1978-03-02 第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
これは私もその意見には——その考えでありますからこの際明確にしておきますが、そういう立場に立って、平和的外交手段によって解決を求めるという態度は強力に要請すべきであります。
これは私もその意見には——その考えでありますからこの際明確にしておきますが、そういう立場に立って、平和的外交手段によって解決を求めるという態度は強力に要請すべきであります。
平和的外交手段によってこの種の問題は解決されるべきでありますが、この際、竹島に対する防衛庁長官の基本的な見解を聞いておきたいと思います。 一つ、竹島にはわが国の自衛権は及ぶと認識しているのかどうか。
その第四項に——つまり朝鮮半島に対して平和的外交努力をなさるとあなたはおっしゃっておるけれども、ニクソンと佐藤さんとの声明の韓国条項は、今日どのように総理はお考えになっておるのか。これはもう再確認はなさらないのか。そうしないとさっきのお話が私は矛盾してくると思うんですね。韓国のみならず朝鮮半島全体の平和、一朝有事の際には日本に直接関係が深い、それは韓国のみじゃない。
アジアの緊張緩和の動きを促進するためには、平和的外交手段による努力を積み重ねるべきであり、四次防を中止し、防衛費を削減し、非核武装宣言と沖繩の非軍事化決議を行なって、アジア諸国民からの日本軍国主義化の非難を解消させ、平和・中立の外交政策を積極的に展開すべきであると思います。
核時代における世界の民族は、運命共同体であるとの認識に立ち、すべての国際的紛争の解決は絶対に武力によらず、すべての平和的外交手段によるべきであります。 日本の安全保障については、憲法第九条の戦争放棄の精神と、わが党の提唱する絶対平和主義に基づく国民的合意を確立し、全世界に平和憲法の精神を宣揚して、世界平和への努力を推進することこそ肝要であると主張するものであります。
平和的外交活動がきわめて消極的である一方、軍事力増強の防衛計画が急進的に行なわれていることは、まさに時代錯誤であるといわなければなりません。そこで、わが国がこのように世界第一位の伸び率で軍事力を増強しなければならない必要性は何か、具体的な根拠をここに説明していただきたい。
本件は、あくまで平和的外交交渉によって解決すべきであって、かりそめにも武力を用いることのなきよう、米国並びに北朝鮮政府に要請するとともに、万一の場合といえども、日本をして作戦前進基地としないよう、十分配慮すべきであります。
その中に、私は、ただ単に自衛力を漸進的に増強するというだけでなくして、もっと国防の基本の中に平和的外交をしっかり進めて、そういう侵略の事態を防止するという、直接、間接の侵略を排除する前に、それを未然に防止するという点に重点を置く、ここに国防の基本の第一義的なものがあると私は思うのです。
(拍手) その理由の第一は、すなわち、隣国との友好関係の樹立こそ、わが国の自主的かつ平和的外交の基本であると確信するからであります。隣国との国交は常にこれを閉ざされてはならないというところの外交の鉄則は、日韓関係についても当然であり、不動の真理でなければならぬのであります。
すなわち、その第一は、隣国との友好関係の樹立こそはわが国の自主的かつ平和的外交の基本であると確信するからであります。(拍手) 隣国との国交は常にこれを閉ざされてはならないという外交の鉄則は、日韓関係についても当然適用さるべき不動の真理であります。
例の講和会議のお話がございましたからついでに申し上げますと、講和会議で千島、樺太の交換の経緯について若干触れられております点を援用いたしますと、これは御承知のように千島、樺太も日ソ両国国民の混住の地であったわけでございますが「一八七五年五月七日日露両国政府は平和的外交交渉を通じて樺太南部は露領としその代償として千島諸島は日本領とすることに話合いをつけたものであります。
の通りでありまするが、なお吉田さんの言われたサンフランシスコの講和条約における演説は、この関係のある部分を読みますと、ソ連全権の演説に触れ、千島列島及び南樺太の地域は、日本が侵略によって奪取したものだとのソ連全権の主張には承服できぬこと、特に日本開国の当時択捉、国後両島が日本領土であったことについては、帝政ロシアといえども異議を差しはさまなかったものであること、さらに一八七五年の日露両国政府は、平和的外交交渉
ただ、現実に日本が他から武力攻撃をされておるという事態を排除するに必要な——もちろん、われわれが常に平和的外交を推進して、そういう事態の起こらないように努力することは当然であります。そのことと、現実に攻撃を受けた場合において、われわれはそれに対しては何ら武力を行使しない、ただ、向こうが聞くか聞かないかわからぬが、あくまでも外交交渉でやるのだというような性質のものではない、かように思っております。
こういう問題につきましては、平和的外交手段でやることが原則としてとるべき建前であると思いますけれども、今日まで十分実績が上っていないことは遺憾なことだと存じます。しかしこの問題は、隠忍してでも、大局を誤まるようなことがあってはいけませんので、抑留とかあるいは漁船問題などに対して、自衛隊が直ちに出動するというようなこと以外の方法で、しんぼう強く解決をはかっていきたい、こう考えております。
かりに相手方からねらわれようとも、われわれはねらつた相手をねらい返すのではなく、どうしたならばねらいをやめさせられるかという平和的、外交的手段を講ずることが必要だと思います。
水産庁なりあるいは保安庁にまかせないで、それらの意見も十分聞きますが外交上の対韓問題解決は、責任にある外務省の平和的、外交的な判断に立つて、その措置をとつていただきたいと思うわけですが、その点についてはどういうことでございましようか。
実は先ほどもちよつと局長に申し上げましたが、対韓問題あるいは李承晩ライン問題の解決につきましては、国民の間、議会の中におきましても、実力をもつて解決すべしという意見と、平和的外交手段によつて解決すべきことを熱望する意見と、二つの潮流があることをわれわれは見のがすことはできません。
だから私は先ほどのお答えを聞いておおむね賛成なんですが、そういう意味で必要な平和的外交を繰返されることを、これは質問じやありませんが希望としてお願いいたします。
そういう意味で、私はその問題だけですべてが解決するなどと甘く見ておりませんが、すべての問題についていろいろ伺つてみると、日本政府の能度というものは、やるならやつて来い、いつでも話はしてやるというようなことで、ほんとうにもつとアジアにおけるところの立場、日本全体の歴史的な立場を考えて、この問題を平和的、外交的に解決しようとする努力、熱意においていささか足りないのじやないか。
しかし常にわれわれは平和的に問題が処理をされる、話合いによつて解決をされるということは、最も望ましいことではなかろうかというふうに感ずるものでありますが、アジア平和の見地から、これらの平和的外交交渉の方途について、総理大臣はこれを希望せられるやいなや、その点に関して総理大臣の見解を求めたいと思うのであります。