております。
現在、大 都市以外の指定自動車教習所におきましては、御指摘にありましたように、教習生が少し減るような傾向もございますので、特に合宿教習を積極的に導入しようとする傾向があるように伺っております。昭和六十三年中に合宿教習を行いました指定自動車教習所の数は二百三十一所でございます。確かに、中には本当に経営が成り立つのかと心配するようなものもあるやに聞いております。
そこで指導員の方々が過長な時間外労働を行ったり、教育にふさわしくないほど教習生をたくさん受け入れるようなことがあれば、教習効果にも悪影響を及ぼすことになるわけでございますので、そういう趣旨から教習所につきましては指導監督を強めてまいりたいと思います。また、そういうような観点から、今後この種の問題が生ずるようなことがあれぱ、労働省とも十分に協議をいたしまして対応してまいりたいと考えております。
それから、先生からお話がありました指定教習所の教習の問題でございますが、これにつきましても、これはなかなか強制をするというわけにまいらないのですが、極力その教習生に夜間における運転だとかあるいは雨が降ったときの運転を実際に行わせるというように、各教習所にもそういった方向で努力してもらう、そしてまたその教習生にも協力してもらうという指導をいろいろといたしております。
○説明員(滝藤浩二君) AT限定免許につきまして、既成の運転者及び指定自動車教習所の教習生およそ五千三百人前後につきましてアンケートをとっております。そのうち、既成の運転者につきましては、AT限定免許を導入することについて賛成が一四%でございまして、反対が五五・四%でございます。
宮城県でも、四カ所の指定自動車教習所において、教習生に対して滑りやすい路面におけるコーナリングやブレーキングについての実地の教育を行っております。これらの教育につきまして今後さらに一層推進してまいりたいと思っております。
指定自動車教習所におきますトルコン車の教習でございますけれども、現在学科教習におきまして、これは全教習生に対してトルコン車すなわち、オートマチック車の正しい取り扱いと運転操作上の注意事項について教えております。
現在指定自動車教習所におきましては、全教習生に対しましてオートマチック車の正しい取り扱いと運転操作上の注意事項について教えておりますが、あわせて希望者につきましては技能教習もやっている、こういう実態でございます。
茨城県公安委員会は友部自動車学校に対しまして、労使紛争が始まった当初から学校当局に対しまして、一つには、労使問題により教習内容や教習方法の水準の低下を来さないようにすること、それから二つには、教習体制を確立して教習生に迷惑がかからないようにすること等につきまして五回にわたりまして指導いたしますとともに、指導担当者を四回立ち入りさせまして、適正な教習が維持できるよう指導監督を強化したというふうに報告を
まず、友部自動車学校でありますが、一カ月平均で見ますと、教習生の数は約二百五名、指導員の数は十九名、指導員一人当たりの教習時限数百七十六時限。 次に、羽鳥自動車学校でありますが、教習生の数約百六十名、指導員の数十九名、指導員一人当たりの教習時限百三十二時限。 笠間自動車学校でありますが、教習生の数は約百六十名、指導員の数十九名、指導員一人当たりの教習時限百六十二時限となっております。
そこで、学科教習につきましては、既に教習生全員に対しましてAT車の正しい取り扱いと運転操作上の注意事項を中心に数時間の教習を実施いたしております。ただ、技能教習につきましては、一応正規の教習課程が終わった者でさらにAT車の技能教習を希望する人について実施している状況でございまして、現在、二十二の都府県、百八の教習所でこれを実施しているという状況でございます。
ただ、これは、障害者の教習生の方の需要等の絡みもございますけれども、その辺を踏まえながら、整備方につきましては今後も前向きに指導してまいるという考えでございます。
具体的には、免許を取得する際にはおおむね指定自動車教習所において教習を受けるというのが通例でございますが、この教習カリキュラムの中には事故時における処置ということで、この点を教習生にはっきり教えるという仕掛けになっております。
○中路委員 あと十分ぐらいですので、最後にもう一問お尋ねしたいのですが、それは、先日二月二十五日の午後に、埼玉県川口市にあります浦和自動車教習所のコース内で、指導員が乗っていないいわゆる無線教習車で教習中の女性の教習生が、横転した同じく自動二輪、オートバイの教習中の男性をひいて死亡させたという事故が報道されていますが、この事故はどういう問題だったのか、簡単に御報告いただきたいと思います。
○中路委員 無線による自動車教習というのが取り入れられてきているわけですけれども、この基準といいますか、無線で教習をする場合の教習生の条件だとか含めまして、簡単にひとつ、無線教習の場合にどういう条件なり基準があるのですか。
○池田政府委員 お尋ねの事故は、埼玉県川口市の浦和自動車教習所の教習コース内で、二月二十五日の午後一時十分ごろに発生したものでありますけれども、亡くなられましたのは二十四歳の男子の教習生でございまして、自動二輪車の教習を受けておられた方でございます。
○越智説明員 運転免許の費用の関係でございますけれども、私どもが卒業までに要した費用をアンケート調査によって調べたところによりますと、十九歳の者ですと九〇%の者、二十歳代の教習生ですと七七%の者、全体では七四%の者が二十万円未満で卒業しております。一部で伝えられるように非常に高いという料金にはなってございません。
なお、教習所におきます技能の教習につきましては、その性格上高速道路に近く、しかも安全性が十分確保できるような、そういう配慮をしながら、すでに運転免許試験に合格した教習生等の希望に応じまして行うことにいたしておりますけれども、この技能教習を受ける者の数はまだ少ないというのが実情でございます。
そうしますと、百人ぐらいの教習生に使ってもなお余力がある。こうなりますと、十五万を百で割ると千五百円。そうすると、一回の教習で教習生が払う金が大体千五百円。
○説明員(佐野国臣君) 教習生の数が、先ほども申し上げたかと思いますが、昨年の例で、全国で約一万でございます。それに対しまして教習射撃場の数が約二百でございます。そして、単純に割りがえしていきますと、一教習所当たり年五十名程度、月に直しますと五名程度の人間ということになります。
高速自動車道ではそうですし、自動車専用道路でもそうですが、一たんやりますとこのケースの場合、指導員も教習生も両方死亡しておるのです。
たとえば給与体系なんかを見てみましても歩合制で結局数をこなしていく、そういうところから教習生に対してきめ細かい指導ができないと言っているわけです。また、歩合制で数をこなしていくわけですから、指導員が慢性疲労ぎみだということなんです。こういうような実態の中で教習所の体質改善が叫ばれているわけですが、この実態をどのように把握しておられるのかお尋ねいたします。
○渡辺武君 そうしますと、先ほど私が指摘をしましたように、一日十人、十一人というふうに教官が教習生を教育する。大体一回五十分が一時限ということになっておりまして、その残りの十分は準備とかあるいはまた休息とかいうので、ほぼ一人一時間と見ていいわけでしょう。
○国務大臣(加藤武徳君) 私は八月二十八日に知多半島で事故の起こったことは報告を受けており、かつ先ほども申しましたように教習生も指導員も死亡いたしたと、この報告は受けておりますが、しかし事故の内容につきましては詳しい事実関係を承知をいたしておりません。
その場合は一人の教官が何人の教習生を一日に教育したらいいのかということについては、主としてあなた方が指導しなきゃならぬ問題ですよ。そうでしょう。教習生一人について一時限、これは五十分だと。一日最高二時限を超えちゃいかぬというようなことがきちっと基準の中に書き込まれているわけですわ。まさにあなた方の所管事項になっているわけですよ。一日何人が適切かと。
○杉原政府委員 教習生に使用しております車種の問題は、これは確かにいろんな車種、それから教習生が乗ろうと思っておるいろんな排気量の車、これが本当に理想的だとは思いますが、実は片方で、教習所が車を買う際にある会社からまとめて買いますと非常に安く手に入るという、それがまた教習料金にはね返るという一面がございます。
そこで現在問題になっておりますのは、教習所の高速教習でございますが、これをやらしておりますのは、仮免というよりも、もうすでに本免許をもらった人か、あるいは字面の上では仮免だけれども、もう免許試験の最終を通って免許証を送ってくるのを待っている、十日間ほどの期間があるわけでございますが、その状態のもとで、この高速の——教習生といいますか、免許を持とうとする人が非常に不安を覚えますので、一遍自分の教わっている
内容は、教習の水準を向上させること、それからいろいろと教習員その他のいろんな待遇改善に役立つような事柄、それから逆に、教習生のニーズに対応するといいますか、いろんな教習料金その他のものがもっと低廉にできるようなそういうものを意図した形で、財政的にもいろいろ御援助するような形でやっていこうと思います。