1957-11-08 第27回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
従ってこの問題がそうであるとするならば、この改善政策というものは、単に社内留保でもってこれを済ませるのではなくして、人件費を向上きせるということ、あるいはまた設備の改善をさせるということ、そういうような点で解決をつけていかなければ、外国の指摘している問題点は解決がつかないと思う。この点どうです。
従ってこの問題がそうであるとするならば、この改善政策というものは、単に社内留保でもってこれを済ませるのではなくして、人件費を向上きせるということ、あるいはまた設備の改善をさせるということ、そういうような点で解決をつけていかなければ、外国の指摘している問題点は解決がつかないと思う。この点どうです。
今度は緊急対策だということで、総合的な外貨の改善政策がぶたれていく。この傾向を見ておりますというと、一歩々々政府の手がおくれて、経済を動かすのでなく、経済に動かされる。大蔵大臣は様子を見ていて手を打てばいいと、こう言われますけれども、むしろその逆にいかなければならない。もっと積極的に手を打たなければならないのじゃないだろうかという感じは、どうしてもぬぐい去ることはできない。
従いまして内地産のなま牛乳を学童給食の上に廉価に与えるというような積極的な方法が食生活改善政策とともに必要なのではないかと思う。手を打っておらないかどうか。
こういう意味において、いろいろ関係当局の方の示唆がありましても、現実の日本の警備状況に符合しておらない、こういう制度に対しては積極的な改善政策をとることが、結局地方の実情に即したやり方であると思うのでありますが、この点についての一応の見通しをお聞きしたいと思うのであります。