1948-04-01 第2回国会 参議院 本会議 第27号
これらにつきましては、いずれ預金部の再建計画を立てる筈であるが、これらも亦確定しておらないので、これは他の会計とも関係がありまするので、來年度の本予算を決定する際において檢討して決めるつもりであるというようなことであつたのであります。これにつきましては、討論採決に入りましたが、全会一致を以て原案通り可決すべきものなりと決定いたしたのであります。
これらにつきましては、いずれ預金部の再建計画を立てる筈であるが、これらも亦確定しておらないので、これは他の会計とも関係がありまするので、來年度の本予算を決定する際において檢討して決めるつもりであるというようなことであつたのであります。これにつきましては、討論採決に入りましたが、全会一致を以て原案通り可決すべきものなりと決定いたしたのであります。
そういたしましてこの程度の輸送力では国家経済の再建計画に重大な齟齬を來しますことは明らかであります。それで万難を排しまして年間一億三千万トンを輸送いたしますことを目標といたしまして諸種の計画を樹立して、この目標達成のためには鉄道輸送を石炭の生産と同様に最重点産業として取扱うことを実行に移しまして、強力に各般の措置を実施するつもりであります。
外資導入の一般的な原則は、我が國経済の現状に鑑みまして、外資の導入が直接物資の輸入を伴うものであることが望ましいのでございまして、その物資輸入の順位は、我が國経済再建計画に基く緊要度に應じまして決定されるべきものであると考えております。
從いまして、政府におきましては、國民各界の協力得まして、長期経済再建計画の完成をはかるべく、目下その策案を急いでいるのでありますが、さしあたり、その第一年度たる昭和二十三年度の計画目標といたしましては、前内閣が定めました石炭三千六百万トン、鉄鋼百万トン、硫安九十万トン等をもつて仮目標として、万難を排してその実現をはるつもりであります。
從いまして、政府におきましては、國民各界の協力を得まして、長期経済再建計画の完成を図るべく、目下その策案を急いでおるのでありますが、差当りその第一年度たる昭和二十三年度の計画目標といたしましては、前内閣が定めました石炭三千六百万トン、鋼鉄百万トン、硫安九十万トン等を以て仮目標といたしまして、万難を排してその実現を図るつもりであります。
また予算中の特別の割当には、再建計画の項に、ユネスコ自身のために購入する設備品の費用として、十七万五千ドルが計上されており、またマス・メデイヤつまり新聞、映画、ラジオでありますが、これの項の中には、新聞、映画、ラジオ製作單位創設費として三十六万ドルが含まれておるのであります。
本委員会は昨年第一回國会におきまして、石炭問題、繊維工業、化学肥料工業及び鉄鋼業に関する事項について、國政調査に関する調査を行つたのでありますが、御承知のごとく、本年はこれを積極的な経済建設に進み、恒久的な再建計画の第一歩を踏み出し、経済復興、産業建設の年たらしめばならないことは、政府並びに各界のひとしく決意し念願しているところであります。
こういうふうな建前ではなしに、本当に我が國の経済状態の再建計画を図つて行かなければならない。労働生産性の向上を図つて行かなければならない。そうして労働大衆の協力を産業復興に求めて、國民的態勢において祖國再建に進んで行かなければならないという、この二つの建前、二つの筋を立てまして、その上に立つて再建に進んで行こうと努力たいしておるような次第であります。
片山内閣総理大臣は、その施政方針演説において、昭和二十三年度における政策の全貌を発表せられ、恒久的な再建計画の第一歩の踏出しと称して、経済復興と産業建設への大体の具体策を掲げられて、國民の前に政府の進むべき途を明らかにせられたのでありまするが、私は片山内閣が政策の重点を経済復興と産業の建設に置かれたことに賛意を表しますると共に、予想せらるるところの幾多の困難を克服して所期の成果を挙げられ、而して國民
恒久的な復興再建計画を樹立して、(「総理大臣はどうしたんだ」と呼ぶ者あり)その達成に邁進すべき重大な年だと言つておられるのであります。その片山総理の所見につきましては、無論何人も異論がないだろうと思います。けれども、そういう重大な意義を持ちます恒久的な復興再建計画の内容につきまして、総理大臣が述べられましたところは、ただ昭和二十三年度における重要物資の生産目標に過ぎないのであります。
二十四年度以降につきましては、長期再建計画の中にやはり農業方面の増産とそうして鉱工業方面の増産その他を絡ませまして、漸次國民の生活水準も上つて行きまするような計画を立てておるのでございまして、その点につきましては、いずれ発表し得る時になりましたならば詳しく発表いたしまして、皆様方の御批判を仰ぎたい。かように考えております。
この一年は恒久的な経済再建計画の第一歩を踏み出すものであり、経済復興、産業建設の年たらしめたいという、昨日の片山総理大臣の誠に希望に満ちた御言明にも拘わらず、私は來る三月乃至五六月までの期間にかけて、我が國の経済は恐らく深刻なる経済危機に直面するのではないかと憂慮するものであります。その理由として、例えば次のごときことが予想されるのであります。
現内閣成立以來約八ヶ月、政府は当面の経済危機を突破することに主眼を置いて、應急的施策を講じて來たのでありまするが、來るべき一年においては、恒久的な再建計画の第一歩を踏み出し、経済復興、産業建設の年たらしめたいと考えておるのであります。
現内閣成立以來約八箇月、政府は当面の経済危機を突破することを主眼において、應急的施策を講じてきたのでありますが、來るべき一年においては、恒久的な再建計画の第一号を踏み出し、経済復興、産業建設の年たらしめたいと考えておるのであります。この日本経済再建の事業を成就してこそ、初めて民主的平和國家は建設されるのであります。日本民主化の経済的基礎を確立してこそ、名實ともに國際社会に復帰し得るのであります。
即ち建設政策、或いは今後における長期計画の第一期計画、冒頭計画とでも申しまするか、新しき我々の祖國再建計画であります。その積極的な部面をこれから盛りたい。
その後止むを得ない事情で、各企業体の最終的な損失の計算、再建計画等の策定が遅れておつたのでありまするが、先般特別損失の概算も終つたので、いよいよ再建整備の最終的処理の段階に入つておるのであります。然るにその後経済界の実情に即しまして、企業再建整備法の一部に若干の修正を加える必要を生じたので、この法案を出したというのであります。
まず、本案の内容について申し述べますと、昨年十月、いわゆる戰時補償の打切りに伴い、企業再建整備法が施行せられたのでありますが、その後種種のやむを得ない事情によつて、同法の規定に基く各企業体の最終的な損失の計算、再建計画の策定等は今日まで完了を見ないで推移してまいりました。
政府は、よろしく今日長期経済再建計画を立てて、國民の向うところを示すべきであります。そうして、これに社会主義政策を盛りこんで、労働者の耐乏生活が年次的にいかなる結果を生むかということを労働者の前に明示すべきであります。 先日共産党の野坂君の質問に対して…
又かような徴税方法をとつてこそ、徴税の実を挙げてこそ、社会党が主張して参りました諸種の経済再建計画案も実現する見込がありまするし、それによつて勤労大衆は政府と協力して日本の経済の再建を図ることがきようと存じます。政府はさような大きな見透しを以て今回の追加予算をも十分に檢討し、又來るべき本予算をも、さような観点に立つて立案せられることを特に望む次第であります。
併しながらこういうような予算も危機を突破し、それが突破ができ得るについて、今度の本予算と、二十三年度の予算というようなものにつきましては、やはり先程申上げましたような長期計画というようなものも十分織り込みまして、むしろ日本の國民経済再建計画というようなところに重点を置いた予算をも盛りたいと思うのであります。
まず、本法案審議の前提となる政府の経済再建計画、労働政策、産業合理化の基本方針及び完全雇用、失業対策について政府の所信を質しましたところ、政府よりは次のやうな答弁があつたのであります。 第一に、経済再建計画については、組閣後樹立した八項目の経済緊急対策を足場として今後長期の経済再建計画を立て、これに基いて実際的、効果的に諸施策を行つていきたいとの答弁があつたのであります。
と規定してあるのでありまして、これと関連し経済再建計画の一環としての労働力需給調整計画の樹立の必要性及びこれが企業遂行に当るべき機関の整備について政府の所見はどうであるかということを質問いたしたのに対し、政府よりは、事はきわめて廣汎にしてかつ複雑な問題であり、諸般の前提條件が未だ明らかでない今日、早急に結果を出すことは困難であるが、今後これが企画に当るべき部局の充実と相まち、要望にこたえるよう十分努力
それについては、或いはクレジツトの問題等もお考えになつておるかと思うのでありますが、再建の方はできるだけ速やかならんことを我々は希望もし、期待もいたしておりますので、七ケ年計画と相俟つての再建計画ということも考えなければなりませんが、同時に再建計画自体につきましては、赤字財政の解消をも睨み合せまして、積極的な方途を講ずる必要があるということを考えるのであります。
それと関連いたしまして、この赤字償却の七ケ年計画をお立てになる場合に、先般お出しになりました國有鉄道の実相報告書の趣旨を実現される場合においての再建計画との関連をどういうふうにお考えになつておられるか、償却は七ケ年でできることは一應の見透しをお付けになつておることと思うのでありますが、併し問題は赤字財政の償却だけが重点ではなくして、勿論これも必要でありますが、現在の國有鉄道をどういうふうに建直して行