1953-07-21 第16回国会 参議院 通商産業・経済安定連合委員会 第2号
国民生活の安定維持ということは、日本の与えられた条件の下におきましては、何と申しましても、産業活動が相当円滑に動かなければならんと考えるのであります。物が安ければいい、安いほどいいという心理は単に、勿論そういう場合がありましようが、物が一時に安くても、企業が潰れて来る、そういうことによつて日本の就労の率が減つて来るというようなことになつても困るのであります。
国民生活の安定維持ということは、日本の与えられた条件の下におきましては、何と申しましても、産業活動が相当円滑に動かなければならんと考えるのであります。物が安ければいい、安いほどいいという心理は単に、勿論そういう場合がありましようが、物が一時に安くても、企業が潰れて来る、そういうことによつて日本の就労の率が減つて来るというようなことになつても困るのであります。
○理事(栗山良夫君) それでは操短ということは、まあ一種の国の方針による生産制限でありますが、こういうような生産の制限、延いては価格の安定維持、そういうものを目的にするわけですけれども、こういうようなことはいわゆる公正な取引を阻害し、或いは又消費者に不利益をもたらすという精神から、独禁法というものがあるわけでありますが、この独禁法との関係はどういう工合にお考えになつておりますか。
次に農地改革の成果維持の問題でありますが、御存知の通り農地改革によりまして二百万町歩の小作地が自作地となり約四百二十万戸の農家が自作農となり、その当初の目標はほぼ達成されたわけでありますが、農地敗軍の今後の問題は創設された自作農の安定維持を図つて農地改革の成果を保持し永く農村の基盤たらしめることにあるのでありまして政府は、この機会に従来の農地関係法令の整備統合を行い恒久的農地立法といたしたいと考えまして
次に農地改革の成果維持の問題でありますが、御存じの通り農地改革によりまして二百万町歩の小作地が自作地となり、約四百二十万戸の農家が自作農となり、その当初の目標はほぼ達成されたわけでありますが、農地改革の今後の問題は創設された自作農の安定維持をはかつて農地改革の成果を保持し、長く農村の基盤たらしめることにあるのでありまして、政府はこの機会に従来の農地関係法令の整備統合を行い恒久的農地立法といたしたいと
一方反対側の理由といたしましては、現在養殖業者は一千人に達せんとするほどに急激に増加して来ており、未経験者の濫立、漁場の争奪等混乱状態にある、かかる際に助成並びに国家による金融の途を講ずるときは、真珠母貝並びに粗悪真珠の増産氾濫となりまして、価格の下落を当然来たして来る、又計画生産は事実上不可能であり、且つ又贅沢品としての真珠の性質から見て、国家による価格安定維持方策は、徒らに多額の財政資金を要するのみにして
私ども経済秩序の安定維持、金融秩序の維持、こういうものについては責任がありますから、業界の混乱が日本経済全体の秩序を混乱に陥れるというおそれがある場合、もちろんこれは責任を持つてやりますけれども、日本銀行は個々の会社の救済機関ではないわけでありまして、国民全体の機関でありますから、それはひとつよく御了承願いたい。
この見通しは決してただ空論でなくて、私ども今後の日本の経済のやりかたにつきましては、基本は飽くまで国民生活の安定維持ということを中心にすべて考えて行く考えでありましてその一番大きな問題は、食糧、衣料原料の確保、数量の確保並びに価格について考慮を拂つて、それぞれ処置を付けようと思つておるのであります。
昨年一月、英連邦九箇国代表出席のもとに開かれましたコロンボの会議におきまして、南アジア及び東南アジアの政治情勢に関する討議の結果、これらの地方の政治的安定維持のために、また多角貿易を基礎に拡張しつつありまする世界貿易の発展のために、南アジア及び東南アジアの経済開発はきわめて重要なことであるという点に意見の一致を見まして、その席上オーストラリアのスペンダー外相からも提案されました解決の具体的方策として
でありますが、二十五年度におきましてもいろいろ故障はありましたが、最近の状況におきまして大体二百八十万トン前後は確保できる見通しがつきましたし、来年度におきましては御承知のように三百二十万トン只今計画いたしておりますが、これもたびたびいろいろな機会に申上げておりますように、政府といたしましては、今後の激動に処する日本の経済体制を確立する上において種々の事案が出て来るかと思いますが、併し常に国民生活の安定、維持
一つの目標を定めつ、変化に応じてこれは修正し、而もその基本として流れる考えかたとしては、やはり今日の事態として、国民生活の安定維持ということは常に中心に置いて、すべての施策を立てて行きたいと考えております。
農林大臣は、わが国の漁業の振興発展のために、水産諸問題の解決のために、日夜努力いたしておりますが、農林大臣の所管の権限のわく内においては、どうしても解決できない問題が多々あるわけでありまして、政府全体が、わが国の漁業の実情を把握し、三百万漁業者の生活の安定と漁業経済の安定維持のために、政府の全機能をあげてこれを解決するという熱意がなければ、沿岸漁業の対策は立たない、こういう観点に立つて、スケンク天然資源局長
さらに人事行政の政策上の論拠といたしましては、先ほど来申し上げましたように、一般職につきまして行政の安定維持、あるいはその政治的中立性をはかる、こういうところが政策的な論拠になつて来ているわけでありまして、これらの理由に基きまして、政治的行為の制限がこの法案の程度において行われることか適当であろう。かように考えておるのであります。
そうすれば、ひいては医療の向上ということも期せられなくなるわけでありますので、やはりこの三つの、医療の向上、それから医療費の負担軽減、それから医療関係者の生活の安定維持というふうなものは、これはどれをどうこうということではなしに、考えて行かなければならぬものだというふうに考えております。
もちろんこのねらいどころは、あくまで山村民の生活の安定維持ということを第一に置き、進んでその奥地にあるところの山が、現存以上にりつぱないわゆる蓄積の山、生産力の高い山になるようにいたしたいと存じている次第でございます。
現在の価格行政といたしましては、大体現行の為替レートを堅持する方針のもとに、輸出の確保あるいは生計費の安定維持という建前から、従来通りやはり一般物価水準の低位安定を考えて行くということを中心にして、進んで行きたいという所存であります。
このわが國に與えられたところの水産資源の有効な開発、しかも継続的な資源を培養しつつ漁業を安定維持発展せしめて参りますためには、この漁業施設と資源との関連性というものが、きわめて重大と考えるのであります。この点を当局はどういうぐあいに現在見ておるのであるか、將來どういうぐあいにこの資源と漁業施設の調和をはかつて行こうとするのであるか、この点も御方針を承りたい。
これは非常に重大な問題でありまして、私どもといたしましてはこの補給金を漁業用資材の面に十分確保されて、漁業の安定維持のために万全の措置を講じていただきたいということを特に希望いたしまして、私の質疑を打切りたいと思います。
かりに七十萬トン計畫が百パーセント逹成されるにしても、本年度普通鋼材供給は、在庫分を合わせて七十二萬トンにすぎず、この數字を昨年の實際消費量百二十萬トン、本年度最低需要量と推定せられる普通鋼鋼材百九十六萬八千トン、竝びに極東委員會の考えておりますわが國安定期における最低限民生安定維持産業に必要すとる鐵鋼量二百七十五萬トンと比べて見ますときは、まことに寒心にたえない状態であり、説明するまでもなく、いわゆる
これをいかに安定維持するか、また赤字補填を行うかという問題につきましては、政府といたしましても目下非常に苦慮いたしておる次第であります。すでに説明をいたしました通り、財政上の負担は非常に重いのでございます。かつ新財源はまつたく乏しい点もございます点などを考え合わせなければならぬと思う次第でございます。
本年度における各部門の要求する鉄鋼の総量は、普通鋼鋼材百九十六万八千トン、鑄物用銑鉄五十五万三千トン、銑鋼二次製品三十万四千トン、合計二百八十二万五千トンでありまして、目下最も緊要なる戰災復興用、補修復旧用並びに進駐軍用をしばらくわく外に置くといたしましても、將來安定期における最低限民生安定維持産業に必要とする鉄鋼量は、一箇年三百万トンであつて、この数字は今や國民の常識となつております。