1979-05-24 第87回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
最近のエネルギー事情に関連をいたしまして、特に石油を中心としました化石エネルギーの節約問題というのは、当面非常に世界的な問題になっているわけでございます。そこで、私たちといたしましても、いま先生から御指摘ございました木材についての、いわゆる木質系エネルギーというものについて見直しが必要になってきておるというように考えております。
最近のエネルギー事情に関連をいたしまして、特に石油を中心としました化石エネルギーの節約問題というのは、当面非常に世界的な問題になっているわけでございます。そこで、私たちといたしましても、いま先生から御指摘ございました木材についての、いわゆる木質系エネルギーというものについて見直しが必要になってきておるというように考えております。
時間が来ましたので終わらなければなりませんけれども、人間というものあるいは人類というものが生きてきたのは火のエネルギー、広くはつまり太陽のエネルギーでありまして、化石エネルギーにしても、いずれにせよ太陽エネルギーの転化形態でございます。ないしは水力のエネルギーということは自然そのもののエネルギーの利用形態でございます。
もう一つは石炭のガス化、液化等のいわゆる化石エネルギー技術の開発でございます。 それから三番目に考えられますことは、地熱発電、太陽発電、波力発電等の自然エネルギー利用技術の開発でございます。 いま一つは、エネルギー有効利用技術の開発でありまして、大体これらの点が大きなエネルギー開発の柱になっておると思っております。
これは原子力から、自然エネルギー、あるいは化石エネルギーの利用全体を含めましたエネルギーの研究開発の計画、これは政府が行うべきものの研究開発ということでございますけれども、それをまとめよう、こういう仕事を現在いたしておるわけでございます。
もう化石エネルギーでも石油は先が見えてきているのです。新エネルギーといったって、その開発の技術だって遅々たるものでございましょうが。原子力は重大な問題にぶつかってきておりましょうが。しかも、石油の大宗を占めている中近東の資源立国だとか民族の自決というのは、もっと前進していきますよ。わが国の外交政策じゃ本当に後でほぞをかむ思いをするのです。