1961-03-16 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
国鉄でいち早く踏切保安部というような独立した組織をお作りになったということは非常に多とするわけでございますが、この五カ年計画の中で、踏み切りの改善にどの程度の具体的な計画をお持ちになっておるか、この点だけお答えを願いたいと思います。
国鉄でいち早く踏切保安部というような独立した組織をお作りになったということは非常に多とするわけでございますが、この五カ年計画の中で、踏み切りの改善にどの程度の具体的な計画をお持ちになっておるか、この点だけお答えを願いたいと思います。
○滝山説明員 ただいま細田先生から御指摘のございました通り、踏み切りは今非常な重大な問題でございまして、国鉄といたしましても、踏切保安部を設けまして、部内における強力なる推進をし、また外にもいろいろ御協力をお願いしたいと思っておりますが、五カ年計画におきまして総額二百億の金を入れましてそのうち五十億のものは、従来の踏み切りの改善、例を申し上げますと、警報機を設置するとか、あるいは幅員の狭いところを広
そこで踏切保安法というふうな法律を作りまして、保安設備の経費につきましては道路管理者と折半して、そうして緊急整備していきたい、こういうことでせっかく努力しておるような次第でございますが、先ほど建設省の方からお話がありましたように、従来の歴史的、沿革的な事情から見まして、やはり鉄道事業者の方の責任であるというふうに解釈されますと、なかなか折り合いがつかない、こういう状態であります。
それから四番目の踏切保安施設整備でございますが、これは踏切の整備のために特別法を作りまして、それに対しまして、民間の貧弱な施設に対しまして踏切を整備する場合における補助を与えるという趣旨のものでございます。それから五番目の地方鉄道、軌道の整備は、これはずっと続いてやっております補助金でございまして、趣旨は昨年度と同様でございます。
今日のたとえば道路交通については、道路交通法というものの改正も今日国会に提出されておるということでありますし、それから先ほど言っておった踏切保安人を含めて、それから今日の交通量に応じた踏み切りの設置基準あるいは施設基準、こういうものも考えますと、やはり単独立法をしてここで規制していく。
○説明員(内海倫君) 踏切保安につきましては、踏切事故の状態から考えましても、きわめて被害が大きい事故でありますので、絶えず関係省、特に運輸省の鉄道監督局と連係いたしまして、踏切保安についての対策は、議論をいたしているところであります。
鉄道と道路との交差の方式、それから立体交差施設及び踏切道の管理、費用の負担、それから踏切保安設備の設置、管理及び費用の負担、それから踏切保安人の配置及び職務権限、こういった踏み切りあるいは立体交差、そういった鉄道と道路との交差に関する基本的な法律をぜひこの際確立していただきたい、こういうことでございまして、本件につきましては政府部内、特に建設省と私どもの間で若干の意見の食い違いがございまして、まだはっきり
そういうことでありますので、先ほど待遇改善もまあいたしておるという副総裁のお話でありましたが、待遇改善といっても微々たるものでありまして、人事管理の面からいっても、大体踏切警手などには、何か事故でも起こしたような人を入れておこうかというような観念がまだ濃厚にあるというようなことでは、法律を変えて踏切保安人にこれを格上げしましても実体が伴わないということであります。
そういったものを有権的に行ない得るようにいたしますとともに、踏切保安人という一つの法律上の地位を与えまして、その地位にふさわしい職務権限というようなものを与えて参りたいと思っております。
○山内説明員 私どもの方で踏切保安人というのを特に規定をいたしまして、法律の中でそういう職務権限をはっきりさせようということは、ただいまの御質問の趣旨のようなわけでございまして、今までのような踏切番でなくて、もっと権限を持った踏切保安人という地位を確定いたしまして、事故なくすということにいたしたいと考ておる趣旨でございます。
それでわれわれの方で、余談になりますが、法案を考えておりますが、踏切保安人という一つの制度まで作ろうというような立場でございますので、一般の人をお願いして、すぐできる仕事ではございません。
この問題は慎重に考えなければいかぬわけですが、結局踏切保安人が相当強い権限を持つということになりますと、これは警察権との関係がございますし、それからまた事故の場合の先ほどの責任ですね、そういう点でいろいろ問題がありますので、一応そういうふうな包括的な表現をしておりますが、具体的な点につきましては慎重に検討して内容をきめていきたい、かように考えております。
○板川委員 この踏切保安法、すなわち鉄道と道路との交差に関する法律案は、大体いつごろまとまって、国会に提出される運びとなるか、それをお伺いして私の質問を終わりたいと思います。
○板川委員 政府は今度の通常国会で鉄道と道路との交差に関する法律案、いわゆる踏切保安法といわれる法律案の提出を用意されている、こういわれておりますが、この踏切保安法ですか、これに対する概要、どういう内容を持った法律としたいかということを今ちょっと明らかにしてもらいたいと思います。
第三番目は、現在踏切保安設備設置基準というものを持っておりますが、この基準に適合するように個々の会社を指導して参っているわけでございまして、その結果、改善されたものをその次に書いているわけでございます。三十一年度におきましては、国鉄で百四十二カ所、私鉄で百三十一カ所、以下三十二年度、三十三年度、お手元に差し上げてあるように改良の実績をそこにお示し申し上げてございます。
運輸省といたしましては積極的に活動しまして、目下踏切保安法とも言うべき法律を準備いたしておりまして、(岩間正男君「簡単に要領だけ」と述ぶ)積極的にやっていきたいと思っております。これは私鉄だけの問題、責任に帰せられない面も相当あるわけでございます。そういう点から国家的に解決していこうという考え方でおります。
陸上におきましても、鉄道における老朽施設の取替えでありまするとか、或いは踏切保安設備の強化でありまするとか、自動車検査の完全実施、或いは自動車賠償責任保障制度を確立して参るというような諸方策を実行して参りたく存じておるのであります。
委員会におきましては、踏切保安一般について、特に調査、検討を行いました結果、政府として全般的に研究せしめる必要あるものと認めました。 日程第九は、赤穂線敷設工事は東部から着工、進捗しておるが、西部路線地域が備前平野の宝庫地帯であり、又各種産業地域でもあるから、西部からも起工に着手し、速かに全線の開通を図つて欲しいというのであります。
各般の面からこの踏切保安ということを如何ようにして行くのが望ましいかということについて、専門家であられる各位の御意見を聞いて、私どもの将来の調査の参考に資したいと存ずる次第でございます。 なお、本日お集りを願いました参考人の中には、踏切を常に通行しておられる側の方も特にお越しを願いまして、踏切通行者の立場からのお考えを伺いたい、かように存ずるわけであります。
我々自動車関係者としては、そのために一番迷惑を受けろ立場にありますので、自動車局が音頭をとつて鉄道及び道路関係に賛成をして頂いて、今申したような踏切保安法というようなものを是非制定したい、かような努力をしておるのであります。