1954-02-11 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
○西村(英)政府委員 これは大臣からお答えした方がいいかと思われますが、私個人の意見を申し述べますと、二十四年に国有鉄道が公共企業体になつたのであります。これは当然必ずしも公共企業体を望んだからそうなつたのではなくて、ある程度押しつけられたということも、これは確かでございます。
○西村(英)政府委員 これは大臣からお答えした方がいいかと思われますが、私個人の意見を申し述べますと、二十四年に国有鉄道が公共企業体になつたのであります。これは当然必ずしも公共企業体を望んだからそうなつたのではなくて、ある程度押しつけられたということも、これは確かでございます。
○西村(英)政府委員 御意見は御意見として承りまするが、この問題につきましては従来もたびたび政府からもお話があつたかと思われるのであります。やはり先般の争議は正常な運行を阻害したものと認めて、はなはだ遺憾でありまするが、あのような措置をとつたわけであります。
○西村(英)政府委員 ただいまの復旧二割五分というお話は、どういう基準で言つておられるのかちよつとわかりませんが、さいぜん申された料金が世界一安いということは確かでございます。そのかわりただいまあなたも申されましたように、お客は非常に込んでいてサービスは非常に悪い。これもまたわれわれの認めるところであります。
○西村(英)政府委員 私にどういうふうに責任をと申されても、これは政府全般の考え方によつて、現在提出の予算のようになつておるわけでありまして、もちろんその国民に対する政治責任は当然負わなければならぬと私は思いまするが、しかしそのために現在の政府がどうだこうだというわけではございませんので、政治責任は当然国民に対して負わなければならぬと、かように考えております。
○西村(英)政府委員 ただいまも申しましたように、当然政府が政治的責任をとることは明らかでございまして、現在のところでは、私はそれ以上は申し上げられないと思います。そのための国民に対する政治的責任はあると思います。
○西村(英)政府委員 まず段階といたしましては、団体交渉によつてやるのがあたりまえで、団体交渉等によつて解決ができない場合は、それがあるいは国会の問題になるということは当然でございます。
○西村(英)政府委員 ただいま法務大臣からもお答えがありましたが、国鉄の職員は公労法だけでございまして、国家公務員法の適用がないのでございます。但し今のような場合で国鉄法の違反ともなることは、国鉄法に明記してあることで、業務の怠業をすれば国鉄法によつてやはり違反になるのでございます。
○西村(英)政府委員 非常にいろいろなる解釈をも下されるのでありますが、大体われわれは、現在のあの程度であれば、もうすでに行き過ぎである、かように考えておるものであります。
○西村(英)政府委員 交通機関の認可の場合には、やはり利用者の便をはかるということでありまして、その場合に公共的な地方公共団体へ許した方が便利であるというような場合には、もちろんそれをとります。
○西村(英)政府委員 今回の行政費の節約の影響につきましていろいろ御心配を願いまして、それが運輸行政の自動車の方にしわ寄せされるのではないかというような御心配でありますが、私もまた行政費の節約については一般的に心配をいたしております。
○西村(英)政府委員 私にもというお話でございますが、従来まで取来つたやり方は、ただいま自動車局長が申し上げた通りでございます。但し今後どういうふうに持つて行くかということにつきましては、やはりいろいろ研究する場面もあるだろうと思います。今ここで一言にどうするということは言えませんが、皆様方のお知恵を拝借いたしまして、今後の問題は十分考えて行きたい。
○西村(英)政府委員 道路運送法の中で市長の意見を聞くという条項であつたと思うのですが、現在百二十三条の適用は、六大都市とその他広島と仙台の二都市に、許しておるだけでありまして、これは特別にその区域で交通上都市内交通が非常に混雑をしておる、従つて市長の意見を聞いて、その上で許そうということでありまして、その他の都市につきましては、一々市側の意見を聞くということにはなつておらないわけであります。
○西村(英)政府委員 私はそのトローリー・バスについては詳細に聞いておりませんが、よく調べましてお答え申し上げます。
○西村(英)政府委員 さいぜんもそういう御質問がありましたが、できないのに予定線を追加してどうだというお話でございますが、ごもつともな点もあります。
○西村(英)政府委員 非常に消極的ではないかというお話ですが、消極的の話をしたつもりではないのです。つまり新線建設というようなものは政府出資でやりたい、こういうことなんです。
○西村(英)政府委員 ただいまから日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 日本国有鉄道が公共企業体として発足いたしまして以来おおむね四年をけみしたのであります。
○西村(英)政府委員 臨時船質等改善助成利子補給法案につきまして、E型船舶を解撤いたしますことについて、川島並びに山口委員から、熱心に失業船員のことについていろいろお話がありましたが、さいぜんも御希望事項を付せられたようでありまするが、われわれといたしましても、いろいろあつせんの労をとりまして、船員の失業のないように努めたいと思つております。さようにひとつお含み置きを願いたいと思います。
○西村(英)政府委員 私西村英一でございます。今回はからずも運輸政務次官の重職を汚すことになりました。運輸交通の重要性につきましては、ただいま石井大臣が申された通りでございますが、この円満なる発達をはかるために皆様方の絶大なる御協力をお願いいたしたいのでございます。私非常にふなれでございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○柳澤(英)政府委員 御質問の点はごもつともな点でありまして、これについては私たちも研究をいたしております。いずれ案でもできましたならば、試案としてごらんに入れたいと思つております。 —————————————
○柳澤(英)政府委員 収納の報告は、収納済み額と収納未済額についてのみの報告でございまして、まだ調定をしないものにつきましては報告は参つておりません
○西原(英)政府委員 ただいまから昭和二十八年度皇室費の歳出予算について、その概要を御説明いたします。 本歳出予算に計上いたしました、金額は、一億九千三百八十三万円でありまして、その内訳は、内廷費三千万円、宮廷費一億五千八百三十七万円、皇族費五百四十六万円であります。
○西村(英)政府委員 山田線はトンネル、急勾配の連續せる特殊路線で、將來當然考慮さるべき區間として優先的に調査計畫しているが、豫算、資材等の關係もあり、目下實施困難であります。
○西村(英)政府委員 電化工事の根本の考え方につきましては、先ほども申し上げた通り、輸送力の大きい所を目標にいたすのではありますが、肥薩線のような特殊線区につきましても、ただいまの御説明のように旅客の保健上、また殊に鐵道といたしましても運轉技術上の問題もありますので、十分に考慮しなければならぬと思つております。肥薩線、なかんずく人吉、吉松間は、非常は勾配線であります。
○西村(英)政府委員 國有鐵道の電氣關係の工事は、全部請負工事にやつておるわけではありませんので、資本勘定、事業費を通じまして、約工事の半數くらいは特殊な事情で直營工事をいたしておるのであります。
○西村(英)政府委員 宇部東線を小郡からさらに山口の方まで電車を延長してもらいたいというお話でありますが、この電車の延長をするためには、小郡の乘越し橋をやらなれければならぬ大きな工事があるわけであります。また電車運轉ということになりますと、現在の電車の路線の復舊が第一でありまして、ただちにこの線にかかるわけにはいかないのじやないかと思います。