1951-07-14 第10回国会 衆議院 農林委員会 第49号
たとえば肥料問題、電力問題、あるいは飼料問題、あるいは農機具対策等を見ても、どれ一つとして農民の納得するような対策は立てられておりません。
たとえば肥料問題、電力問題、あるいは飼料問題、あるいは農機具対策等を見ても、どれ一つとして農民の納得するような対策は立てられておりません。
食糧問題は同時に特に蛋白資源――現在農家経済が安定を目ざしておるのは多角形経営であり、その中には有畜農業の奨励ということが盛んに言われておりましたが、飼料問題で非常に困難をいたしておつたのであります。
かようなだらしのないことでは困るから、飼料問題の見通しはどうなつているか、この点について、政務次官からはつきりおつしやつていただくと同時に、畜産局長、第二部長からも伺いたい。
○島村政府委員 本委員会の熱心な飼料問題に対する御検討の結果、最近の飼料事情に対する御申入れは、政府といたしましても愼重にこれの検討を進めて、なるべくすみやかにその解決をはかるために、よりより関係方面と交渉を進めておりましたところ、二月八日の御申入れに対しまして、二月十七日付をもつて本委員長あてに回答をされておりますので、大体すでに御了承願つたことと思いますが、この際当委員会において、この点を明らかにいたしておきたいと
○遠藤委員 二月八日本委員会におきまして、飼料問題の非常に緊迫している現状にかんがみて、急遽とるべき緊急対策についての要望を決議したのでありますが、この決議に対する政府の本日の御回答に接しまして、私ども必ずしもこの回答に対して満足するものではないのでありますが、第一項の二万五千トンのとうもろこしをただちに配給する、このことについては、政府が現在食糧事情が非常に苦しい中をさいて、飼料として特別な措置を
加工課長の方でもいいけれども——一般の飼料問題の解決は非常によく行つておるのだが、今ふすまの問題がまだひつかかつておるようだが、政務次官の見通しはいかがですか。
まだきまつてないの、通知はどうのこうのつてお話はあるが、そういうことでなく、少くとも私一個の考えとすれば、当然なことというくらいのはつきりした御答弁をなさつて、もう十分わかつておることなんだから、こういうことは遅れないように、ひとつ早い機会に具体的な御回答をなして、早く国民に安心を與えてもらわなければ、もう飼料問題が大混乱していますから、早くそれをひとつ明確にしてもらいたい。
○小笠原委員 政府の管理にある公団から、国家としてきわめて重要な飼料問題を解決つけるに、公団に自由にさせて入札させなければならぬというりくつはない。
そういつた場合には一体飼料問題はどうなるか、これを聞きたいのです。
特に本日まで五回、本委員会におきまして、農林当局の畜産行政並びに飼料問題について伺い、大体全貌が明らかにされたと思うのでありますが、重複しますけれども、念を押しておきたいと思いますので、以下四点についてお尋ねします。 現在の輸入飼料の計画は、順調であるというような説明がなされておつたのでありますが、今日も情勢はかわりはありませんが、お尋ねいたします。簡單にお願いします。
○藤野繁雄君 畜産奨励の根本は今まで各委員からお話があつたように飼料問題であります。飼料問題を解決するのには、当面の問題と将来の問題を解決しなければいけないのであります。当面の問題としては、現在養鶏業者であるとか、乳牛業者という者が濃厚飼料に困つているのであります。然るに政府のほうでは「とうもろこし」に手持ちがある。
○遠藤委員 飼料問題につきまして、先般来いろいろ議論が出ておりましたが、今日本の畜産が重大な危機に直面しておる。この問題について、実は昨日来小委員会を開いて検討して参つたのでありますが、小委員会におきましても、きわめて活発な意見が交換されまして、一応結論に到達して参りました。
昨日の畜産に関する小委員会において、最近における飼料問題について事務当局と種々質疑応答があつたようでございますが、本日は農林大臣がお見えになりましたので、大臣に対する質疑を行います。質疑の通告がありますから、これを許します。小笠原八十美君。
それから同僚委員からも問題が出されておりますが、飼料問題は確かに政府のやり方がよくないと思う。そういう点も改めなければならないと思いますが、朝鮮動乱を契機として一ぺん衰微した畜産が盛んになつて来まして、最近は政府の指導がよろしいというの ではないが、動乱の影響で食糧関係の思惑から、家畜の頭数が非常にふえて来ております。
本日の主要なる議題は農業関係公団の整理に関し、飼料問題に関する件並びに主要食糧、特に米価に関する件、それから農業関係公共事業に関する件でございますが、本日出席を要求いたしております大臣が関係方面に出向いておりますので、いまだ出席がございません。そこで暫時休憩いたしま す。 午前十一時二十二分休憩 ————◇————— 午後零時四十五分開議
御案内のごとく、アルコール関係は相当緩和されておるこの際、この飼料問題の解決のため、こうしたとうもろこしの拂下げは畜産方面を重点として、家畜のえさとして重点的にお考え願えるかどうか、この際お答弁願いたいと思います。
まず第一に飼料問題として最も大きな問題は、農地放革が行われまして、牧野が農地として開放されて来た。従つて、飼料が畜産の方面から取上げられて行つたのであります。これに対して政府は、飼料対策というものの根本的な施策をひとつも持たなかつた。
と申しますのは、戦後の飼料の非常に悪い条件によりまして、軽種生産者は飼料問題で非常に悩んでおります。さらにこの育成あるいは改良の面において幾多の支障があるわけであります。現在のような有様では、優秀な軽種を生産することは不可能ではないかと思われるのであります。特に昨年の暮れから本年にかけまして、北海道地方における家畜のえさ枯れは極端なものがあるのであります。
○山根政府委員 もちろん生きものでありますので、食べ物が悪ければ、それがもとで病気になるということはあると思うのでありまして、飼料問題につきましては特に終戦直後以来非常に悪條件が次々にあつたわけで、幸いに飼料事情は最近よほどよくなつて参りました。
すなわち、農地改良、災害復旧等あらゆる方策を講じて、農地面積の拡充をはかるとともに、農業生産の技術化を促進し、他方有効需要の喚起によるところの鉱工業の発展により、農村人口をこの方面に吸收せしめ、農村過剰人口を調節して、農民一人当りの食糧生産の拡大をはかることが第一点、第二点としては、農村労働力の立体的活用による農民自体の農村工業を育成するのほか、飼料問題を解決して、酪農その他の畜産を奨励するとともに
○井上(良)委員 もうあと一、二点で終るのでありますが、その畜産の五箇年計画を進行しておる全国各県の状況を調べてみると、結局飼料問題が非常に重要な問題になつて、今あなたの御説明になりました、ふえておりますのは、自給飼料の関係でふえておるのではないかと思うのであります。配給飼料にはほとんど頼ることができない。
さらに北海道農業の今後進むべき方向は、酪農にあるということは言うまでもないのでありますが、そのためには農村金融の逼迫しておる今日、家畜導入資金のあつせん、飼料問題の解決、人工受精所の設置等を必要とすることがきわめて重要なことのように考えられたのであります。なかんずく組合金融の長期資金の貸し出しについては、特別の考慮を要する必要があると考えられます。
願(小平久雄君紹介)(第八六七号) 一一三 北見種畜牧場施設拂下に関する請願(松 田鐵藏君紹介)(第八六八号) 一一四 岩手縣の國有牧野開放に関する請願(山 本猛夫君外三名紹介)(第八六九号) 一一五 尾柄上郡の災害耕地復旧費助成に関する 請願(小金義照君紹介)(第八七〇号) 一一六 福井縣の震災耕地復旧事業費助成に関す る請願(飛嶋繁君紹介)(第八七一号) 一一七 飼料問題
○竹村委員 大臣にお伺いいたしたいのでありますが、先ほどから聞いておりますと、畜産獎励の一番がんをなしているものは、やはり國内におけるところの飼料問題だということが明らかにされているのでありまして、この飼料は先般の酪農業法の場合においても一應質問したのでありますが、大臣からお考えを伺つておりませんので、ここで伺いたいと思います。
○北二郎君 最後にもう一点飼料問題についてお伺いします。私ら北海道でありますが、北海道ではほとんど農家は馬を使つております。一軒も農家に馬がいない農家はないのでありますが、この飼料確保に農家は非常に苦しんでおる。
なおこの問題につきましては、御指摘の通りに、飼料問題を中心といたしまして、いろいろ農林省内部といたしましても、畜産局、農政局、食品局、一体となりまして、考慮を進めて参らなければならない点がいろいろあるわけでありまして、今後酪農業調整法を廃止いたしまして、これにかわる恒久的な措置につきましては、まだ十分に考えられておりません。
〇号) 赤麻村の未墾地買收計画中止に関する請願(小 平久雄君紹介)(第八六七号) 北見種畜牧場施設拂下に関する請願(松田鐵藏 君紹介)(第八六八号) 岩手縣の國有牧野開放に関する請願(山本猛夫 君外三名紹介)(第八六九号) 足柄上郡の災害耕地復旧費助成に関する請願( 小金義照君紹介)(第八七〇号) 福井縣の震災耕地復旧事業費助成に関する請願 (飛嶋繁君紹介)(第八七一号) 飼料問題
○井上(良)委員 今の説明の中で飼料問題ですが、大体二十二年は百四十六万トン、二十三年が百二十八万トン、需要にこれを対比すると百二十五万トンほど不足する状況で、この不足は約十万トンまで輸入飼糧によつて補われる見通しがついておる。あと百万トンの余りは一体どこから持つて來るつもりですか。