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435件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1974-12-24 第74回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号

○井上(泉)委員 きょうの大臣所信表明を途中から聞いたわけでありますが、いままでの日本農業政策というものは、高度経済成長政策に合わせた農業政策によって減反政策もとられ、そして外国食糧輸入政策がとられてきたことは大臣も御承知だと思いますが、そこで、いわゆる農政の大転換をはからなければいかぬ時期にある。

井上泉

1974-04-04 第72回国会 衆議院 決算委員会 第7号

これはあとでも述べますが、農業白書でも、今年度の白書ではこういって食糧政策の根本に触れるような問題が指摘されておりますが、そういう点で、やはり外国食糧依存するこれまでのような政府農業政策基本、こういったものが国際相場の変動によって予備費を急速に増大する要因になっているんじゃないか。

庄司幸助

1973-12-08 第72回国会 衆議院 予算委員会 第4号

いわゆるいままでの国際分業論、大資本に追っ立てられて、大資本の言うままに、減反政策や、食糧をつくらせない方向に行ったいわゆる国際分業政策というものは、今年度のインフレの根幹をなす外国食糧輸入上昇化というその名目によってはね返ってきて、いま国民は苦しんでいるのでありますから、これをひとつやめていただかなくちゃならない。減反政策もやめていかなければならぬ。こういうことが一つであります。

小林進

1973-06-06 第71回国会 衆議院 決算委員会 第14号

いろいろ経済的な制裁ということになりますれば、おそらく外国食糧でも、小麦なり麦、えさも含めました麦類扱いをどうするかということが相当商権としても大きな問題ではなかろうかというふうにわれわれ考えております。そこまで及ぶかどうかということにつきましても議論が実はあるわけであります。その中で、それをどういうふうな扱いをするかということについてもいろいろ議論がある。

森整治

1973-05-08 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号

したがって、いつもお答えを申しておりまするように、第一に、でき得る限り国内生産をするように、しかしながら生産性に非常に劣るものがございますれば、開放経済下にある日本として外国食糧輸入をも、全然これを除外して考慮していくのもどうか。それは一方において消費者のことも考えなければならないし、また現在ソ連や中国などが異常天候に災いされて食糧が減産をしておる。

櫻内義雄

1971-12-24 第67回国会 衆議院 本会議 第27号

この農民の血を吐くような叫びに耳を傾けようともせず、外国食糧輸入を毎年二〇%もふやし続け、米を除いて、食糧自給率六七%という奇形的な日本経済をつくってきたのも、佐藤自民党政府であります。(拍手アメリカ農業日本の大企業のために日本農民犠牲になれ、死んでもかまわないというのが、佐藤内閣の一貫した農業政策であります。(拍手)  かつて経済白書は、中小企業について次のように指摘しております。

成田知巳

1971-11-02 第67回国会 参議院 予算委員会 第3号

一体日本で将来の消費者の嗜好を含め、人口を含め、どれだけの総農産物が必要であるかという柱をまず一本立てること、そこにおいて国内農民にどれだけの自給度をさせるのか、九〇%にするのか八〇%にするのか、いまのように五〇%に近いものにして外国食糧に圧迫されることをまかせておくのかという、こういう自給度を明確にすることだと思います。そうして品目別自給度を決定してやるわけであります。

沢田政治

1971-05-14 第65回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号

外国食糧輸入という問題は、食糧庁国内でいろいろな物資を調達する場合と違いまして、外国を相手にしているわけでございます。そこで小麦について申しますと、カナダ、アメリカ、豪州というのが日本に対する輸出国でございます。それから米につきましてはタイ、ビルマ。そこで輸出国のほうが大体一手、売り手が一本になっておるわけでございます。

内村良英

1970-06-04 第63回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

大臣、一体自国の産業を犠牲にして他国からいわゆる輸入する、自国商品自国生産物犠牲にして外国食糧、外国商品依存して、なんということはいずれの国もとらざるところです。いま繊維問題でも、日本の繊維を犠牲にしてはならぬということでこれだけ政治問題、外交問題になっているじゃありませんか。

小平忠

1970-06-04 第63回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号

もっと政府責任において安定作物を準備しておったならば、こういった生産過剰というものは起こらなかったであろう、あるいはまた外国食糧輸入問題を調整しておったならば、こういう事態にならなかったと思うのであります。そういった政治責任をば政府はとらないで、米過剰の原因をことごとく生産農民にだけ押しつけるような非情なやり方については、納得できないところでございます。

長谷部七郎

1970-03-18 第63回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

また無計画な外国食糧輸入がどんどん行なわれまして、稲作をはじめ麦作、畜産、果樹、蔬菜といったいわゆる成長農産物と称するものが軒並み総なめになっておる。こういう角度からいたしまして、今日の農家の経済は大きく行き詰まっておる。しかも農村地帯農業所得だけでは暮らせない。何とかして農外所得にたよらなければならない。しかし御承知のように、農村地帯では工場もなければまた公共事業等もないわけであります。

長谷部七郎

1970-02-19 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号

結局は、貿易自由化の中で、日本食糧自給率は下がるのを覚悟の上で、これは外国食糧依存をしている。そうして、工場製品は売れるだろうけれども、日本農業は壊滅的な打撃を受けるということで、結局とどのつまりは、佐藤総理のきのう来のお話のように、これがうまくいかないと食管法もあぶなくなるぞというおどかしの中で、農民はいま苦しんでおり、迷っております。

阿部助哉

1969-06-13 第61回国会 衆議院 本会議 第47号

第三には、膨大な外国食糧輸入であります。  この際、農林大臣にお尋ねをいたしますが、国内の米の生産がおよそ年一千三百万トンであるのに、それと同量の農畜産物が年々輸入されてきております。昭和四十一、二、三年の間、米麦は年々五百万トン、飼料は六百万トン、畜産物その他を合わせて二十四億ドルを輸入依存しているわけであります。

小沢貞孝

1969-05-08 第61回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号

したがって、日本農業というものがそういう小さな規模でおくれているということがいえるわけでありまして、進んだEECの農業においてさえ、これからそういう大量の社会資本を投下しようとするときに、金がかかるからできないというようなことでやっていたのでは、日本農業は依然としてじり貧という形の中で、結局外国食糧依存をしていくという体制というものを脱皮することはできない。

工藤良平

1969-02-27 第61回国会 衆議院 本会議 第9号

しかしながら、現在食糧総合自給率からするならば、米の豊作により前年に比し若干の上昇を見たものの、依然として八三%であり、飼料をはじめとして、外国食糧への依存度は高まりつつあります。食糧の需要の動向に即応した供給体制をつくる農業を樹立することも、緊急の対策を要することであります。激動する国際競争に対応する日本農業の体質を改善することも、論をまたないところであります。  

工藤良平