1950-03-03 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第15号
○山手委員 時間がないという委員長からの御連絡でありますので、簡單に一点だけ私は通産大臣にお聞きをしておきたいと思います。というのは、先日通産大臣を初めてこの委員会に就任早々おいでを願いまして、通産大臣の抱負を聞こうということで、理事会をやつた席上におきまして、どんな重要な問題があるか、どういうふうな問題があるかというふうな話の行きがかりからいたしまして、あるいは電力再編成の問題あるいは中小企業の問題
○山手委員 時間がないという委員長からの御連絡でありますので、簡單に一点だけ私は通産大臣にお聞きをしておきたいと思います。というのは、先日通産大臣を初めてこの委員会に就任早々おいでを願いまして、通産大臣の抱負を聞こうということで、理事会をやつた席上におきまして、どんな重要な問題があるか、どういうふうな問題があるかというふうな話の行きがかりからいたしまして、あるいは電力再編成の問題あるいは中小企業の問題
○山手委員 今の登録の除却ということは引揚者全部が非常に熱望しておることなのであります。それについては向うさんの方でも相当異論があるように聞いておるのでありますがどういうような交渉をしていらつしやるのか、いわゆる完全に登録公債が登録でなくなつて利用できる、処分できる、こういう状態に持つて行く交渉は、どういうふうになつておるか、それをお伺いしておきます。
○山手委員 内地の登録公債と同じように扱うということになりますると、どういうことになりますか。現実に中国あたりから引揚げて参りました者たちが利用し得る限度というものは、どういうことになりますか。
○山手委員 大蔵省の関係政府委員の方にひとつ簡単に、一、二私のお伺いしたい点をただしてみたいと思います。戰時中に主として中国関係からでありますが、日本に送金をいたしました場合に、興亜院その他が強制的に公債を各商社なんかに持たせましてその公債がいわゆる登録公債になつて現在大蔵省でいろいろ登録という形で管理をしていらつしやると思つております。これは私の関係している会社にも二、三あるのでありますが、相当な
○山手委員 どうも私どもは非常に納得しがたいのでありますが、今年度の一番初めの引揚者が上陸いたしたときも、なぜお前たちは早くおれたちを迎えに来なかつたかというふうな言いぐさがあつつたと思つておるのであります。国民、特に家族からいたしますと、十一月になつたから、もうこの辺で今年もないのだろうという、そういうふうな安易な気持ではなしに、何としても引揚げさせなければいかぬということで、現在民間団体におきましても
○山手委員 引揚げて来た人が非常に少かつたので、予算を十億二千四百万円削つたというお話でありますが、政府に、当初は大体四十六万九千人引揚げさず予定であつたのであります。それで大体引揚費の方は総額で六十六億組んでおると私は思つておるのでありますが、人が少かつたから予算を削つたということ、これは私ちよつと了解に苦しむのであります。そういたしますと、政府は今からの引揚げというものを、どういうふうに見込んでいらつしやるのか
○山手委員 この二十四年度の予算は、ちよつと今説明があつたように思うのですが、もう一ぺん、ちよつと次長の方から御説明願いたいと思います。
○山手滿男君 私は、わが国の貿易振興対策樹立に関しまして緊急質問を行いたいと思います。 日本の経済自立のために貿易を振興せしめることは、まことに緊要事中の緊要事であることについては、皆様御異議がないと思います。しかしながら、今年に入りましてからのわが国の貿易の実態をよく観察してみますると、まことに残念ながら、満足すべき事柄は一つもないといわざるを得ないのであります。特に先般為替の一本レートの設定、
○山手滿男君 この問題はいろいろあると思いますが、この数日来新聞にも突如として出ておるのですけれども、日本の貿易の状態はほとんど麻痺状態になつております。ことに最近日英通商協定とか、あるいは日独通商協定の問題等、全然われわれにわからない状態においていろいろなことが行われておるのであります。ことに昨日のフロア・プライスの打切りの問題、それに続く貿易手続の改善、あるいは自由港地帯の設定というような問題等
○山手委員 昨日の日曜娯樂版のラジオの放送は、あまりに行き過ぎだと思います。懲罰問題とかいろいろあつて、本院として自粛しなければいかん。よい自粛の材料にはなると思います。この中にもお聞きになつた方もおそらく相当あると思うのでありますが、あまり國会を傷つけ過ぎた、行き過ぎた放送が長時間にわたつてされている。これは録音なども残つているだろうし、お聞きにならない方はひとつ聞いてもらつたらいいと思いますが、
○山手委員 今いろいろ御意見がありますが、私どもは民自党側と共産党側と両方を懲罰するという動議を出したゆえんのものは、まことに私は重大な問題でおると思う。この前も私は懲罰の動議が出たときに言つたのでありますが、こういう國会の品位を汚すような問題が、單にいいかげんに冷却してからということでうやむやになつてはいかぬ傍聽人も何百人も入つて見ている。ただ單に議席の数とかそういうふうなもので、これを解決するということでなしに
○山手委員 参政官の規定の意味を伺いたい。議会が常任委員会中心で動いて行つておるのでありまして、それに対應する意味が各常任委員会から参政官を出すという提案者の意図がうかがわれるのでありますが、参政官と常任委員長と各行政官廳との関係、参政官と委員長との関係、そういうふうなものをもつと詳細に承りたい。またこの常任委員会というものを非常に大きく取上げて、参政官というものを生かして行かれたわけでありますが、
○山手滿男君 私も、新政治協議会を代表いたしまして、本法案に反対の意を表明するものであります。(拍手)私どももまた、本法案がいわゆる官僚制度を助長する憂いがあるということを指摘したいのであります。 明治憲法のもとにおきましては、官吏は天皇の官吏としまして、いわゆる官尊民卑の思想のもと、官僚独善の地位は、國民の疑わないような状態にまで持つて行つておつたのであります。しかるに、今日新憲法によりまして、
○山手委員 これをきよう取扱わないということにきまれば別でありますが、さつきから聞いておりますといろいろの議論が出ております。あの日にわれわれは歩いて帰りがら、傍聽席におつた連中がいろいろな批評をして歩いているのをうしろから知らぬ顔をして聞いたのでありますが、國会の中の議場のいろいろのやじの應酬の問題については、非常に痛烈な批判をしている。椎熊さんが陣がさ云々と言つたことについては、今ここでこういう
○山手委員 今議院における証人の宣誓、及び証言等に関する法律案、それから裁判官彈劾法の一部を改正する法律案とを見て、非常に対蹠的のものがあると思う。両方とも大きなねらいは罰則を加えるところにあると思うのでありますが、片方では罰則を軽くするようにはかつていただき、片方は同じ証人の罰則について重くするような行き方をとつている。これはいろいろの関係もあると思うが、院内におけるものを非常に軽くして、それから
○山手委員 私先ほどちよつと遅く來まして、大臣のお話を聞きそこねたのでありますが、この逓信事業につきましては、郵便業務というものは非常に國民の生活に直結しておりまして郵便料金が上ると同時に、これがどういうふうに家計に響くかという問題よりも、むしろサービスがどういうふうに動いて行くかということが非常に重要な問題で、これは行政整理ともいろいろな関係があると思うのでありますが、單にこれ以上サービスを惡くしない
○山手委員 申合せをしたからといつて、これを拒否する理由にはならぬと思う。反対をする立場になれば、委員会がかくのごとき申合せをしても、もう少しうがつた意見を賛成意見なり反対意見の中に、織り込んで行くことが必要だと思う。こういうふうに遷延しておる事情はどうかということを、はつきりさせる必要があると思う。
○山手委員 施政方針がいかに遅れておるかというようなことについても、國民は関心は持つておるし、反対意見や修正意見、與党や野党の立場で、いろいろありましようが、これを知らせるという意味でも、それぞれ議論をしたらいいと思う。これは一應議題に上つておるのですから、何もここで押しつぶしたようなことはせずに、そうした國民の方に知らせるというような意味でも、大いに賛成意見、反対意見を闘わして決を取ることが、議会
○山手滿男君 公正倶樂部としてはここで一名お願いすることは、さつきの議論から見ましても、各派の公正な連絡ないし運営に対する意見の反映ということからも、ぜひこの場でかえていただけるか、お譲り願えるか、御決定をお願いしたいと思います。