1947-08-12 第1回国会 衆議院 農林委員会 第11号
ところが主食の不足した今日、この飼料はこうりやんにいたしましても全部主食に返上いたしたのであります。そこでそれから出るところのぬかとかあるいはぬかを搾つたところの油かすというものは、當然飼料でなければならぬのであります。そこで大體化學的にこれを分析いたしましても、かようなものはそのからでありまして、繊維的なものである。この繊維的なものは人間の胃袋では絶對消化されないのであります。
ところが主食の不足した今日、この飼料はこうりやんにいたしましても全部主食に返上いたしたのであります。そこでそれから出るところのぬかとかあるいはぬかを搾つたところの油かすというものは、當然飼料でなければならぬのであります。そこで大體化學的にこれを分析いたしましても、かようなものはそのからでありまして、繊維的なものである。この繊維的なものは人間の胃袋では絶對消化されないのであります。
又北海道の輸西製鉄所は、本年七月中旬から配炭停止となり、操業不能の状態に陥りましたが、同製鉄所労働組合よりこの苦境を聞きました全日本炭鉱労働組合北海道支部では、鉄鋼の生産停止が我が國産業に及ぼす重大な影響を憂慮いたしまして、早速役員会を開き、八月中に公休を全員一日返上して、その増産分を製鉄所に送ろうと決議をいたされまして、溶鉱爐の火を絶やさんために、今や必死の奮闘をいたしておられるのであります。
○梶川委員 ちよつと今のと關連しますが、先ほどの逓信大臣の話によりますと、要するに解釋の相違というふうに言われておりますけれども、しかしながら全逓側において半ドンを返上してもよい、必ずしも半ドン廢止に反對ではないというふうな意圖があると説明せられました。そうしてみますと、全逓側が必ず半ドンを固執しておる、言いかえれば單に權利の擁護のためのみ闘つておるというふうに解釋してよいか。
これは貯金、保險、あるいは庶務、會計といつたような面におきましては、原則として官廳執務時間によつておりますものですから、さような者が、かりに夏季半ドンということが基礎になつておりますれば、明らかに半ドンを返上いたしますれば、四時間というものは超過するわけでございます。しかしそれが一日八時間、一週四十八時間をオーバーするかと申しますれば、それは超過しないはずになつております。
これは問題を起した組合の代表者も、半ドンを今日の日本の實情からみて、自分らの立場からみて、これは返上すべきことは當然である、ただその手續の問題である、なぜわれわれの意向を聴いてきめてくれなかつたかということで、これは一應は團體協約に疑義がある。
それに對して全遞の大阪支部ですかが、加配米を返上してきたようなことが新聞に出ているのでありまたが、全遞の諸君が要らぬというようなものをなぜおやりになつたか。もし全遞の諸君が言うように、これは勞働戰線の分裂を政府が企圖しておるがゆえに斷るというのを、その通り政府はおとりになつておるかどうか。
○河野委員 その範圍においては了承できるのでありますが、そういう處置をおとりになつておるにかかわらず、大阪地区の全遞が、加配米を一部の勞働者が ろうことは、勞働戰線の分裂を政府が企圖しておるものなるがゆえに、これを返上するという決議をして返上したがごとく新聞紙上は傳えておるのでありますが、一體これはその通り受取つていいものかどうか、あるいは要求があつたから出したにかかわらず、あとから要らぬと言つて來