1949-11-17 第6回国会 衆議院 水産委員会公聴会 第2号
公聽会はわれわれ水産常任委員が、あるいは言いかえれば国会が、国民各階席のあらゆる面において実際に働いておられる方方、また学識経験者の方方から、この法案に対して、いろいろな面から率直な御意見を謙虚に承つて、これをわれわれ審議のために参考にする建前のものであります。従つて全国各地からお越しになつた公述人の方方に、自由に御発言を願つて、それを承る。
公聽会はわれわれ水産常任委員が、あるいは言いかえれば国会が、国民各階席のあらゆる面において実際に働いておられる方方、また学識経験者の方方から、この法案に対して、いろいろな面から率直な御意見を謙虚に承つて、これをわれわれ審議のために参考にする建前のものであります。従つて全国各地からお越しになつた公述人の方方に、自由に御発言を願つて、それを承る。
数も多くして、各階履から五人ぐらい、十五人ぐらいで編成していただきたいと私は存じます。その次は学識経験者、これもやはり選挙にしてもらいたいと思います。そしてこれを單に知事の諮問機関としないで、これに決定権を持たせても官僚の支配というものをここでぶち切つてもらいたいと思うのであります。その次にせつかく選ばれましても、経済的な裏づけがなければ、この委員会の仕事には專念できません。
労働関係規制の重大性に鑑みて、民主的労政審議会を設置して、各階の意見を公正に反映させるべきだと主張して、今回の改正案が、試案の一部の改正の形式が、全般に亘つての改正形式に変更されておりますので、現行法に対する全部の修正の形式をとつている点から見ても、改めて労政審議会なるものをして詳細に内容手続がなさるべきことを主張したのであります。
しかしながら九原則に基く耐乏生活の第一歩を意味するせつかくの予算案も、その内容において國民各階層間に、きわめて不公平であり、またその実施のあかつきにおいて、乏しくとも何らか希望を抱かせるものなく、善良なる國民の前途に待つものは、ただ果しない絶望と、暗黒なる動物的生活があるのみといわざるを得ないことを遺憾とするものであります。このことを最も端的に表現するものは、所得税の收入の見積り過大であります。
審議会は民間有識者、各階代表者十名より成り、その任期は四年であります。この審議会ができれば、きわめて明朗にやつていけると思います。
職員給は特給の事務總長以下三級の主事書記に至る定員四百二十一人に對する給料の一ヶ月分として、各階の定員に對して二月末の現給平均額により計上したものであります。 給料は囑託員、雇員、傭人の定員三百五人に對する給料の一ケ月分として、それぞれの二月末日の現給平均額によつて計上したものであります。
内輪のことであるというのと違つて、やはりその委員にはいろいろ各階の者もありますれば、事業主の代表者もありますれば、労働者の代表者も入るということになりますと、内々の委員でないということになりますが、いかがですか。もう一度大臣と政府委員との御答弁を打合わして頂きたい。
もちろん監視、観察するものについては、ある程度のつき進んだ權限も與えなければならぬとは考えておりますが、それよりも重大なことは、これは全國民の協力、全國民といかないまでも、國民の中の政治的感覺のある、國を憂うる感覺の最も鋭い、それぞれの各階の人々を中心にした委員會等を地方々々につくりまして、國民運動的な規模の上にやみの絶滅を期したいと考えたのであります。