1948-06-03 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第2号
○馬場秀夫君 本年度と申しますると、この二十三年度予算が通りますると、出水前に早急におやりになるという御意向ですか。あるいはことし中に來年に備えるという御意向ですか。
○馬場秀夫君 本年度と申しますると、この二十三年度予算が通りますると、出水前に早急におやりになるという御意向ですか。あるいはことし中に來年に備えるという御意向ですか。
○馬場秀夫君 本請願は埼玉縣大里郡東部の利根川堤防補強工事に関する件でありますが、東部地区八箇町村の代表をもつて、利根川堤防補強促進連盟をこしらおておりますが、その代表八名以下二万四千三百七十名の署名をもつて請願書が提出されているのであります。その請願の要旨は、昨年決壊いたしました利根川の堤防が竣成いたしまして、委員の各位には現地にわざわざ御出張いただきましてごらんいただいたのでありますが、あのときごらんいただきましたごとく
○馬場委員 二点お尋ねしたいと思います。一つは、二冬を越しておるので大体身体が慣れておると思うのですが、昨年の引揚者に比較して、今度の引揚者はわずかですからわかりませんでしようが、今までに引揚げた方々の身体、あるいは残つている人の状況がおわかりになるかどうか。 もう一つは、今帰つてきている人はどういう順序で帰つてきているか、ちよつとぐあいが惡いかもしれませんが、何かヒントがあつたらお聽かせ願いたいと
○馬場委員 一つお尋ねいたします。教育、文化、科学の必要であることは、これはどこの國でも十分知つておることであり。ただ問題は、その基礎が平和國家としてか、あるいは戰爭國家としてかということになると思うのであります。そこでユネスコ憲章の前文にもありますように、戰爭は人間の心の中に始まるから、平和の防衞も人間の心の中で打建てらなければならぬ。そこに対和國家日本の將來の方向として重大な意義をもつと同時に、
○馬場委員 與敷野君に二つお尋ねしますが、一つは西ドイツのユネスコ参加は、これは決定されたものですか、どうですか。 第二は、先ほど委員長の御報告がありましたように、本委員会ですでに昨年の七月八日にユネスコ問題を取上げましてから、ずつとユネスコに対しましての日本のあり方を檢討しつつ今日に來たわけであります。しかしユネスコの趣旨そのものに対しましては、これはわれわれ日本の文化國家としてのあり方として、
○馬場委員 動議を提出いたします。明日さいわい委員会が開かれますので、私は昨年の第一回國会の劈頭において取上げましたユネスコ運動に関する問題を、ここで具体化していきたい。すでに御承知のごとく平和会議の清まない敗戰國日本におきまして、すでに平和会議が行われたと同じような空氣が連合國の好意によつて随所に現われてまいりました。なかんずくわれわれの念頭しておるところの文化國家の建設の面におきましては、さいわいにわれわれの
○馬場委員 この祝祭日、休日の審議に関しましては、すでに本委員会において数回愼重審議しまして、一應ここに仮案がまとまりました。本日はこの程度にして、明日衆参両文化委員会の合同打合会なりを開催して、それにかけて最後案に近づくようにもつていくようにしていただきたい、かように考えます。
○馬場委員 私は建國記念日として私案を出したのでありますが、その際申し上げました通り、歴史が問題になつているので、その日どりについてはわれわれもあらゆる角度から十分檢討してきめて、國民大多数のうなずくような日を、新しい文化國家の祝祭日の中に入れたいというので出したのであります。今までの各委員のお話によりましても、建國の日ないしは建國記念日を置くということには一致しておりまするが、問題は歴史による日の
○馬場委員 今の意見には反対はないのですが、紀元節を建國の日、あるいは建國記念日とかえることには賛成ですが、もしそういう場合には四月二十九日の天長節というのも、やはり節を除いた方がよいと思います。昨日專門調査員の説明を聽いても、節というのに対しては異議がある。建國の日、祭、何かそういうふうに一定した方がいいように思います。
○馬場委員 最初に人の問題であります。國協の文化委員の変更ですが、石田「松君は、最初委員であつたのを、出席率が惡いからというので、かえてもらつたように記憶するのでありますが、委員長の方でどういうお話合いがあつたのでありますか。いつも出られなかつたために國協へ申し入れてかえてもらつたように覚えておるのでありますが、いかがでありますか。
○馬場委員 私はごく端的に二つの問題についてお伺いいたしたいと思うのであります。一つは講和会議の問題、もう一つは外資導入の問題であります。講和会議に関しましては、総理の御演説あるいは御説明の通り、世論といたしましても、その見透しがかつての見透しよりさらに遠くなつたということは、了承いたしていると思うのであります。しかしながら私はこの講和会議の開催が遠くなるということは、國民の関心をそれだけ遠ざけるということではなしに
○馬場委員 觀光事業に關する小委員長高橋長治君が差支欠席のため、わたしから簡単に御報告申し上げます。 国立公園及び觀光事業關係法規の整備立案のため、小委員會設置に決しましたのは、去る八月七日のことで、即日委員七名の選定も見、次いで九日にはいよいよ議長の承認も得ましたので、正式發足の運びに至りました。 小委員會が検討いたしましたことは、觀光關係行政の諸官庁に於ける所管状況でありました。この結果、運輸省所管
○馬場委員 日程第一及び第五、これはさきに請願二六號、ヘボン式ローマ字を復活の請願につきましては、紹介議員のほか請願人でございます宮崎静二君より、また日程第五の請願、文書表第三〇〇號、日本式ローマ字普及の請願につきましては、紹介議員のほか、特に請願人であります佐伯功介君より詳細な説明を聽取いたしました。もともとローマ字問題は永年縣案の重要問題でありまして、慎重審議を重ねるべきものであることは、疑いを
○馬場委員 紹介議員が見えないので、私代つて請願の趣旨をご説明申し上げます。 松江城修築に關する請願でありまするが、本請願は、國賓でありまする松江城は、今から三百四十年前に築城されたものであります。昭和十年五月に國賓に指定されて、現在全國的に、徳川時代における築城の精華を誇つておるものでございます。しかし三百四十年を經過し、土臺及び天守閣は非常に傾いて、崩壊の危機にある。從つて戰災その他で日本の城
○馬場委員 たくさんあるのですが、一つお聽きしたいと思います。今のお話で、割當當局は極力割當數を割當てたいという御意向はわかりまするが、用紙が増産されたということからでありますか、あるいは今、ないないという新をどこか削つてやろうというのですか。ただ割り當てたいという意思で審議を進めるのか、その點を一つ……。
○馬場委員 わが國の代表的な美術品の散逸防止に關する件について文部、大藏兩當局に對して質問いたしたいと存じます。 右の件に關しましては、去る八月三十日の本會議におきまして、森戸文部大臣から、委員長の緊急質問に對しまして、わが國の代表的美術品の散逸を防ぐためには、まず第一に關係法規たる國寶保存法及び重要美術品等の保存に關する法律をこの上一層の嚴正な適用をはかり、第二には脱漏している國寶該当のものや重要美術品相當
○馬場委員 日程第六、日本觀光新聞に用紙割當の請願、日程第七、國會新聞に用紙割當の請願、日程第十三、東洋新聞に用紙割當の請願。以上三件は、本委員會としては、その請願の趣旨は妥當と認められますので、採擇せられんことを望みます。
○馬場委員長代理 日程第一、滿洲における戰犯者救護に關する請願、文書表第六三〇號、紹介議員原侑君。これは再三日程に掲げておりますが、その都度紹介議員がお見えになりませんので、本日はこの請願について審査を進めたいと存じます。まず請願の趣旨を專門調査員に朗讀いたさせます。
○馬場委員長代理 これより會議を開きます。 委員長は時間の都合で多少遲れますので、私が委員長代理を務めます。 歐洲各國の財政の近状(英國を中心として)について理財局調査課の吉本眞二君より説明を聽取いたします。
○馬場委員 この問題は相当重要と思つております。まだたくさん確かめたいことがありますので、次囘に重ねてお願いしたいと思います。 一點疑いがありますが、今、一應割り当てたものでも、思わしくないものは整理するというお話がございましたが、割当委員會は、文字通り割当の委員會であつて、爾後の問題を處理する権能をどこにもつておやりになるのか。今のお言葉は、なかなか合理的にいくようなことでありますが、さようなことではつきり
○馬場委員 用紙割当に關しまして、事務的な問題を少々お伺いして、はつきりしておきたいと思うのであります。文化国家建設途上にある日本において、文化資材としての用紙というものが非常に重大なる役割をもつことは、いまさら申し上げるまでもないと思います。それを一手に握つておる用紙割当委員會が、今日までたどつてきた経過をいろいろ伺いますと、至極その責任を果たしておるとは考えられない點が多々あるので、この際以下をはつきりして
○馬場委員 もう一つお伺いいたしますが、萬國赤十字社の好意によつて一部在ソ領邦人からの通信が許されておるのでありますが、今日まで來ておる総量及び萬國赤十字社の好意が容れられて、その他在ソ領邦人に對する手當といいますか、同情というものが行われておるかどうか、萬國赤十字社の好意に對しまして知りたいと思います。
○馬場委員 海外引揚げ、なかんずくソ連領からの引揚促進がこの委員會で問題になりましたときに、政府當局に質問かつお願いを申し上げていたのは、ソ連から引揚げる港であるナホトカにはすでに相當量の日本人がおつて住宅にも困る、あるいは寒さに向いますと非常に困るというお話がありましたので、萬國赤十字社を通じ、あるいは日本からそれらの人に對する衣料なり、何かを支給することをお願いすることはできないかということを申
○馬場委員長 異議はありませんが、まず最初に總理、外務大臣、官房長官と順を追つて聽く、こういつた方がいいと思いますが、いかがですか。
○馬場委員 文化委員會の所管事項について、次の委員會に、總理大臣、外務大臣及び官房長官に所見を質したいと思いますので、その處置をとられんことをお願いいたします。
○馬場秀夫君 今囘の埼玉縣の受けました水害の被害は、すでに御承知の通りでありまして、縣の見積りによりますと、全體といたしまして、總額十八億圓に上つておるのであります。うち本年度これが應急對策費として六億九千萬圓、この國庫補助は現在の補助率を適用いたしましても四億圓程度で、差額の二億九千萬というものが縣の負擔になつて、縣の財政ではなおこれを負擔しきれないという現状でありますので、この天災による被害を全額國庫補助
○馬場委員 本請願は請願者東京都中央區銀座西七丁目一番地日本觀光新聞社代表櫻井哲郎他五名であります。 日本觀光新聞社が、敗戰後の日本の現状に即して、將來の文化日本の建設をながめながら、一方においては内外の觀光事業、あるいは國内における觀光地運動を勘案いたしまして、率先して、まず第一に著眼いたしましたのは、國内におけるこの方面に向つての關係業者の覺醒、認識を深める點と、國内觀光地の紹介に重點をおいて
○馬場委員 一つお尋ねしますが、用紙を割り當てた後の既得權の問題は、今の御説明で一應了承いたしますが、割り當てる場合に、すでに出しておつて見本を示したものを基準にするのか、あるいは今後出さんとして、紙ももたないで非常によいものを出すというような場合において、どういうような援助、補助というものが試みられるか、あるいは犠牲を拂つて見本を出してその後委員會を通過して割當てられたばあいにおいて、前の犠牲を補
○馬場委員 コルホーズの方は各家のまわりとかということはありますけれども、ソフホーズの方は家のない集團しておる場合のところですから…
○馬場委員 コルホーズ員に個有の菜園を許すという事は、コルホーズの組纖からいつてやりやすいのですが、ソフホーズ員に自己の個人の菜園を許すというのは、私の見ましたソフホーズでは、さような所はあつたとしても區切つてあるのであります。いわば工場のようなところに收容しておるソフホーズ組織で、それを個々の人に菜園を許すというのは、何か特殊な土地でも與えるのでしようか、あるいはどのくらいの面積を與えてやらせるのでしようか
○馬場委員 先ほど四十八年に戰前水準に復歸させるということを言われたが、スターリンの戰爭が終つた後の演説によると、國内情勢を戰前に復歸させるには五六年かかるということで、少しかけ値があるように思う。その一點と、農作物の關係で昨年旱魃があつたということは事實としても、戰爭によつて受けた被害のうちにコルホーズの被害が九萬八千、ソフホーズが一八七六ということを發表しておる、これらはさう簡單に復歸できない。