1948-06-04 第2回国会 衆議院 決算委員会 第11号
六月三日 中央出先機関の整理に関する陳情書 (第四四五 号) 厚生省に藥務行政專門部局設置の陳情書外二件 (第四六二号) 開拓行政の一元化に関する陳情書 (第四七九号) 労働行政の一元化に関する陳情書 (第四八四号) 主要道府縣に建築部設置の陳情書 (第四九八号) を本委員会に送付された。
六月三日 中央出先機関の整理に関する陳情書 (第四四五 号) 厚生省に藥務行政專門部局設置の陳情書外二件 (第四六二号) 開拓行政の一元化に関する陳情書 (第四七九号) 労働行政の一元化に関する陳情書 (第四八四号) 主要道府縣に建築部設置の陳情書 (第四九八号) を本委員会に送付された。
すなわち現下の食糧危機突破のためには、勤労漁民の一層の奮起を要することは論をまちませんが、水産業が強度に統制され、その権限が政府に集中されている今日におきましては、一面これと車の両輪をなすべき水務行政の強力なる一元的整備拡充が不可欠の要素であります。 第二は漁業協同組合法案を速やかに國会を提出して、これが成立を期したいのであります。
主税局におきましては最近におきまして、職員課と管理課という二課を設けまして、實務行政の面におきまして實地指導なり、又實際の運営の締め括りというような意味で仕事をさしておる次第であります。従来主税局は殆ど企画に追われておりまして、實際の實務行政の面に目が届かなかつたというような点も只今申上げました監理課なり。職員課という面で補つて行くというような考え方で進んでおるわけです。
また局長は勞務行政については今までの通りにしておくということでありますけれども、海員組合が反對するということは、たとえば海上勞働の問題を陸上の勞働者に一緒にするということは、特殊事情があるから一緒にできないということで二元的になつておるのでありますが、この農林省に属する漁船に乗組むところの船員、あるいは漁船に乗組む漁夫の問題も農林行政と非常にマツチするのであります。
おそらく今まで民間において厚生省に鑛山課があつて、そこで鑛山の勞務行政をやつておるということを認識しておる者はあまりなかつたろうと思います。ほとんどわれわれ初め、すべての者は、炭鑛の場合でありますれば、石炭廳の生産局の勞務課にあると考おておる。こうした形であつたのであります。その場合にはよかれ悪しかれ、窓口は一本と考えておつたのであります。今度は勞働省の鑛山課が相當に擴充をされて仕事をされる。
このことは言いかえれば、使用主でありながら從業員に對しては對等の立場にあらずして、場合によれば行政官廳として臨む、こういつたところの官僚主義、ある封建的な勞務行政がそこに温存されておると思うのであります。でありますから從來よく國鐵などにおけるところの國鐵大家族主義とか、あるいは遞信におけるところのそういう思想というものが、こういう封建的、官僚的な勞務管理の一つの典型的なものだと思うのであります。