1951-05-17 第10回国会 参議院 大蔵委員会 第36号
そこでインフレを防止するために間接統制によつて金融面から締めて行くという方針が示されておると思うわけです、金融財政面から……そうしますと、どうしてもこの中小企業金融に寄つて来ざるを得ない。大勢はそういう方向に来るような状況になつていると思うのです。
そこでインフレを防止するために間接統制によつて金融面から締めて行くという方針が示されておると思うわけです、金融財政面から……そうしますと、どうしてもこの中小企業金融に寄つて来ざるを得ない。大勢はそういう方向に来るような状況になつていると思うのです。
最近各国の軍備拡張から、個々の商品につきましては、御指摘のような供給不足のものができる、従つてその国におきましては、これらの消費に対して統制あるいは間接統制の措置を講じておりますが、これらは根本的に申し上げますれば変則的な行為なのであります。
従いまして小委員会は、肥料の今後における需給事情並びに輸出力の問題を中心といたしまして、肥料価格の今後の推移、肥料行政の一元化、間接統制の是非、肥料の増産見込、日台協定の必要性及び違法輸出責任の徹底的明確化等の諸問題につきまして論議をいたしたのでありますが、小委員会と政府の見解にはなお相当の距離があり、また当日は各省の責任者たる大臣の出席がなかつたので、あらためて本問題はこれを十一月十六日すなわち本日
そこで政府におきましては、今後特に来年の春の肥料の情勢を勘案して、何らか今の形の自由取引の肥料市場に、そこに間接統制的な肥料需給調整法的なものを準備されておるか、されておらぬか、もし準備されておらなくても、今後さようなものを必要とするかどうかということについての御見解を、私は向いたい、これは通産大臣並びに農林大臣からそれぞれ伺いたい、かように思います。
の簡素化ないしは肥料生産コストの合理化等によりましてその値上りを極力軽減すべきこと、第二点は、本年度末にはおよそ硝安二十万トン程度のストツクが見込まれて、財政負担の軽減の上からもこれに対する適切な処置を講ずべきこと、第三点は、同公団の存続を明年四月一日までとしているが、すでに需給関係が著しく好転しておるので、県段階以下を廃止する予定の七月末をもつて同公団を同時に廃止し、その後は肥料管理法のごとき間接統制
ただちに物価に影響し、ただちに貨金に影響するものでありますから、われわれは現在の食糧の輸入または内地の生産状況から行きましては、今ただちにこの配給機構を政府の直接統制から次の段階の間接統制に切りかえることは危險であるがゆえに、暫時の間はこの現在の配給機構によつて配給を続けるということ以外に道はないと思います。
そうだとすれば、今肥料の問題について、肥料管理法等、間接統制によつてこの肥料の国内の生産工業を保護し、一方において農民に対し肥料価格の保障をするというような、肥料管理法というようなものを御準備なさつておいでになるかどうか。それをひとつ伺いたいと思います。
でありますから、前段に伺いました間接統制の問題もさつそく具体化して準備してしかるべきだと思う。先ほど申し上げましたように、まつたく農林省はどこの局に行きましてもねこのきんたまだ。あとから見えて前から見えないというのですが、私は重ねてそれを申し上げるのです。
○安孫子政府委員 お話の点の間接統制の方策につきまして、私ども研究いたしておるものはいまだございません。大体の推移からいたしますと、御議論のような点はあろうかと思います。しかしわれわれといたしましては、愼重を期さなければなりませんし、外国の輸入食糧の状況も、コンマーシャル・フアンドで相当入れるという方法は今年から始まるわけであります。
いずれにいたしましても、いもの面では一部価格維持の政策として今度の措置をとつたということは明瞭になりましたが、そこで現在の世界の食糧の供給事情、また国内におきます、昨日御説明の食糧の需給推算の数字を見まして、そろそろいわゆる直接統制から間接統制の段階に入るべきだと私は思います。大正十年の米穀法から始まつて、昭和八年の米穀統制法、この間がいわゆる間接統制の時代であります。
○苫米地(英)委員 私はやはり同感でございますが、そういう場合でも直接統制をしないで、金融面を通ずる間接統制がいいのではないかと思いますが、この点に対して大臣の御所見を承ります。
○稻垣国務大臣 間接統制という意味が私にはちよつとはつきりいたさないのでありますが、管理をする上において、直接統制で行くという面もあり、また間接統制で行く面もあると思うのであります。それはその事柄について、あるいはその輸入される当時の事情といつたようなものを勘案して、その点はとりきめたらいいのではないかと考えます。ある場合には間接統制で十分な場合もあるというように考えております。
間接統制の方式で進まれるが私は当然と思います。しかし業種別によつて一つの賃金の標準のようなものがあるいはできるのじやないか。しかしそれはきわめて彈力性のあるものでなければならない。そしておつしやる通り企業努力によつて、いわゆる働く人々の力によつて企業の能率が上るならば、それに対して能率給を相当加えて行く。
それから間接統制といいましても、一方において賃金三原則が行われる。要するに四月以降におきましては、補給金というような形、あるいは赤字融資、物償引上げというような形でもつて、賃金の引上げは行われない。こういうことは、もう決定的の一つのわくでございます。
おそらく間接統制で行くということでありましようけれども、それではどういうような間接統制をするのか。労働省の考え方と安本あたりの考え方とは、今日もなお相当開きを見せておると思うけれども、鈴木労働大臣はどういうふうにお考えになつておるのか、お伺いをしてみたい。
○本間委員 企業三原則が示されまして、本予算が七月に成立をいたしました際に、実は賃金統制に入るべきであつたろうと私は思うのでありますけれども、それが今日まで実現を見ずに延びて來ておるのでありますが、先ほど申し上げましたように、三原則の趣旨によりまして、どうしても私は賃金は間接統制の段階に來たというふうに考えておるのであります。
事務当局は間接統制で行くか、あるいは直接統制で行くかということについては、いろいろな案を立てて議論をいたして参つたのでありますが、民主自由党内閣成立以來、賃金安定策について、どのような方向に持つて行くかということについて、何らの見解が表示をされておらないということは、はなはだ遺憾ではないかと私は考えるのであります。
○木村禧八郎君 この賃金安定、統制とおつしやらずに、安定といつておられましたが、賃金安定をやるかやらないかと政府はまだ研究中というのですが、我々が聞くところによると、やることにもう決まつておるのであつて、ただその方法を直接統制によるか、間接統制によるか、その点を御研究中じやないんですか。
新賃金統制なるものは、物價の安定と財政の均衡、配給秩序の確立の方策が立たない限りは、直接統制も間接統制も実施すべきものにあらず。加藤労働大臣は、三千七百円ぺースは維持できるかという質問に対して、現在政府のもち合しておる数字によるならば、三千七百円ベースは確保できると断言しました。
全官公廳の親合も先ほど申したような状態でございますが、そういうような労働攻勢が一方では起きようとしているし、現実の賃金形体はただいま申し上げましたような状態で動いているというときに、最高賃金統制と申しましようか、それをきめるとか、あるいは間接統制を行うとかいうような話が政府当局の方からいろいろ傳わるのでありますがゐそういうようなことをやつてはたして賃金統制ができるかどうかという点に、われわれは一抹の
、加藤労働大臣は、一昨日の同僚川島君からの質問に答えまして、インフレーシヨンの高進しておる際において賃金の安定措置はとり得ないということを答えられたのでありますが、政府には、この一方におきまして、安定帶物資の生産等に関しては企業の経理監査を嚴重に行う、そうして生産能率の向上以外の方法によつて賃金の引上げを行つた場合には、補給金あるいは赤字融資、こういをものを一時停止する等の方法によつて、いわゆる間接統制
たとえば需給の見合つておるものであるとか、あるいはまた技術的に不可能なものであるとか、あるいは間接統制でこれができるものとか、あるいは、たとえば家庭雜品のような小品的なものであるとか、生産あるいは生計に影響を及ぼすようなものは、この際勇断をもつて、この價格改訂を機に切り離す。