1984-03-10 第101回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
特に、昔のように簡単な検便とか血液の検査だとか、こういうふうな問題だけでなくて、最近では細胞診などという大変難しい技術や、またそのための標本づくりだとか、またCTスキャンなどのような、かつて私たち余り知りませんでしたこうした高度の機械を動かしていく、それによっての画像の処理、こういうものも特殊な技術が要るのではないか。
特に、昔のように簡単な検便とか血液の検査だとか、こういうふうな問題だけでなくて、最近では細胞診などという大変難しい技術や、またそのための標本づくりだとか、またCTスキャンなどのような、かつて私たち余り知りませんでしたこうした高度の機械を動かしていく、それによっての画像の処理、こういうものも特殊な技術が要るのではないか。
薬剤生産に対する厚生省の考え方、医療機器の売り込みその他の配置の問題、要するに一定地域において一定のそういうものがあれば、公的医療機関はそういうCTスキャンは一般の医師に開放する、どうぞお使いください、もう二重投資、三重投資はやめましょう、そういうような基本方針をきちんとして、そして医療費の増高が抑えられなければ一その次に考えるというなら話はわかるのですよ。
この前、例の埼玉県の富士見病院でCTスキャンを片っ端から、必要もないのにやって問題が起きているわけですが、CTスキャンなんというのは大変高額な機械なんでありますが、そういう医療機器ですね。昔はもうレントゲンとか、レントゲンも断層撮影機とかいうくらいが高い医療機器であって、そう大したものはなかったのですけれども、いまやたくさんあるわけです。
また、高額の医療機器につきましては、たとえば頭部のCTでございますと、昭和五十三年に二百六十九カ所であったのが、五十六年には九百四カ所というふうに大型の機器が増加いたしております。
それで、東京病院の実態を見てまいりますと、非常に優秀な設備、優秀な医師、病床数も三百十二床ありまして、ICUあるいはCT装置などの最新の医療設備もありますし、いわゆる名実ともに近代的な総合病院であります。ところが、現在のベッドの稼働率は、五十七年度四三・二%、それから収支率も五〇%ちょっと、非常に悪いわけでありますね。
それから、いまもお話のございましたたとえば心電図の検査も月一回じゃないかということでございますが、症状が急変したり、それから入院したばかりのいろいろな検査が必要なときには当然、心電図検査であろうとあるいは脳波の検査であろうとCTの検査であろうと、それはやっていただいて結構なんでございます。
CTスキャンを備えていると言われているんですが、どういう経過でそのスキャンの許可を得たのか、またその使用状況などを行政としてはどのように把握されているのか伺いたいと思うんですね。 また、入院があると一通りの検査があると、こう言われているんですけれども、適正に使用されているのかどうか、この点もあわせて伺いたいと思うんです。
○政府委員(大谷藤郎君) CTスキャンは非常に有効な高額な機械でございますが、医療補助、許可等の手続は必要といたしておらないのでございます。したがいまして、病院が使用している状況につきましては、行政が一般的にこれを把握するという仕組みにはなっておりません。したがいまして行政としては把握しておらないわけでございます。
○政府委員(大谷藤郎君) 社会福祉法人浴光会がCTスキャンを整備するのにつきましては、この法人の理事会の議決に基づきまして、日本自転車振興会の補助金の申請を行っておりまして、そしてその結果補助金が交付されたということは私どもも承知いたしております。
特に脳神経外科につきましては、まず脳神経外科の医者を育てることが大事だということで、費用も非常にかさみますCTスキャナーというものを中心に大学病院に配分する事業を始めまして、昭和五十年ごろにはほとんどなかったCTスキャナーというものが、医者を育てる各大学病院にほぼ行き渡るまで補助をいたしております。
また、さらには救急医療確保対策事業費あるいは公的医療機関の整備だとかいろいろ問題がございますけれども、時間がだんだんなくなってまいりまして割愛せざるを得ないんですが、いずれにいたしましてもこのCTの全国的な状態も全部資料をいただいて見てきておりますけれども、これを見ましていきましても要望は物すごいと思います。
コンピューターのトモグラフィー、要するにCTですね。CT装置というものが沖繩では、その計画を教わりましたら県立の方にも、それから市立の那覇市立病院ですか、これは御案内のように頭部と全身とがありますが、あそこには全身まで入れようとしているという形なんですね。そのCTの問題を取り上げてみましても北海道の場合は国立病院四つあってCT装置がないんですね。
○宮崎正義君 いみじくもお話が出ましたけれども、旭川と札幌にCTはないんですよね。北大へ頭部が去年やっと入ったんです。道立の札幌医大は頭部はあるが全身はないんです。全身のあるところはどこかといいますと、私立の脳外科病院の一ヵ所だけなんです。ですから大変なんです。この全身のCTで治療してもらうために順番待ちしている間に人が亡くなっていっているわけです。
最近の調査によると、静岡県下で発生いたしました脳卒中患者二万五千人中、CTスキャナーを設備して脳外科のできまする病院が静岡県下に十七病院あるのでございますが、その十七病院に入院できた患者はわずかに十分の一です。患者の十分の一しか入院できなかったのであります。
CTスキャンというのはいままでの日本の死亡率の一番高い脳卒中の診断及び治療に対しての画期的な大きな情報を出してくれる。そういうものから医療費というものはますます高くなってきているということで、したがって、単なる乱診乱療という言葉で全部を処理し切れないものがたくさんあるわけだと思うのです。
CTスキャナー、ME、人工透析装置などの設備がないため、札幌から距離的に近くにありながら、医師が研究できないということでここに来ないという実情にあります。 視察をいたしまして、住民のニーズにこたえるために医療設備の整備を行うことに、よって医師の確保を図り、病床数を公的病院としての適正規模に増床することが必要であるのではないかということを痛感いたしたところであります。
それで、いまそのMEとかあるいはCT、大変問題になっているわけです。あるいはオートアナライザーなどの最新機械、これが普及されております。これの適正配置とか登録制とかというのはいままで議論になりましたけれども、こういう高級な機械を操作し、結果についてまあ正しく診断する能力というものが、いまの大学教育の中で一体身につけることができるものかどうか。私はこれにも疑念を抱くわけでございます。
次に参りますが、お手元に、これも対馬さんが確認をされた中をさらに深めるためにお聞きするんですが、CTスキャナーの都道府県別の分布表というのをきょう私は資料としてもらったんであります。CTスキャナーの都道府県別。これちょっと見てください。 これ見ますと、大臣、これはおたくの調査は五十三年しかないんです、五十三年。
○政府委員(田中明夫君) CT、あるいは超音波装置等いわゆるME、CTにつきまして基本的な知識、あるいは技能の習得というのは大学における医学教育の中で、現在習得されておるわけでございまして、最近の国家試験におきましてもCT に関係いたしまして二、三の問題が出ておるというような実態もあるわけでございます。
それはなぜかと言うと、原因はいまわが国におけるCTを初めとするME機械の普及状況が諸外国に比べて非常に大きく分布をしているというところに問題があるわけですね。たとえば、CTスキャナーの点数からいうと、最低一日に十四、五人CTスキャナーを使って診断しないと減価償却しないと、こういうわけです。
こういうことについてはお手元にある資料ですね、それから医療機械の売上高の状況、輸入の状況等々ですね、それからCTスキャナーならCTスキャナーの世界各国における分布の状況、それからいま一つは人工腎臓装置の保有の状況、こういう一覧表を委員各位の手元にも資料として配付をしてありますし、私もいただいておりますから、この資料について中身を一一読み上げることを省略をして、このようにたとえば一つの例を挙げますと、CT
しかも、これは価格についてはいろいろあるところだと思いますが、CTスキャナー一台一億とも二億とも言われます。大体二億だというふうになりますと、金利だけで毎月百万円です。いまのCTスキャナーの一回の検査が千二百点つまり一回一万二千円です。そうすると月百人やったとしても金利がちょぼちょぼぐらいですね。元金に手がつけられないわけです。
○田中(明)政府委員 これも民間調査でございますが、アメリカにおきましては昨年、五十四年十月末現在でCTの数が千五百二十五台ということでございますので、一台当たりの人口は約十四万になります。日本におきましては大体これと同じでございますが、若干少なく十三万八千、一台当たりの人口でございます。
そこで、これは大臣にも聞いていただきたいのですが、このCT販売の代表的なメーカーでありますところの東芝メディカルは三百三十八台納入しておるわけなんですが、この販売会社東芝メディカルの実態を見てみますと、この五年間で売り上げが約五倍になっておるわけです。それから税引後の利益は実に十五・五倍になっておる。それから配当はもう二割という高配当で急成長しておるわけです。
CTの一番初めつくられた元祖はEMIというイギリスのレコード会社なんですね。そのEMI会社があるイギリスが二百台、日本は現在八百四十一台で、それでメーカーの方は三千台まで納入できるということで張り切っておるわけですね。 だから入っておる病院の規模を見てみますと、大体われわれの常識で一億円以上のCTの採算点を考えると、三百床以上の病院でないとやっていけないぐらいだと思うのです。
○安恒良一君 そこでまあCTスキャナーというのが八百四十台に達していると言われていますが、私は問題は、これはわかりやすい言葉で言うと、ネコに小判という話がございまして、いわゆるCTスキャナーを備えた病院、診療所の場合に、――まあ診療所では余りないと思いますけれども、放射線専門医師、それから脳外科など、それに対応できる医療のスタッフ、施設、こういうものが備わった病院にしなきゃいかぬと思うのですね。
一つはいわゆるCT、コンピューター断層撮影装置、これが昭和五十三年十月末の調査によりますと全国で四百五十四台、それから心臓血管連続撮影装置、これが五百十九台、脳血管撮影装置、これが千百二十五台、リニアック、これはがんの治療などに使う放射線の治療機器でございますが百四十九台、べータトロン、これも同様な機械でございますが五十三台、それからシンチレーションカウンター、これは放射性同位元素を用いた診断機器でございますが
ところがCT納入数は五十五年一月末で八百四十一台、もう実際には倍近くなっておる。たとえばCTの購入価格、値段が一億とすると、五年間リースをすれば一カ月二百万円かせかなければならぬ、一カ月二十日間稼働するとして一日やはり十万円かせがなければならぬ。これに人件費、電気代を入れると、まあ一日にとにもかくにも二十人くらいの人間を検査しなければならぬということになるわけなんですよ。
MEと申しますのは、メディカルエレクトロニクス、すなわち医療用電子工学機械のことでございまして、その代表的なものはいわゆるCTスキャナーでございますが、これは、昭和五十三年の厚生省の調査によりますと、日本で四百五十四台配置されております。外国におきます数字は、アメリカの数字をとっておりますが、アメリカでは千五百二十五台のCTスキャナーがあるというような状態でございます。
また、最近非常に広く使われるようになっておりますいわゆるCTスキャナーその他の高額医療機器についてでございますが、こういうような非常にすぐれた医療機器が開発されるということは、医療の進歩の上で非常に喜ばしいわけでございますが、何分にも高額でございますので、こういう高額な医療機械が効率的に活用されるという観点、裏を返しますと重複的な投資をできるだけ避けるということは望ましいことであると考えておりまして
そうかといってすべての病院、すべての診療所にこのCTを設置することはできません。したがって、われわれはできるはずであるのにできないという実情にぶつかっております。これがいま言った原則に合わない部分であります。しかし、これとてもマスとしての対応、たとえば私どもでは医師会病院をつくっておりますが、そこにCTを設置するということによって対応ができるようになります。
病院指定制につきましては、現行は基準看護、基準給食、基準寝具あるいはリハビリの一部、デーケア、ICU・CCU等ございますけれども、この対象の拡大を要するものは、CTその他高度の検査、NICUについての件数でございます。あるいは小児、未熟児医療、ICU・CCUの拡大でございます。それから、病院指定制にとりまして、予防給付をわれわれは要望するものでございます。