1951-01-29 第10回国会 衆議院 本会議 第7号
(拍手)従来、われわれ日本人の考えによりますれば、ポツダム宣言は、戰敗国日本がこれを遵守すべき最高の外交的文書と理解されておりました。(拍手)日本民主化のよりどころはここにある。新憲法の基本原則もこの宣言に淵源しておる。(拍手)平和主義日本の将来の希望も、実にこれにかけられていたのであります。
(拍手)従来、われわれ日本人の考えによりますれば、ポツダム宣言は、戰敗国日本がこれを遵守すべき最高の外交的文書と理解されておりました。(拍手)日本民主化のよりどころはここにある。新憲法の基本原則もこの宣言に淵源しておる。(拍手)平和主義日本の将来の希望も、実にこれにかけられていたのであります。
しかしながら、われわれは敗戰国日本の復興と、祖国の独立と繁栄を心から念願する限り、全面講和こそわれわれの選び得る唯一の道であると信ずるのであります。(拍手)吉田総理は、かかる客観情勢のもとにあつても全面講和をとり得ないとする客観的情勢が那辺にあるかを明確にお答え願いたいのであります。
そういう問題はお互いに努力して、できないところをできるようにすることこそ、敗戰国日本のわれわれの立場ではないかと思います。
昨年六、七月分二ヶ月では、百十二件、延五千四十一名が、本年の一月、二月分二ケ月では、件数三百四十六、延人員二万二千九百七十五名で、件数は三倍、動員数は四倍、こういうふうに拡大され、尚この職よこせ運動は刻々と熾烈化し所によつては不祥事件も生み、民主国日本のあり方に一つの暗い影を投げかけているのが今日の実情であります。
もちろん私は、広い意味におきましても連合国軍が占領目的に沿うてとられるその処置に対し、あるいは指示、命令に対し、被占領国日本が協力することは、当然の義務であると信ずるのであります。しかし、みずから進んで自律的に日本の意思によつて一方に協力することは、ポツダム宣言の違反なりと断ぜざるを得ないのであります。
これを聞いたロサンゼルスにおります日本人は、敗戦国日本にこのようなけなげなおとめらがあつたのか、このくらいうれしいことはないということになつて、九日の航空便で激励の慰問品を贈つたというようなことが新聞に出ております。こういうふうに国ばかりでなく、また石川県か富山県であつたと思いますが、新聞を見て奇少年に及ぼす影響が非常に大きいから、詳しいことを知らしてくれぬかというような照会がありました。
○前田(榮)委員 その次には防火地区の建設でございますが、われわれ防火地区をどんどんつくつて、火災国日本の汚名を注ぐには大賛成なのでありますが、しかし現在の日本の生活状態といたしまして、国民の負担がこういうものに耐えられるかどうかということについては、現在の国民経済の上からして相当困難ではないか、こういう点が考えられるのであります。
そういう意味におきましては、結局この日本の国、日本の民族というものをつぶさなければならない。しかしわれわれはこの美しい日本をつぶさなければならないかと思うとき——こういうことはほんとうに外国におつた者こそが初めて日本の美しさ、いかに自分が祖国を愛しておつたかということがはつきり言えると思うのです。そうして自分は日本に上陸すると同時に、日本共産党のとつておる態度がいかに大衆に愛されていないか。
ももう一つはそれぞれの国、日本なら日本では百三十五度の標準時によつて何時と何時と何時に観測するということが決つている。標準時の観測は、長年やつておるから、サムマー・タイムでも変えるわけにはいかない。それからもう一つは、国内の皆さんに対するいろいろな発表がある。温度のこともある。気象のこともある。
戰敗国日本の実際の状態、この点から考えましても、これは私は非常に疑問だと思う。申すまでもなく、かつて第二次世界大戰を顧みましても、世界の民主主義はフアシズムとの戰いで大勝しました。この大勝はいかにして行われたか。これはルーズベルト、スターン、チャーチルというような強大国間の首脳が協同いたしまして、そうしてフアシズムに対する戰い、これで大目的を達しております。
我々は民主国日本の再建にあたり、該図書館の文化的、平和的意義の重大なことを認識し、その発展に対し努力せんとするものである。 我々は貴下がわれわれの意のあるところを諒とされ、貴下が該図書館の幅来の発展に対し、一層の激励と援助とを與えられんことを懇請する次第である。
無論凶作のような場合には、我々は外国より外米を入れて貰つた経験もありまするが、昔人口が三千万であつた場合においても国内では自給しておりましたし、明治の末期において六千万の人口になりました際にも農業の発達につれて自給自足ができたのでありますから、私は将来九千万になろうが、九千五百万になろうが、一億になろうが、今日の進歩した科学技術を応用するところに世界で恵まれた農業国日本がなぜ自給自足ができないかということを
それから講和会議の点も新聞でしばしば見ました通りでありますけれども、それからそのほかの情報も聞かぬこともないのでありますけれども、しかし敗戰国日本として講和会議を云々する時期でないと思いますので、今日においては先日総理の参議院で申したがごとくに、いかんとも申し上げることはできない。日本の希望も、言うことをはばかつているというような状態でありますので、これもまた御了承願いたいと思います。
本条約の最終議定書には特別規定を設けて、条約及び約定への加入を一時妨げられているドイツ国、日本国及び朝鮮は、責任当局が適当と判断するときに、正規の手続、すなわち連合構成国三分の二以上の承認を得ずとも、外交上の形式により、当該政府からこれをフランス共和国政府に通知し、かつ同国政府から他の連合国に通知することにより、これらの条約、約定に加入することができることになつているのであります。