1952-07-28 第13回国会 参議院 運輸委員会 第37号
更に御承知の通りこの前の機構改正で非常に能率化と言いますか、或いはアメリカ式な思想を強く取入れまして、オペレーシヨンの部分というものを一括してまとめたわけでありますが、その後のうちうらのいろいろな仕事のやり方等を勘案いたしまして、又特に最近の運転事故というような問題に対する仕事のやり方の、特に浮き出しているその保安に十分な注意をいたすということが非常に必要である。
更に御承知の通りこの前の機構改正で非常に能率化と言いますか、或いはアメリカ式な思想を強く取入れまして、オペレーシヨンの部分というものを一括してまとめたわけでありますが、その後のうちうらのいろいろな仕事のやり方等を勘案いたしまして、又特に最近の運転事故というような問題に対する仕事のやり方の、特に浮き出しているその保安に十分な注意をいたすということが非常に必要である。
要するにこれは安全運転、事故のない安全運転ということが一面と、一面はこれは自動車でありますから、早く走らなければその価値がないという面も勿論考えてでありましようが、こういうことを考えての措置であると思うのであります。
現に基準年次であります昭和十年、十一年ごろの運転事故、車両事故、線路事故、線路は主としてレールの折損その他の事故でありますが、基準年次に比較してちようど今は五倍の運転事故をやつているのであります。このままで推移しましたら、ゆゆしき状態に立ち至るおそれなしとしないと思つて実は心痛しているような次第であります。何らか具体的の案を得ましたら、また皆さんの御協力をぜひお願いいたしたいと思つております。
次に鉄道港湾等の施設の被害状況でございますが、震源地が海底でございました関係上、地震と津波による被害は相当ある見込でございますが、国鉄の運転事故は、根室本線におきまして列車脱線、進退不能等がございましたが、旅客の死傷者はなかつたようであります。又釧路、釜石等におきましては、港湾施設が相当の被害を受けた模様でございます。
次に新線の建設問題についてでありますが、すでに御承知の通り戰災をこうむり又職事当時から長らくの間修理不足におかれておりました国鉄は、今日車輌につきましても、又各般の施設につきましても非常に老朽化した面が少くないのでありまして、これを又運転事故のごときを見てみましても、昭和十年、十一年頃の運転事故の今丁度五倍になつておるような次第であります。
運転事故は列車脱線が四個列車であります。旅客列車一個列車と貨物列車三個列車であります。そのほかに震後、線路が破損しておりまするために進退不能に隅つている列車が一個列車あります。従業員の死傷は、打撲傷を一人機関助手が受けております。
事実昭和十年、十一年ごろの基準年次に比較しまして、今日は運転事故がちようど五倍に相なつております。これは明らかに国鉄に対して警鐘を乱打しておるものだと私は解釈をしておるのであります。ぜひともこの取替工事費を何とかして充足して、すみやかに今の設備をよくして、初めてサービスの完全を施行し得るのでありまして、今五等車が動いておる、六等車が動いておるという非難を受けるのは、まつたくそこなのであります。
これら老朽車両、老朽施設の酷使に伴い、運転事故件数も、昭和十一年度に比較して、昭和二十五年度において、件数においては二万八千二百五十六件、百万キロ当り件数にして一〇一・五二件を示しておるのであります。 以上述べましたように、国鉄は莫大な老朽車両、老朽施設をかかえています。
六五三番の、自動列車停止装置といいますのは、昭和十八年の一月に、その当時運転事故が非常にたくさんございまして、特に重大な列車の追突であるとかいうような事故も相当ありまして、線路が悪い、車輌が悪い、あるいは従事員の訓練が不十分だというようなことで、非常に重大な事故がございました。
○足羽証人 今回の事故の原因につきましては、ただいま御指摘になりました点が一々競合をして今回の事故が起つたとも考えられるのでありまして、それの内容についてはただいま申し上げましたように、運輸省といたしましてもその原因の究明を鋭意いたしておるのでありますが、今回の事故の性質上、一般輸送上に関連して起る運転事故、あるいは施設上の事故、いろいろそうしたものにつきましては監督官庁としてはできる限りそれに備えるための
而も最近の事例を見ますと、運転事故、傷害事故というものが激増の傾向にある。そういつたときに新らしく制定される法律としては、できるだけそういつた事故の根源をなすようなものを防止するような法律でなければならない。こういう基本的な考え方の上にあるわけでございます。勿論只今、菊川委員のほうから御指摘を受けました事情はあると考えます。
しかしながら私どもといたしましては、重大なる運転事故を起し、その原因が運転者の操縦の誤り、あるいは車輌の整備不良に基くことでございますならば、これは運送法上の問題といたしまして十分に考えなければならぬ問題だと思つております。ことに運転者の操縦によるところの事故といたしましては、運転者は刑事上の個人責任を追究されるわけであります。
○牛島政府委員 幅員の六メートル以下というような狭い道路におきまして、ことにバス事業のごときものを複数化いたしまして、そのために万一の運転事故、従いまして人権というような問題を引起すというようなことについては、私どもといたしましては十分慎重に考えなければならぬ問題ではないかと思います。
次にこの善後措置として最も我々が大切と考えておりますことは、この原因の究明でございまして、この原因を究明することから、今後こうした事故並びに重大な列車運転事故といつたものをなくする対策が生まれて来ると思いまして、先ずこの火災事故につきましては徹底的に原因を究明いたすということにいたしておるのでございますが、直接関係者等が只今我々の手で調べることができない立場にありますような事情がございまして、更に我々
○津田説明員 本日は、今月の七日に高知県におきまして、国有鉄道が経営しておりまする自動車が運転事故を起しまして、非常にたくさんの死傷事故を起しましたことにきつまして、衷心国有鉄道としておわびを国民の前に申し上げたいために上つた次第でございます。同時にその当時の事故の概要につきましても、若干御説明を加えたいというふうに考えております。
運転事故も二回ほどございますが、いずれも職員あるいは乗客等の死傷はございませんでした。大体損害額は国鉄関係といたしますと、応急費及び復旧費の全部を入れまして、線路土木関係では約二億八千万円、建物関係が五億五千万円、信号通信関係で二億二千万円、電燈電力関係が約三億円等でございます。合計して十四億程度に達するのではないかと考えておびます。
妨害事故と普通の運転事故とちやんぽんに議論が行われて、議事進行を阻害しておるように私は考える。もつと明確に関連を分析してお話になれば、こういうことはないと思う。 私は公安官の使い方についてお尋ねしたい。われわれ列車に乘ると、旅客の秩序維持のための鉄道公安官をしばしば拜見します。ああいう場合に、旅客列車に乘り込ませて、車内の秩序維持にどれくらい充てておられるか。
なお一般のもの、あるいはそうした妨害事故でない非常に大きな影響を伴いまする運転事故につきましては、個々の事案について十分にその原因を調査検討いたし、もつて将来そうした事故の起らないように、十分その検討、対策を考究し、それに努める、こういうふうにいたしております。
一般の運転事故の防止あるいはこれの絶滅ということに関しては、もちろん御質問までもなく、鉄道の当局者としては一番力を入れて、各般の施設の整備、補修といつたようなことに対しては、十分に万全の注意とそれから努力を拂つておる、こういうふうに御了承を願つていただいてよろしいかというふうに考えます。
なお運転事故の防止ということは、鉄道の運営から申しますと非常に大切なことでありまして、これには従来から非常に深い関心を拂つております。諸設備の整備、あるいは従事員の指導訓練とか、あるいは運転関係の工具類の整備、こうしたものにつきましては、その一々を申し上げるわけにも参りませんが関心を拂い、いろいろな施案を実施して参つております。
これは運転事故の起因をなすものでありますから、ゆるがせにすることはできないということ。次に貴重なる人命財産を常に危険状態に曝しておるということ、これは旅客列車の場合なんか特にそうであります。次に従事員の勤務に極めて超過労働を及ぼしておる。この点につきましては徐行箇所が非常に多いわけでございます。
そうしてそれ以後もずつと助役をして勤務しておりましたが、昭和二十二年の二月にちよつとした入換えの運転事故が発生しまして、これがそのときの当番が私でありまして、当番の助役か或いは又機関士かどつちかの責任問題になりまして、これは両方共ソ連の裁判に出まして、そうして当番の助役が全責任を負えということに、一方的なソ連の裁判によりまして私は二年の刑に処せられたのであります。