1952-04-22 第13回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第19号
いろいろな労働組合が全国にありますけれどもが、総評に加盟しておるところの民主的な労働組合において、かつてこういうことをしたことはない、しかし総評といえども労働者の経済の獲得のためには、あるいは賃金闘争をやらなければならぬ、あるいは政治闘争をやらなければならぬ、それはあくまでも民主的な行動の範囲内においてやるのであつて、破壞の伴うことは、決して指導しておらないと思うのであります。
いろいろな労働組合が全国にありますけれどもが、総評に加盟しておるところの民主的な労働組合において、かつてこういうことをしたことはない、しかし総評といえども労働者の経済の獲得のためには、あるいは賃金闘争をやらなければならぬ、あるいは政治闘争をやらなければならぬ、それはあくまでも民主的な行動の範囲内においてやるのであつて、破壞の伴うことは、決して指導しておらないと思うのであります。
○田中一君 もう一点伺いたいのは、先般各官公労組が職場において賃金闘争をやつております。その際建設省には、労働組合員が大臣との会見を要求しまして、一応の返答を受けたいという申入れをして、受諾されまして、大臣の返答を待つておる時間中、本省の或る部屋においてそれを待つておつた。その場合に武装警官が入りまして、それを退去させたという事実が実際ありましたかどうか伺いたいのが一つ。
この間、終始生活に追われ、最低限度のデマンドを得るために、労働者はかわいい妻子や子供にせめて腹を満してやりたいばかりに、又餓死からこれを守るための責任感から、どの産業も賃金闘争に追い廻わされなければならなかつたのであります。而も、こうした経済的困窮と混乱に乘じて、国民大衆の中に滲透しつつあつた共産党の破壊的暴力行為とも闘わなければならなかつたのであります。
従つて金だけ出たが生産に進まず、而も戰後の特殊な状況によつて、賃金闘争というようなことで刺戟されて、金だけはたくさん出たが物がそれに伴わないというところで、結果としてはインフレをむしろ逆に煽つたという恰好になつたことは事実であります。併し日本の当時の状況からいたしまして、それは結果的にやむを得なかつた。
一部の教職員をして、教育の主目的でない彼等の賃金闘争や或いは組合運動に走らせておる今日、昨日の文部大臣の御答弁において、現在の教員の給與では不十分であるということを仰せられておる今日、この比重の軽い予算を以て長い将来の日本を守るべき国民養成の目的に対処することができるかどうか。これを文部大臣にお伺い申したいのであります。 次に学校寄附金の要請が相変らず跡を絶たぬことであります。
実は二月十八日にサンフランシスコからニューヨークに参ります汽車の中でニユーヨーク・タイムスを読んでおりますと、日本の労働者が二十ドルから二十ドルの賃金闘争をしておるという記事が出ておりました。そばにおりましたアメリカの人が、これは一体一週間分の給料かと聞かれました。
そのためにいろいろ賃金闘争が展開されておる現状ですが、そういうふうなことを兼合せて考えたときに、特例を設けるならば、そういうような国民生活に非常に影響を及ぼすことが明らかであるそういうものも特例に入れて、この地方税を課しても国民の生活に急激な打撃を與えない、單に銀行業に対して急激な打撃を與えないと同趣旨の下に、国民生活全般に急激に地方税の課税によつて影響を與えないような見地からすれば、特例に含むものはもつと
(拍手) しかしながら、この吉田内閣の、たつた一つの、とつておきの労働者に対する低賃金政策に対しましては、このたびの年末賃金闘争が明らかに示しましたように、全国の労働者諸君は、もはや、がまんならなくなつて来ておる。事実、国鉄や一般公務員だけではございません。
でありましたが、われわれも、できるだけ賃金安定策を実現いたしたいと思つてはおりまするが、私どもの構想によりますると、たとえば十月にいたしましても、十一月にいたしましても、全農業労働賃金が調和ある一つの構成を持つていないのでございまして、御承知のごとく鉄と肥料とは、割合に賃金がもう安定してもよろしいというところで設定されておりまするが、電氣にいたしましても、あるいは石炭にいたしましても、むしろ今の賃金闘争
さような観点から、今までのような賃金闘争を繰返して、そうして労働争議或いは労働紛議を繰返すために、どうも生産の低下を來したという事実については治これはいずれが悪いというのではない。これはいずれに責任があるというのではない。現実の問題として、さような事実があつたということは、これは認めなければならんと思う。