1962-02-08 第40回国会 参議院 内閣委員会 第4号
このような現状にかんがみ、この法律案では、社会保険事業及び国民年金事業の運営、すなわち現業事務を担当する社会保険庁を厚生省の外局として設置することとし、また、厚生省の内部部局たる保険局及び年金局の所掌事務に変更を加え、両局には医療保険及び年金制度に関する企画立案並びに健康保険組合等に対する行政監督事務をもっぱら所掌させようとするものでありまして、これにより現業事務をいわゆる企画ないし監督の事務から分離
このような現状にかんがみ、この法律案では、社会保険事業及び国民年金事業の運営、すなわち現業事務を担当する社会保険庁を厚生省の外局として設置することとし、また、厚生省の内部部局たる保険局及び年金局の所掌事務に変更を加え、両局には医療保険及び年金制度に関する企画立案並びに健康保険組合等に対する行政監督事務をもっぱら所掌させようとするものでありまして、これにより現業事務をいわゆる企画ないし監督の事務から分離
このような現状にかんがみ、この法律案では、社会保険事業及び国民年金事業の運営、すなわち、現業事務を担当する社会保険庁を厚生省の外局として設置することとし、また、厚生省の内部部局たる保険局及び年金局の所掌事務に変更を加え、両局には医療保険及び年金制度に関する企画立案並びに健康保険組合等に対する行政監督事務をもっぱら所掌させようとするものでありまして、これにより現業事務をいわゆる企画ないし監督の事務から
また、かねて懸案の社会保険行政に関するいわゆる経営と監督の分離の問題につきましては、厚生省に新たに社会保険庁を外局として設置する等、来年度において社会保険行政機構につき改革を行ないたいと存じます。 第三に、国民年金等の改善についてであります。国民年金制度は、所得保障制度の中核として、その健全な発展は国民生活の安定にきわめて重要な意義を持つものであります。
また、かねて懸案の社会保険行政に関するいわゆる経営と監督の分離の問題につきましては、厚生省に新たに社会保険庁を外局として設置する等、来年度において社会保険行政機構につき改革を行ないたいと存じます。 第三に、国民年金等の改善についてであります。国民年金制度は、所得保障制度の中核として、その健全な発展は国民生活の安定にきわめて重要な意義を持つものであります。
そしてもう一つは、厚生省の設置法の一部を改正する法律案でございますが、これは、委員会といたしましては、あるいは内閣委員会の所管に相なるかと思いますが、厚生省の外局として社会保険庁を設置いたしまして、現在の保険局、年金局が所掌いたしております事務を、いわゆる計画、企画等、監督を含む部門を内局に残して、そして事務の運営についての現業を分離いたしまして、社会保険庁で実施していきたいという趣旨でございます。
いずれあなたの方は、これは外局の保険院か保険庁というものを作るという構想があるとか、二、三日前の新聞に出ておりましたが、そういうものにいく前に、今の機構というものをきれいに、そして民主的な運営を確立して、しかもほんとうに国民医療にたえ得る機構というものを作らなければいかぬと思うのです。
しかし今ただちに保険庁のごときものを置きまして全部ここに吸収してしまうということについては、また反面ただいま申し上げましたように、それぞれあまりにも特殊の事情が多い保険でございますので、あるいは困難かとも考えるのでありますが、今後保険業法の立案等の場合におきましては、それらの各種の保険を通じまして、何か一貫した指導方針というようなものが立ちますように、研究を進めて参りたいと考える次第でございます。
その意味において、この前も私が政府に要望しておいたのでありますが、少くとも保険庁のようなものをつくつて、保険行政を統一する意思がないかどうかということをお尋ねしておいたのであります。それに対して十分なるお答えを得られなかつた。