1948-12-08 第4回国会 参議院 本会議 第6号
(拍手)にも拘わらず、我が党が不幸にして少数の結果を來すといたしましたならば、これは総選挙の結果、即ち國民の総意を尊重いたしまして、その結果に從つて自由党といたしては極く淡々たる氣持を以て進退いたしたい、こう考えております。(拍手) その他の問題につきましては主管大臣からお答をいたします。(拍手) 〔國務大臣周東英雄登壇〕
(拍手)にも拘わらず、我が党が不幸にして少数の結果を來すといたしましたならば、これは総選挙の結果、即ち國民の総意を尊重いたしまして、その結果に從つて自由党といたしては極く淡々たる氣持を以て進退いたしたい、こう考えております。(拍手) その他の問題につきましては主管大臣からお答をいたします。(拍手) 〔國務大臣周東英雄登壇〕
(「ゆつくり相談して行こうや」「ゆつくりやれ」「自由党拍手しろ」「そうだ」と呼ぶ者あり) 今この國管案の通るに当つて自由党の諸君は一体何をやつておる。(「自由攻撃か」と呼ぶ者あり)資本家の擁護である。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)何もこういう管理案によつて縛られておるのは厭だ。政府は金を出せ。資材を出せ。経営は我々に任せろ。こういうわけである。そうして中小炭鉱はこれの犠牲者になれ。
従つて自由党の修正案に賛成し得ないのでありますがゆえに、その理由を簡単に表明したいと思います。 私は天皇はわが國の象徴であり、國民統合の象徴といたして、永へに不変であられかしと希うものであります。この心は決して人後に落ちるものではありません。しかしまた現実國家の象徴としての天皇に、國民の多数が尊崇の念を有しております事実、将来もまたかくあらねばならぬことは、何らの疑いを挟むものではありません。
しかし昨今首相の口より漏るる國管、あるいは昨日來議場にある水谷君の國管の根本に、國有國営のイデオロギーが存しておつて、今日の國管は次の國有であることを意味するならば、それは政策協定を逸脱したものであつて、自由党は断じて賛成できないものであります。(拍手) われわれは、目下の急務といたしましては、何とかして三千万トン出したい。