1953-11-07 第17回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
労働争議というものは労使間の両方の問題であつて、警察がそれにむやみに手出しをするということは絶対に避くべきものである。そうして労働争議そのものに介入するということは絶対にいけないことだ、こういうことで今まで私自身は考えておるのであります。ただその間にそれに派生をいたしまして、特別な不法行為が起るとかいうことになれば、そのときにそれだけは排除して行かなければならぬ、こういう気持でおるのであります。
労働争議というものは労使間の両方の問題であつて、警察がそれにむやみに手出しをするということは絶対に避くべきものである。そうして労働争議そのものに介入するということは絶対にいけないことだ、こういうことで今まで私自身は考えておるのであります。ただその間にそれに派生をいたしまして、特別な不法行為が起るとかいうことになれば、そのときにそれだけは排除して行かなければならぬ、こういう気持でおるのであります。
そうして、集まつた人に絶対手出しをしてはいけない、こういうことを盛んにやつておつたということは、これは殆んどのかたが認めておられると思う。それを警察のほうは何か組合が示唆、扇動、教唆というのですか、そういうようなことをやつてこういう騒擾を起したのだというような見解を以て組合を捜索された、こういうふうに私はお聞きしたのです。そういうように解釈しておいてよろしうございますか。
ほかの業者はまるで手出しができなかつたというが、こういう事実があるのですか、どうですか。
でありまするから、全部の患者が動かなくても、一部の患者が動いていることは厳たる事実なので、全部の患者が動いてないからと言つて、一部の患者の動いているということを、これを軽視することは、黙視することはできないのであつて、前回のデモの時分に私どもが口出しを いたしました、手出しをいたしまして、そうしてその問題に対しましては私どもも責任をしばしば繰返えすごとく感じますが、政府といたしましては誠に行き届かなかつたと
その前にこの土地を出した住民には、駅ができたら売店をやつていいというので出させたが、できた姿のものから、一こま——一こまは一・八坪、約二坪であるが、一こま一階は三十六万円、二階は二十八万円という高値であろため、だれも手出しができなかつた。そこで白木屋がここに入つた、かようなことを聞いております。
まあこれは丁度曾つて進駐軍が進駐中に、殆んどアメリカの指導でこの日本の民主警察制度を育成して来たにもかかわらず、進駐軍の法務関係の人たちがよく地方で手出しをして非常に警察運営にお困りであつたという事実は、もう我々もよく承知している。こんな点から考えても、今例を申上げたのですが、どうかと思うのですが、その根本方針について大臣の御所見は如何でしようか。
三十八度線なりあるいはそれより少し南ぐらいにおつぱらうということをやるならば、これは手出しをしたからおつぱらつたんだということは通じますけれども、三十八度線を越えて釜山まで南下しようという、こういう軍事行動を起したものが、南鮮が先に手出しをしたので、ちよつとおつぱらつたんだとはとうてい世界の常識は私は許さぬと思います。
あの朝は支部長命令として、踏まれても蹴られても絶対に手出しをしてはならないと、やかましく注意され、ピケ隊の人は後向きに坐らされておつたのでございます。又私ちは家族には万一の場合は退避するようにと注意されまして、友誼団体の人たちも含めた二百名余りがピケを張つたのでございます。午前十時頃、八代の斎藤署長が指揮される催涙弾や防毒面まで用意した完全武装警官が約二百名ほど出動して来られました。
その後丸菱も解散してしまつておりますから、また契約上別に丸菱に対してどうにも言えない関係があるかもしれませんので、結局こういうことに政府としては手出しすべきではなかつたことをしたとも判断せられるのでありますが、大体事態の推移がわかりましたので、私はこれで打切りますけれども、やはり損益の問題ないしは民間の会社と提携してやるときには、相当愼重な態度でおやりになることが至当であるというふうに強く感じるのであります
○松岡(駒)委員 自衛力であるとか、戦力であるとか、あるいはまた武力であるとか、自衛力ではあつても武力でない、再軍備ではない、それは戦力ではない、こういうようなお話でありますが、一昨日同僚高岡議員から保安庁の当局に質問をいたしました際に、密輸船、あるいは日本で漁船等の保護に当る場合、相手から不当な扱いを受けても、その場合においては手出しをしないで、あくまで外交的な手段に訴えるのだということでありましたが
それからまた軍の公務として執行する場合については手出しはしないのです。ただ公務でなくて出て来て酒を飲み過ぎたり、女にたわむれたりする場合のことでありますから、そういうものはやはり最もすみやかに各国において処理するということが、処理してもらう軍隊に対しても規律を維持する上においていいのであります。
限界点のお話でございましたので、非常に嚴格にはつきりさせるという意味からいろいろ申上げましたが、その他これに協力援助することが相当と認められる場合というのは、何分黙示の場合ということでありますので、その場合警察側は全然手出しができないというような事態ならば、これが読める場合も相当に多かろうと考えております。
殊にちよつと常識から言つて、侵略ということは一つの国家と他の国家との間に行われることじやないかと思うのでありますが、同じ国の中において二つのセクションが争つておるということに侵略の問題が起るかということが一つ、それからもう一つは、先に手出しをしたほうが侵略だというようなことが言われる。
あつちもこつちも紛糾に紛糾を続けておりますが、こういう恰好で手出しをして、本当にあなたがたが、人の和を得たいとおつしやいますが、得られるとお考えになつておるかどうか。この点は、人の和という点は非常に重要な問題であり抽象的な問題でありますが、そういうものが得られるようにお考えになりますかどうか、この点も一つ最後に併せて伺つておきたいと思います。
○西村証人 私たち、特審へ行く事前にそうしたことを聞いておらないのでございますが、西警察署が襲われまして、西警察署は相当警察官も待機させてございましたから、ここでは手出しをようしなかつたと考えるのでございます。そこで特審へ行けというふうになつたようでございますから、手薄な所がデモの対象に選ばれたのだろうというふうに考えております。
(拍手) 次に、社会党の御議論によりますると、どうせみずから防衛できないのであれば、集団安全保障に頼ることにして、一切の手出しをせぬがまいという御議論のようであります。ところが、この御議論は、現に領土的侵略奪取の危險がない、また共産、資本両陣営の戰争は起らないということを前提としておるものであります。
○鍛冶良作君(続) それとも、力のない者は、手出しをしたからとて、とうていかなうものではないから、手をこまねいて、なすがままに見ておれという御議論でございましようか。われわれは、外敵一たび襲い来らば、われらの及ぶ限りの力をもつて、寸土といえどもこれを侵させない。
で、そういう困難な問題があるから他の問題については一切手出しをしないのだと、こういうことではいつまでたつても国交を回復するとか、或いは親善を回復するとかということは困難になるのではないかということをまあ恐れるわけであります。で、特に今度の国際経済会議につきましては、これは政府の代表或いは国の代表を派遣する問題ではないと思うのでありまして、全く一市民として一個人に対して招請されたものであります。
けれどもわれわれの聞かんとするところは、治安を保てないということを警察だけで認定せられることは困ると言う反面において、大学自身がおれは大丈夫だということに安心しておられるかということ、あなた方が安心だと言われても安心できない場合があつた場合に、それでも次官通牒にしばられて何も手出ししてはいかぬとあなた方は答えられるか、この点なんです。それを明確にお答え願います。
そういたしますと、この訓練というのは、すでに直接の侵略を予想して行われているのでありますが、われわれが行政協定の問題について第十二国会で審議をいたしました場合にも、その後の政府御自身が言明しておられるところを見ましても、そういう点から手出しはしないということ、私はこの点がどうもはつきりいたさないのであります。国民も疑惑を持つていると思う。
それは予算議定の場合の問題でありますけれども、一つ予算ができてしまうというと、確定した予算ができますると、これに対してはもう何ども手出しはできない。政府が殊更に同意をして、或いはそういう修正の案を議会に出した場合にのみ、議会のほうでは手が付けられる、まあこういうふうに解釈せられておつたと思うのです。