1957-02-18 第26回国会 参議院 決算委員会 第9号
当然いつごろまでに完成をしなければならないという工事の場合には、引き受けたところでも、当然いつごろまでにやれるという工事能力というか、担当能力というか、そういうものを考えなければ、手をあけて待っているわけじゃないのでしょうから、少くも私はそういうところの実施段階について関係者との間で相当綿密に、しかも慎重に打ち合せをやられ、計画を立てられる必要があると思う。
当然いつごろまでに完成をしなければならないという工事の場合には、引き受けたところでも、当然いつごろまでにやれるという工事能力というか、担当能力というか、そういうものを考えなければ、手をあけて待っているわけじゃないのでしょうから、少くも私はそういうところの実施段階について関係者との間で相当綿密に、しかも慎重に打ち合せをやられ、計画を立てられる必要があると思う。
と同時に、やがて来たる通常国会における組みかえ案は、十分準備期間もあることだから、社会党の現実的成長と政権担当能力を天下に示す機会をとらえて、十分国民を信頼せしめられるよう切望しておいたはずであります。しかるに、今回提案された組みかえ動議を見ますと、相も変らぬ現実性のない室虚な数字をもてあそんでいるとしか思われません。
その政権担当の熱意と主観的な用意は、それは実に驚嘆に値しますが、一昨日古井、松野両氏によるわが党代表質問に対する答弁は、いさざか精彩を欠くというよりは、むしろ支離滅裂であって、社会党の政権担当能力に多大の不安を与えましたことは、社会党支持者のみならず、私もまた心から残念に思う次第であります。
目下開発銀行でその船主の信用力、まあどれだけの担当能力があるかという点、これは専門家でございますから、厳密なる審査をいたしておりまするので、只今お話のごとき御懸念のあるような結果にはならない、かように考えております。
そして、もう一言、言つておきますが、この事態こそは、与党自由党、吉田政権、この政府与党が政権担当能力を喪失しているということを証明する以外の何ものでもないと、(「その通りだ」と呼ぶ者あり)それ以外に私はここに発言すること、そのこと自体が馬鹿々々しい。それだけ申上げておきます。