1948-06-04 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第3号
日本産業の復興上重要資材でありまする重油等液体燃料のわが國への輸入は、終戰後再開されましたが、その輸入量は今後さらに増加せらるる趣でありまして、産業振興のためまことに慶賀にたえぬところであります。しかして政府においては、重油等輸入基地を全國において数箇所増加せられ、該基地には國費をもつて輸入並びに配分に必要なる港湾施設をなす御計画の由拜聞いたします。
日本産業の復興上重要資材でありまする重油等液体燃料のわが國への輸入は、終戰後再開されましたが、その輸入量は今後さらに増加せらるる趣でありまして、産業振興のためまことに慶賀にたえぬところであります。しかして政府においては、重油等輸入基地を全國において数箇所増加せられ、該基地には國費をもつて輸入並びに配分に必要なる港湾施設をなす御計画の由拜聞いたします。
從つて輸入食糧も、過去における輸入量以上に、本年度これを増加する可能性も期持し得るのであります。内外の情勢を考えてみて、できるだけ早く主要食糧の増配を実行に移したいという希望をもつておるのでありまして、その前途の可能性を否定する意味において、農林大臣が意見を発表したものではないと思います。
○栗栖國務大臣 先ほども申し上げましたように、綿花の輸入量、それをこの綿布その他に仕上げまして、向うへ出す量、及び國内に保有する量等のことも、まだはつきりいたさないところもございますし、外電にはいろいろ傳えておりますけれども、まだはつきりいたさぬところもございます。從つてそのうちで糸をいくらくらい割振るかというようなことも、いま少しお待ちを願えれば、はつきり申し上げられると思うのであります。
○石原(圓)委員 ただいま数字的な詳しい御説明をいただきまして、まことにわれわれにとつては大きな参考となるのでありまして、すでに御説明のように油の輸入量も、綿糸、綿花の割当量も、マニラ、ワイヤ等、それぞれあるいは年間の所要量の一割に達するか達しないようなものがありますし、油、綿花がいくら殖えたようでありまするけれども、これも去年より今年の割当量が少い。
油につきましても、これは全体の輸入量が非常に減つておるにもかかわりませず、水産関係の油は減らされておりません。しかしながらわれわれがこの統制の裏づけとして、確実に正規のルートによつて出荷した者に対して、必要な油を配給するという建前から申しますと、決して満足すべき数量とは言えないのであります。
次に、燐酸肥料、燐鉱石の輸入量をさらに増加する方途を講じなければならないと思うのであります。カリ肥料の輸入も少ないが、國内におけるところの低品位のカリ資源を開発して生産せしむるよう思い切つた奬励方法を講じなければ、カリ肥料の増大は望み得ないと思うのであります。政府は、この計画ありや否や。 六、報償物資について。
從いまして、相當程度のものが輸入にまたなければならぬ状態でございまして、今後これらのものにつきまして、相當増加し得るかどうかという點につきましては、ひとえに輸入量のいかんにかかつておる次第でございまして、農林省といたしましては、目下これらの使用だいずの輸入につきまして、せつかく懇請中であります。醤油につきましては、大體現行配給量を今後とも維持してまいりたいと考えております。
そこで私は安本長官にお尋ねしたいことは、この千五百五十カロリーというのは、今日のように自由に食糧輸入が許されておらない限りにおきましては、大體許可された輸入量と國内産の食糧これを合計して、それで人口割にして大體はかつたカロリーを、一人千五百五十カロリーというふうに計算なさつておるのだろうと理解しておりますが、その點どういう考えであるか、まず第一にお伺いいたしたいと思います。
また輸入資材面において、これが公正に流れざるときにおいては、今後の輸入量に一大阻害を來す原因を生じまするがゆえに、この點については、私どもは企業家も、われわれ監督行政面にある者も相協力一致して、自然的に民營の確立を期するような方向に向けていくことがいいのではないかと考えておるのであります。現實ただちにもつてこれを地方廳に委任するということについては、未だ時期尚早であろうと考えておるのであります。
○木村禧八郎君 大した差がないということは囘轉基金による現在の輸入量が、これまでのようにそう多くならない、そういう意味でございますか。
それは北海道の甜菜事業に關する件でありますが、御承知の通り、砂糖は輸入量が少いので、いやでも應でも北海道のビートによらなければならぬことになつておるが、これにつきまして農林省は北海道の甜菜つまりビート糖業政策の方針であるはずでありますが、農政局長からまずその政府の方針をひとつ伺いたいと思います。
○小松委員 漁網鋼等に對しまする生産の状況調査書を頂戴いたしまして、大體數量を了承いたしたのでありますが、綿花、マニラ麻の輸入量のうち、漁業用に割當てられるものがどのくらいのパーセンテージになつているか、これを伺いたいのであります。
從來御承知のごとくに、滿州、北支、朝鮮等の輸入によりますものが、今日ではいわゆる國外貿易になりまして、管理下におかれております日本の行政におきましては、今許されたる輸入量しか認められぬのであります。この問題につきまして現在輸入の一%くらいしか中央においては確保されておらぬというような、まことに貧弱な状態であります。