1953-07-04 第16回国会 衆議院 予算委員会 第15号
軍人が大政を翼賛するには、統帥部が独立であるから、軍令部長あるいは参謀総長を通ずべきものである。司法官が大政翼賛をやるには、やはり大審院長を通じてやる。議会が大政翼賛をやるには議長を通ずべきものである。それから行政官ならば、近衛さんを通ずるのはけつこうであるが、当時の明治憲法の建前からいうと、内閣総理大臣は、内閣大臣会議の議長、行政の最高長官である。そこで一まとめにするのは間違つた精神である。
軍人が大政を翼賛するには、統帥部が独立であるから、軍令部長あるいは参謀総長を通ずべきものである。司法官が大政翼賛をやるには、やはり大審院長を通じてやる。議会が大政翼賛をやるには議長を通ずべきものである。それから行政官ならば、近衛さんを通ずるのはけつこうであるが、当時の明治憲法の建前からいうと、内閣総理大臣は、内閣大臣会議の議長、行政の最高長官である。そこで一まとめにするのは間違つた精神である。
この作戦計画はきわめて機密性を要しますので、参謀総長以下。ごく限られた参謀本部の主任者以外には絶対に公開しなかつたものであり、陸軍大臣といえどもそれに関与できなかつたものであります。これが過去における作戦計画と防衛計画との関係であります。今日は軍隊がないのでありますからそういうものはもちろんありません。軍機保護法もありません。
○森山委員 そうすると今までの向井大蔵大臣の御答弁を承りますと、大体うしろに参謀総長がついておつて、そのマイクロフオンのようなお答えが大部分であります。そうでないお答えももちろんございますが、それですと公共企業における十六条二項は、池田大蔵大臣時代とかわらない。十六条二項に関する限りは死んでおるのだということと同じことになつてしまうのでしようか、承りたい。
参謀総長がおる。この参謀総長の言いなりほうだいになつている。私はどうもそういう点は、財政的な見地からいえば、そういう考えも一つの考えかもしれぬけれども、これは大きく国の労働政策のミニマムの線であります。そのミニマムの線くらいは、私は守つてもいいのじやないかと思うのであります。
しかも軍令部の中には、あるいは参謀総長もいたろう、参謀次長もいたろうけれども、実際はその下にいる軍閥の少壮軍人、中佐、大佐というものが、いわばその中であらゆる権限を握つて、あらゆる横暴をきわめ、そしてそれが遂には国の政治まで動かし、左右して、そしてこの戰争にぶち込んで、われわれ日本国民を敗戰のうき目にあわせた。
アメリカの統合参謀本部の意見をアメリカの新聞紙を通じて見ますと、あの際トルーマンが満州の爆撃をやつたら、少くともソ連か中共の戦爆連合戦隊の飛行機をもつて、その翌日日本の爆撃をしておるだろう、あれが実行に移されれば、アメリカの駐留軍も日本国民も非常な災害を受けたであろう、こういうことをかつての日本で申しますと軍令部総長か参謀総長あたりに匹敵する人たちが言つております。
そこで先般、UP電報の十日発の記事によりますと、ヴアンデンバーグー空軍参謀総長は、原爆塔載機と称せられますB36の大型爆撃機を朝鮮において使うことを協議されたというようなことが出ておるわけであります。若しそういうようなことがなされまして満州爆撃が起るといたしますなら、それは直ちに中ソ友好同盟條約の発動の対象となりまして、日本が極めて危険な事態に入るということが予想されるわけであります。
又私の聞くところによれば、ポーランドとソ連との防衛関係におきましては、ソ連の現役の元帥がポーランドの参謀総長になつているということです。
の関心を持つておることは、日本が東洋作戦の基地になるのであるかいなか、ことに原爆基地に予定されるのであるかいなか、内乱が起つた場合に、駐留軍は何人の指揮のもとに出動するのであるか、警察予備隊がこれを援助することが予定されるのであるが、これも駐留軍司令官のもとに活動するのであるか、この警察力の使用を誤つた場合に、何人が国会に対して責任を負うのであるか、外国軍統帥権の一部分に入るものとして、かつての参謀総長
もしそういうことになりますと、かつての日本の軍隊と申しますか、軍組織というものが、陸軍大臣あるいは参謀総長、教育総監というような三本建で、軍を統率いたしておりました点にかんがみまして、海軍は海軍、陸軍は陸軍というふうに、海上保安庁あるいは予備隊を、言葉の表現は悪いが、指揮する司令官というようなものが二元的に生れて来るのではないか、そこに幹部の養成というものが非常に大事になつて参りますので、特に幹部教育
その次に重要な問題は、アメリカのブラツドレー参謀総長も言つております通りに、朝鮮戦線におけるところの休戦会談が成立する前に日本との行政協定を締結しなかつたならば、アメリカの朝鮮における作戦は重大な齟齬を来すということを言つておるのであります。
○増原政府委員 お説の通り教育関係は特に重視すべきものと考えますが、現在さしあたつて従前の教育総監部――これはいわば参謀総長、陸軍大臣と鼎立をした別箇の組織であつたわけでありますが、そういう趣旨の別箇の鼎立した形のものをつくることは、まだ適当であるまいという考え方を現存持つてつております。
またポーランドにおきましては、ソ連の元帥がポーランドの軍隊の参謀総長になつておるというような、いろいろな事実もあるので、われわれは一九四九年のコミンフオルムの大会から端を発したこの経済会議につきましては、いろいろ研究すべきことがあると考えております。
特に昨日は、目下来朝中のコリンズ参謀総長及びリツジウエイ司令官が、うちそろつて千歳の基地に行かれておるのであります。こういつたようなことと相前後いたしまして、根室の突端、いわゆる千島列島南端の現在ソ連が進駐をいたしておりまする地域におきまして、連日のごとく大規模の演習を行つているというようなことから、北海道におりまする道民は、これに対して非常なる緊張と不安の念を抱いておる者が多いのでございます。
そのほか、これらのお話の衛星国に対しますソ連の駐兵は、駐兵と同時にそれらの国々の軍隊に対する一つの指導権を持つ傾向をとつて、最近におきましては、あるいはチェコスロヴアキア等におきましては、その国防軍司令官にソ連の元帥を任命し、あるいは参謀総長に任命するというような傾向をとつて来ておると報道されております。
米国議会におきまするマツカーサー元帥解任問題をめぐりまする証言は、御承知のように、マツカーサー元帥の証言のあとを受けまして、マーシヤル国防長官、ブラツドレー統合参謀本部議長、コリンズ陸軍参謀総長、ヴアンデンバーグ空軍参謀総長、シヤーマン海軍作戦部長という順序で四月十九日から五月三十一日までの長期間にわたつて続けられて参つたのであります。
ウオルター・リツブマス氏が、日本はいよいよになれば、せいぜい六箇月は持つまりと言い、コリンズ参謀総長が、本年一月、米本国において、米軍が日本から撤退を余儀なくされるということはあり得ることである、その場合、————といつて、重爆撃で破壊された朝鮮の工場の写真を見せたと伝えられているのは、日本が今や————いることを裏書するものにほかならないのであります。
ちようどこの十二月二日にはコリンズ・アメリカ陸軍参謀総長がワシントンを出発して、東京並びに戦線を視察することになりました。 なお戦局といたしましては、二日の夜から国連軍は平壌の撤退を開始して、四日の総司令部の発表によりますと、北鮮で国連軍に対抗中の共産軍の兵力は二十六万四千程度である。
宮城県刈田郡白石町、この町は封建時代は仙台伊達公の参謀総長であつた片倉小十郎の城下でありまして、たがいま人口は約三万に近い、もはや市制を準備中の白石町でございます。この刈田郡白石町外十箇町村の町村長が、連署連名をもつて今回の請願を提出して参つたのであります。宮城県の仙台以南の都市には、大河原町というところに仙台地方裁判所大河原支部並びに大河原簡易裁判所があるのみでございます。
そこで私どもの判断の資料としては、アメリカの雑誌、新聞等に、おそらくこれは国務省筋から出ておるのではないかというようなニユースがありますときに、これをいろいろ検討しておつたのでありますが、たまたま二、三週間前のニユース・ウイーク誌に、アメリカの参謀総長一行が日本から帰つた後に、アメリカにおいて講和條約の問題について、国務省側と国防省側と意見の不一致があつたような記事が出ております。
そこで又第二といたしまして、然らば如何にして示されるかと申しますれば、事実こういう謀略的行為に関しましては、当時の陸軍大臣と参謀総長の独断に基きまして、そうしてその部隊に対して任命せられるのでありまして、天皇がこれに対して御存じになつておられたとかいうようなことは先ず私は過去の軍隊のやり来たりから承知しておりまして、絶対にないものと私は存じます。