1947-08-15 第1回国会 参議院 文教委員会 第4号
それは私のみならず、いわゆるこの窮状に當面しておるところの父兄竝びに教育實務者、一般地方民の切願するところでありまして、今囘すでに百萬を超えるところの請願書が提出されるということは、明かにそれを物語つておるのであります。
それは私のみならず、いわゆるこの窮状に當面しておるところの父兄竝びに教育實務者、一般地方民の切願するところでありまして、今囘すでに百萬を超えるところの請願書が提出されるということは、明かにそれを物語つておるのであります。
かような點に現状の學校の内容と學校が存在する地域の好條件とを絡み合わせまして、この際農林大學を建設したいというのが、學校當局竝びに卒業生及び父兄校友一同の熱心なる希望であり、又所在地方におきましても、官民共に擧げてこの問題に對して非常な熱意を持つておるのであります。それで學校の組織が今申し上げたようにさように充實いたしておりますから、この際大學になりましても、格段の經費を要するわけではないのです。
それであるからして昇格運動は無意味であるし、無駄であつて、學校にとつても學生にとつても、父兄にとつても、文部省の役人にとつても、それは無駄であるということを承知して、できるだけそういうことをしてくれるな。唯一の途は學校に歸つて、學校の内容を充實することだ。それが將來昇格の問題の起つた時に、資格の審査を受けるときの有力な條件になります。
○政府委員(日高第四郎君) 私も經驗が淺いのでありまして、一方面のことしか存じませんのですから、各方面でそういう社會、若しくは父兄等との間に有機的ないい連關がありまして、學校が社會の一つのエレメントとして、有機的な連關の上でうまく運用されておる例があるかどうか、實は私承知いたしておりませんけれども、私としてはできるだけ、名ばかしでなくて内容の充實した、良い教育を今の條件の下でも、良い教育を熱心にして
それから學童が、一貫匁いくらするものだということはよく知つておりますから、それを二圓でとられて、だれがどうもうけるのだろうかということで、父兄や學童の心に與える影響というものは、非常に大きいと思うのです。故紙がどのくらいしておるということは、常識でわかつておりますから、高いものを二圓でとられる。
明治三十二年の學校教育における宗教教育を禁止するというこの一つの訓令は、フランスにおける學校教育における宗教教育の非常の弊害、或いはアメリカの各州において、その宗教教育のやり方を異にしておりましたが、大體歐洲或いはアメリカの學校における宗教教育が、或特定の宗教教育をやることによつて教職員の間に一つの對立を生ずると共に、純眞なる兒童の中にも宗派的對立を釀すと共に、更には父兄の間においてもいろいろな物議
學校給食につきましては、すでにその實情等についてはお聞き及びと思うのでございますが、實際の現状は、子供は非常に喜んでくれるが、先生竝びに父兄は、ほんとうに困つているというのが、實情であろうと思うのでございます。私どもも、これについては關係方面といろいろできるだけの折衝をいたして、現在までまいつておるのでありますが、なおいろいろな努力をいたそうと思います。
工場で働けないようになると、地方の父兄に引渡される。地方に帰れば、両親、兄弟は野良仕事に出ておつても、自分らは白足袋で家に寝轉んでおるというようなことが近來非常に多くなつたという御意見でありましたが、実際その通り私も認めております。
それから學校の施設の利用ではないのでありますが、學校と最も關係の深いことで、先生と父母の關係を考えまして、從來の學校に對する寄附金などだけに終つておつた父兄會を解消いたしまして、先生と父兄とがまつたく同等の立場において一つの會を組織いたしまして、その會によつて學校教育の運營を進めますとともに、また同時に父母に對する學校からのよい影響を期待しようというようなことが考えられておりまして、この點も文部省が
そしてそれは本委員會の御決議等の強い支援により、また外からは組合、父兄、子供たち、また輿論等の強い支援がありまして、私どもの主張に遂に大蔵省局も同意するということになりまして、閣議において大體の方針がきまり、最低限度を守ることができましたことは、皆様の御支援の力強かつた結果であると存じまして、ここに厚い感謝を申し上げたいと思うのであります。
いろいろそうした問題を起して、教育者も、父兄も全體が困まつておるわけですが、これはどういうふうにやつていくのか。私どもの考えをもつてすれば、たとえば布のようなもの、手藝品は、結局學校の方で材料として購入するならば、それは全部家庭にはいつていくのですから、何とか商工省の方と技術的に折衝されたら、うまくいくのじやないか。もつとも、できておるのかどうか知りませんが、そころの二つの點について…。
一昨日でありましたか、教員組合が、東京、神奈川、千葉三縣の父兄の請願に八十萬に近い署名のものをもつて見えまして、ぜひとも六・三制の完遂をやつてほしいというような希望が私に傳えられたのであります。かようにして、國内におきましても六・三制を完全にやつてほしいという要望が非常に強いのであります。私どもはそれを聽きまして心をゆすぶられるものがあるのであります。
同時に地方團体におきましても、又御父兄におきましても、教員諸君におきましても、又不幸なる敗戰の事態にある学童におきましても、この日本の窮乏を担いつつ新らしい文化國家を建てるという氣魂の下に、この困難な教育が完徹されるような協同の努力を私共は切に望んでおるのであります。
かような事情でありまして、私共は窮乏日本の許す限りのことはいたしたいと存じておるのでありまするが、火急の場合まだまだ手の及ばないところもありまして、所によりましては父兄方に御寄附を願つておるというような所もあります。本筋から申せば、これは政府が國の費用、或いは地方團体の費用でこの義務教育はいたすべきことであります。
而も地方の市町村はこれを賄う所の十分なる所の財源を持つておらないがために、止むを得ず父兄に寄附を要求いたしておりまするのが各地方における所の現態であります。
(拍手)私どもは、さらにこの窮状をよく考えまして、この子供たちのために、先生方のために、父兄のために、できるだけのことはいたさなければならぬと思う。殊に寒さに向いますれば、これらの子供たちの、窓のない、雨の漏る状態では、まことに困るのであります。また新しい学年が來年始まりますが、さらにこの二部教授と仮教室が殖えていくのじやないか。