1959-02-03 第31回国会 参議院 建設委員会 第5号
また事業実施に当つては公共水の汚濁防止の見地から、工場廃水のはなはだしい地域にこれを一括処理するための特別都市下水路を段けるとともに、道路掘り返しによる手戻り工事を極力防止するよう道路整備事業の進捗状況を勘案して参りたいと考えております。 第五に住宅対策について御説明申し上げます。
また事業実施に当つては公共水の汚濁防止の見地から、工場廃水のはなはだしい地域にこれを一括処理するための特別都市下水路を段けるとともに、道路掘り返しによる手戻り工事を極力防止するよう道路整備事業の進捗状況を勘案して参りたいと考えております。 第五に住宅対策について御説明申し上げます。
第三条の「定義」でございますが、『公共用水域」とは、河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他の公共の用に供される水域及びこれに接続する公共溝渠、かんがい用水路その他の公共の用に供される水路(公共下水道及び都市下水路を除く。)」ということになっております。これは公共用水域というのは、もう御案内の通りでございますが、さらに公共用水域ではない、私設ではあるが、これに接続するものをこの法律の適用範囲にいたした。
○大堀政府委員 事務的な問題でございますので私からお答え申し上げますが、今度できます法律案では、公共下水道及び都市下水路の出口における排出水の基準をきめることになっておりますから、その基準に基いて下水道管理者である地方公共団体は、その排出される水について下水道法によってみずから基準をきめる、それによって除害施設等を設置していく、こういうことになっております。
それから第三条で、「公共下水道及び都市下水路」というのも、公共用水域に組み入れていますが、そうだとすると下水道の水質を変化させるシリアスな問題になるような気がします。大体汚濁したものを下水道を通して下水処理場に入れて処理するのが下水処理ですから、下水道をここに入れておるというのは、下水の濃度を変えるなということになりそうです。
その内容について申し上げますと、第一に、下水道を公共下水道と都市下水路に分けております。すなわち、公共下水道とは、従来、改良下水道と称されているものであり、主として暗渠式のもので、一排水区域が一定規模以上のものか、あるいは終末処理場を有するものをいい、都市下水路とは、従来、在来水路あるいは公共溝渠と称されているもののうち、一定規模以上のものを地方公共団体が指定したものといたしております。
○西田信一君 この法律が成立した後に、この法律によって当該地方公共団体が、いわゆる都市下水路と指定したものに限って将来補助を考える、こういうお言葉ですか。
○政府委員(町田稔君) 都市下水路につきましても従来予算補助がございました。従来の都市下水路に該当するものについて予算補助がございました。
○政府委員(町田稔君) 現在は都市下水路というものがございませんので、都市水路という名前で事実上予算がついております。それで今後この法律が制定になりました場合には、都市水路を都市下水路として取り扱って参りたいと思っておりますが、その場合には予算の範囲内におきまして都市下水路と指定されたものに国が補助をする、こういうようにいたして参りたいと思います。
すなわち、原案によりますと、下水道の災害復旧に関する規定がないのでありますが、下水道事業の重要性にかんがみ、急速にこれが整備をはかると同時に、災害復旧についてもこれを補助の対象とすることにより、下水道整備の万全を期する必要があると考え、第三十四条の規建を修正いたしまして、公共下水道及び都市下水路の設置または改築を行う場合と同様に、災害復旧に対しましても補助することができるように改めようとするものであります
○根本国務大臣 ただいま前田さんから御説明になりました社会党の修正案につきましては、実は今回提出いたしました下水道法案に対しまする皆様方の御熱心な御論議は十分私ども拝聴いたしまして、今後いろいろ善処いたしたいと思っておるのでありまするが、当省といたしましても、下水道法の改正に当りましては、下水道に対する国の助成が十分行われますように努力して参ったのでありまするが、都市下水路に対する補助並びに公共下水道及
第三四条の見出し中「公共下水道」の下に「及び都市下水路工を加え、同条中「公共下水道」の下に「又は都市下水路」を加え、「又は改築」を「若しくは改築又は災害の復旧」に改める。 —————————————
すなわち、その第一は、下水道を公共下水道と都市下水路とに分け、前者は主として暗渠式のものであり、後者は、従来水路あるいは溝渠等と称されておりましたもののうち、一定規模以上のものを地方公共団体が指定したものであり、ともに、原則として市町村が管理するものといたしまして、下水道の整備促進の対象を明確に定めようとするものであります。
○政府委員(町田稔君) ただいまのお話のございましたように、下水道のうち、この法律では、おもなものを公共下水道と都市下水路に分けております。それで、東京都につきまして、たとえば公共下水道はどこからどこの範囲に布設されておるか、それから都市下水路はどういうものがあるかということにつきまして、下水道課長から具体的に御説明申し上げたいと思います。
○政府委員(町田稔君) 三十四条では公共下水道と書いてございますので、都市下水路は三十四条の規定に基く補助としてはできません。従来も都市下水路、いわゆる都市水路と申しておりますが、これに対して補助をいたしておりますが、これも災害復旧の分と同様に予算補助でございます。
ただ都市下水路として指定されたものは、市町村が修繕維持等の義務を負うように書いておるのでございまして、実は、ただいまお話にありましたように、小さいみぞについても、お話のような弊害がございましたが、従来かなり大きい都市下水路等につきましても、修繕維持等が悪いために疎通を欠いておったというような点がございますが、今回はこの法律によりまして、そういう点は少くとも直してゆくというようにいたしたいと思っております
○志村説明員 除害施設の設置等のことを規定しております第十二条は、公共下水道に関しまして規定いたしておりまして、都市下水路に関しましてはこれに近い規定は第二十九条あるいは第三十条において規定してございます。 一応第十二条は公共下水道のみについて考えておるわけでございます。
○三鍋委員 次に第十二条でありますか、除害施設の設置等の規定が設けられてあるのでありますが、ここにおいて都市下水路が適用されていないように思うのでありますが、どういう理由でこれが除外されているか、この御説明をお願いしたいと思います。
○町田政府委員 都市下水路につきましては、事実は予算補助が従来からなされておるのでございますが、下水道といたしましては、将来特に力を入れていかなければならないのは公共下水道、いわゆる暗渠の改良下水道でございます。その下水道か現在普及いたしておりませんので、過渡的に都市下水路が用いられておるという状況でございます。
○志村説明員 公共下水道、都市下水路、いずれも地方公共団体の仕事としてやっていくという考え方が基本をなしておるのでありまして、さような意味におきまして、公共団体でみずからどのような工費をかけて、どのようにやっていくという計画がある、その前提の上でどういう構造になっておるかということを見ればよろしい。
それからなお、ただいま公共下水道と都市下水路との区別についてのお尋ねがあったかと思うのでございますが、公共下水道は、ここに書いてございますように、主として暗渠の下水道でございまして、都市下水路は開渠で、従来の下水道を指定するというようにいたしております。新たにこれを設置するということは、都市下水路の場合はほとんどないのでございます。 〔西村建設委員長退席、荻野建設委員長代理着席〕
○町田政府委員 公共下水道及び都市下水路等が災害を受けました場合には、特にこの下水道法ではこれに対して復旧費の補助をするということが規定いたしてございませんが、従来から予算によりまして予算補助をいたしておりまして、この予算補助は、今後も災害を受けました公共下水道及び都市下水路には継続して実施をして参りたいと思っております。
○前田(榮)委員 下水道法について引き続いて御質問を申し上げますが、下水道法の中で、いわゆる従来の下水道すなわち都市下水路と、この法の適用外にあるところの河川、水路、こういうものとの関連でございます。
○町田政府委員 都市下水路に指定されましたものが災害にかかりました場合には、災害国庫負担法の適用がございません。都市下水路に指定されない、いわゆる普通河川等が災害を受けました場合には、災害国庫負担法による災害復旧の負担があるものと考えております。
○町田政府委員 ただいま御指摘のございました点はごもっともでございまして、従来灌漑排水施設に設けられておりました水路が、実はもう灌漑排水の用をほとんど失って、都市下水路的なものになっておるというのが非常に多くございます。そういうものにつきましては関係者と十分水道管理者が協議をいたしまして、都市下水路に指定をしていくという方法で規制をして参りたい、こういうふうに考えております。
ただいま御指摘のございました名称の点でございますが、特に都市下水路についてこういうわかりにくい名前をつけることは、一般にとっては不親切な規定の仕方ではないかという点だと思うのでございますが、実は、従来から都市下水路に当るものといたしましては、都市水利という言葉が使われておったのでございまして、なお、一般に下水路と申しますと、この都市下水路で考えておりますようなことを一般の人も観念をいたして参ってきておるのでございます
○町田政府委員 特に都市下水路と申しましたのは、都市下水路は人口的に新たに設置をして下水道をつける場合はほとんどないのでありまして、従来の自然水路を下水に利用するということがおおむねの場合でございますので、特に都市下水路という名前にいたしました。それから公共下水道の場合は、特に下水道とはっきりいたしましたのは、これは人工的に設置をする。
都市下水路はこれに対しまして、地方公共団体が管理している在来の水路、みぞ等であれば、規模について若干の規格をいうほかは、当該団体が単に指定することによって都市下水路となって、この法律の規定の適用を受けることとしたのであります。
第一に、下水道を公共下水道と都市下水路とに分けて規定することといたしました。公共下水道とは、従来改良下水道と称されてきたものでありまして、主として暗渠により道路の地下に埋設され、市街地に網状に布設されるものであります。都市下水路とは、従来在来水路あるいは公共溝渠等と称されているもののうち規模が大で、市街地の浸水防止及び生活環境の改善に重大な関係を有するものであります。
都市下水路は、これに対しまして、地方公共団体が管理している在来の水路、溝等であれば規模について若干の規格がありますほかは、当該団体が單に指定することによって都市下水路となって、この法律の規定の適用を受けることとしたのであります。
第一に、下水道を、公共下水道と都市下水路とに分けて規定することといたしました。 公共下水道とは、従来改良下水道と称されてきたものでありまして、主として暗渠により、道路の地下に埋設され、市街地に網状に布設されるものであります。 都市下水路とは、従来在来水路あるいは公共溝渠等と称されているもののうち、規模が大で、市街地の浸水防止及び生活環境の改善に重大な関係を有するものであります。