1947-11-05 第1回国会 衆議院 本会議 第54号
しかして、かかる経済総合対策の一環たる財政金融施策は、通貨面におきましては、インフレーション促進の要因を根絶するために中央及び地方にわたる健全財政と健全金融との方針を堅持し、その基盤をなす國民資本の蓄積に全力を盡しますとともに、さらに、その限りある資金を國民生活の安定、重要生産の振興等経済再建のため効率的に投下すること以外にはないのでありまして、今次補正予算の編成も、またこの線に沿つて行つた次第であります
しかして、かかる経済総合対策の一環たる財政金融施策は、通貨面におきましては、インフレーション促進の要因を根絶するために中央及び地方にわたる健全財政と健全金融との方針を堅持し、その基盤をなす國民資本の蓄積に全力を盡しますとともに、さらに、その限りある資金を國民生活の安定、重要生産の振興等経済再建のため効率的に投下すること以外にはないのでありまして、今次補正予算の編成も、またこの線に沿つて行つた次第であります
第三は資材資金等の生産諸要素の最も効率的な活用を図ること。この三つがこの法案を出しました点でございます。只今小林委員から私がいろいろの説明の中において、この法案が通過すれば炭鉱労働者の生産意欲を振興せしむるということを言つたことをば、この法案提出の最大の理由のように強調されましたが、私がこの法案を提出いたしましたのは、只今読みました三つの理由で提出したような次第でございます。
電線は千百二十七トンに對して、四百トンしかはいつてないから、わずかに三五%しかはいつてない、カーバイトのごときは、千五百トンに對して五百五十五トン、三七%、そういう状況でありますが、私今伺つたのは、豫算説明に資材等の生産諸要素の最も効率的な活用をはかるということは、どういう意味かということを聽いたのであります。
それには政府でもいろいろ御心配になつておるだろうと思いますが、豫算の御説明では、資金資材等の生産諸要素の最も効率的に活用をはかることが、國管にする第三の理由になつております。今申しますように、政府でお出しになつておるパーセンテージに比べて、各品目において私の計算では非常にパーセンテージが低いのであります。今年度の生産状況をわれわれが考えましても、おそらく決してよくなつていない。
そういうなけなしの底をたたいて、ほかの産業よりも比較にならない多くの資材を流したものが、はたして現實に山に流れていつておるかどうか、さらにまた流れていつておるところの資金、資材が、はたして現實に正しく使われておるかどうかということを、はつきり掴んで、正しい方向に導いていくというのが、効率的に使うという意味と御了解を願いたいと思います。
今後の炭鉱融資はきわめて巨額を要しますがゆえに、特に資金の効率的使用ということについて考えてみたいのであります。元來國家の融資は杓子定規的に、また画一的になりやすいのでありまして、資金の効率的使用というものについては、ほとんど考えていないのであります。もちろん形式的には考えましようが、実質的には考えたことになつていない結果が現われておりますことは、すでに定評のあるところであります。
政府はこれらの目的達成のために一般経済再建のための施策と相俟ちまして、職業紹介機関の効率的な運営を始めとして、公共事業、職業補導の拡充等、失業対策には鋭意努力しておりますが、止むを得ず出る失業者に対しまする恒久的な制度といたしまして、すでに欧米におきましては長い歴史を有しております失業保險制度を創設することといたしたのであります。
第三に、資材・資金等の生産諸要素の最も効率的な活用をはかることであります。政府は、從來より石炭超重点主義を採用いたしまして、乏しい國力の中から、他産業及び一般國民生活に相当の犠牲を強いつつ、最大限度の生産諸要素を投入してまいつたのであります。
(拍手)すなわち、全國民の犠牲と負担の上に立つて、最重点的に注入される貴重なる資金と資材に対しましては、これがいかに正しく、かつ効率的に使用されるかということを、最後まで見届け得まする方途を講じますることは、当然國家が全國民に対して負うべき責務であると存ずるのであります。
なおかつ、先ほど岡田君の言われるように、あなた方に現在でも資材そのものについての割当というものに対して実行しておるのだから、それに対して資金・資材の割当を効率的にしようということが、はたしてできておるかいないかということが心配であるからして、資金・資材の配分、その効率的配分がどうなつておるかということに対する徹底した監査制度をつくることによつて、その欠陷は補われるのであります。
あらゆる施設をも能動的に効率的に動かす必要があると思いますので、ここに一つの修正の意見を持つておるのであります。これに対する大臣の御意見を伺いたい。 それから第三十八條の災害救助基金の最少限は、府縣におきましては五百万円となつておりますが、これは私は少きに失するという考えを初めから持つておるのであります。理由といたしましては今度の水害を見ましても一町村に五百万円程度の村が幾つあるやら分らん。
第三に、資材資金等の生産諸要素の最も効率的な活用を図ることといたします。政府は從來より石炭超重点主義を採用いたしまして、乏しい國力の中から、他産業及び一般國民生活に相当の犠牲を強いつつ、最大限度の生産諸要素を投入して参つたのであります。從つて政府並びに石炭生産の関係者は、一般國民に対しては、これらが石炭の緊急増産に対し最大の効果を挙げるように十分な措置を請ずる責務を負うておるのでございます。
政府は、これらの目的達成のために、一般経済再建のための施策と相俟つて、職業紹介機関の効率的な運営を初めとしまして、公共事業或いは職業補導の拡充等、失業対策に鋭意努力いたしておりまするが、止むを得ずして出て來る失業者に対しまする恒久的な社会施設として、すでに欧米諸國におきましては永い歴史を持つております失業保險制度をここに創設することとした次第でございます。
むしろ國の方が財政的なことにおいてやることがよりよく行くではないか、その他全体的の結核療養所を効率的に活用をするというような面から考えましても、更に又終戰後今日に至るまでの我が國における結核蔓延の状況等から考えましても、これは國策として結核を直接國家において責任を持つて取扱つて行くことが適当であるという考え方の下にあの閣議決定がなされておるのでございます。
○川崎委員 ただいま片山總理のお話で、長期經濟計畫はイデオロギーによつて立てるものではなく、現實に事態を認識して、最も効率的な政策をとるものであるというふうに私は了承いたしまして、そのような意味合からは、黨としてもおそらく滿足であろうと考えているのであります。
かつこれらの二つの機構は、一箇所で正確に効率的に事務を處理する方が適切と認められるのであります。 次は農林省所管へ參りまして、第十としまして農林省作物報告事務所であります。これは昭和二十二年三月、勅令第百三號によりまして全國に四十六設立せられたものでありまして、名稱の示すかごとく、作物の作況に關する調査報告を掌つておるものであります。
なお個々のものにつきましては、國家全體の産業の再建復興という面から、そういう高い觀點から資金の要不要を考えまして、十分効率的に資金の供給はいたしたいと考えておる次第でございます。
しかしそれあたりはよく調べまして、支出し得るものについてはなるべくして、そうして効率的に識金を運用するようにいたしたいと考えます。 それから和歌山地方の震災に對する復興資金のお話でございましたが、本問題とは別でございますけれども、これについて私は實は銀行におります當時にも、ある種の中小工業その他にも資金を出しておるのであります。
官僚事務の形式主義や、非効率的な点や、あるいは優越感というような弊害に、國民は今日までいくたびとなく泣かされてきたのであります。 片山首相は、「國民に訴う」の手記の中に、議会も國民も大いに勉強することが官僚独善を防止する最も正しい道であると言われたのであります。一面眞理のごとく、一面官僚におもねる意思弱き政治家の作文のごとく、この一片の文章は國民に皮肉な感を與えたのであります。
かようにして、輸入食糧の効率的な使用に万遺憾なきを期し、連合國の好意にこたえ、遅配・欠配の即時解消をなすとともに、以上申し上げましたような観点に立つて、私たちは恆久的なる食糧対策の確立をしなければならぬと思います。以上、簡單に所見を申し述べまして、本決議案に賛成するものであります。(拍手)
記 一、政府は当面する麦、馬鈴薯の買上げを初め、國内食糧の綜合的活用につき積極果断なる措置を採り、食糧の供給確保に万全を期すること 一、政府は輸入食糧の輸送、加工、利用の各方面について更に一段と改善を加え、輸入食糧の効率的使用に万遺憾なきを期し、以て連合國の好意に報ゆること 一、政府は食糧配給操作の改善につとめ、遅配欠配の速かなる解消を本則となし、いやしくも遅配に依る國民の負担については絶対にその
戰後のわが國の復興をはかるために基礎的物資の適正なる配給を實施し、その効率的利用をはかることがその前提條件であることは、ことさら申し上げるまでもないのであります。みそ、醤油、アミノ酸、カン詰、砂糖、乳製品等の食料品は重要な副食品として、調味料として、榮養補正食品として、あるいは乳幼児の主食として、米麥等の主食とともに、國民食物構成上の骨格をなす國民生活安定上の基礎物資であります。
第二に、乏しいさような資材を傾斜的に重点的に投ぜられた産業の生産力を最も効率的なならしめるために、曾て肥料の國家管理或いは國営ということが考えておつたのでありますが、こういう問題に対して政府当局はいかなる考え方をもつておられるか。この点この機会に伺つて置きたいと思うのであります。