1978-04-11 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
○武田委員 それで、そうした上半期のアンバランスが、要するに需要に対する輸入量が大きかったというのが原因だということは明らかなわけです。ですから、一昨年の新住宅戸数が百五十二万四千一尺それが昨年は百五十万八千戸と一万六千戸減っている。こうした需給関係というものも、やはり見通しの甘さというか、対応の甘さがあったのじゃないか。新住宅の建設戸数は減っている。それに木材が入ってきた。そうした問題が、結局こうした
○武田委員 それで、そうした上半期のアンバランスが、要するに需要に対する輸入量が大きかったというのが原因だということは明らかなわけです。ですから、一昨年の新住宅戸数が百五十二万四千一尺それが昨年は百五十万八千戸と一万六千戸減っている。こうした需給関係というものも、やはり見通しの甘さというか、対応の甘さがあったのじゃないか。新住宅の建設戸数は減っている。それに木材が入ってきた。そうした問題が、結局こうした
○武田委員 この問題は過去にもありまして、言うならば、林野庁の方に言わせれば、火山の噴火のようなたとえを取り上げているような気がしてなりません。ある雑誌、新聞等を見ますと、ちょうど今回はそうした問題が噴火したのだというような言葉で言っているところを見ると、何かその辺の浅間山が噴火した、またそのうちにおさまるのじゃないか、有珠山のように爆発して大きな被害がないから、これはそのままにしておけというような
○武田委員 私は、森林組合法につきまして、その内容の充実を図るために先週もいろいろと質問いたしましたが、きょうはさらに、日本の林業の振興発展のために、先週に続きまして二、三質問いたします。 まず、この間外材の問題を取り上げたわけでありますが、この外材輸入の問題について二、三の質問をいたしますので、どうかひとつ確信のある答えをお願いしたいと思います。 最近、外材の輸入が非常に多過ぎて国産材が圧迫されているということは
○武田委員 運営の面で、単独法化した森林組合法、これは森林法と不可分の関係にあるという明確なる位置づけ、認識というものはしなければいけませんし、また担い手としての森林組合の役割りというのは非常に大きいのだ、そういうことをやはりはっきりと認識をした上での法の運営でなければならないと私は思います。特に林業というのはあくまでも現場と密着した中で行われなければならない産業部門だと思いますので、ひとつその点の
○武田委員 林業にとって規制主義というのは非常に現場になじまないと言われております。山林というものの果たしている機能を考えますと、いま話がありました公益的機能とそれから経済的機能というのは必ず伴ってくるわけです。いままでずっとこれを分離してきたのではないか、それを明確にするのじゃないか、そういう思いがしてならないわけでございます。そういう二つのものがばらばらになって稼働いたしますと、健全なる林業の発展
○武田委員 森林組合法案について、この森林組合制度を分離した森林法の問題、この問題をまず最初に取り上げてお尋ねをいたします。 この森林法によりまして、森林組合を抜くとどうなるかという議論の中で、多くの方の中に、公益だけを重んずる法律になってしまうんじゃないか、すなわち森林計画制度とか保安林制度を中心とした国の森林資源政策の貫徹といいますか、そういうことを意図したいわゆる公的機能の維持や発揮という任務
○武田委員 いま畜産農家数がずんずん減少の傾向にある、これはやはり畜産農家というのは構造的な脆弱な基盤といいますか、構造的な弱い基盤というものが常につきまとっているのじゃないか。 〔片岡委員長代理退席、委員長着席〕 四十八年以降、経済基盤の変化の中で、畜産農家の階層分化というものは激しいものがあった、これは御承知のとおりだと思うのです。それで、こうした中小規模の経営をしている方々の安定的な発展
○武田委員 それにつきまして、いまのデータに沿った畜産農家の世帯の動向というのはどういうふうに見ているのか、また、それとあわせて所得の一つの移行状況、要するにどのくらいの暮らしというものが考えられるかということは、畜産農家にとっては大事な問題ですが、その点はどう見ているわけですか。
○武田委員 畜産という産業は農業の中で特に大事な部分だ、飢饉、災害等いろいろな状況に置かれたときに、そうした窮地から国民を救う大事な産業だ、こういうふうにある学者は言われています。そういうことを考えますと、これは国の繁栄あるいは国民の生命を守るという観点から振興の面には力を入れていかなければならない非常に重要な産業だと思うわけですけれども、現在政府のとっている畜産振興の実態、今後の動向、特に五年あるいは
○武田分科員 もう時間が来たようですが、先ほど建設省、運輸省それから通産省の皆さんにお答えいただきましたが、過疎地の皆さんというのは、そういう一つの事業をしてもらえるんだと、またそういうものがわが町でも行われていくんだという、そういうところに大きな心理的な波及効果があるんだということを考えまして、どうか早急に打つべき手を打っていただきたい、このことを最後にお願いして、質問を終わります。
○武田分科員 いろいろ具体的な問題で聞きましたけれども、これから大臣と、国土庁がそれに関係がある問題がありますので、国土庁に二、三お尋ねします。 自治省としましては、過疎対策にいろいろと御苦労なさってきている。これは四十五年に過疎法を制定されてから過疎債や辺地債の発行許可など、あるいは国庫助成のかさ上げなどをしておりますが、全国的に見ましてまだ各市町村の三分の一強が過疎地であって、人口の増加が見えてきたというのはわずか
○武田分科員 私は過疎対策について二、三お尋ねいたします。 この過疎対策、すなわち国土の均衡ある発展のためには非常に大事な問題でございますから、私は国政の基本路線であって、しかも今後二十一世紀に向かっての重要な政策課題だと思うわけでございます。過疎過密の解消というのがその中の一つの大きな仕事ではないか、私はこういうふうに思いますが、最近三全総が打ち出されまして、人間生活を重視し、住みよい地域社会の
○武田分科員 終わります。
○武田分科員 それでは時間が来ましたので、ちょっと一つだけ大臣に聞きますけれども、先ほど学童保育という言葉を使いましたね。この間厚生省の方が来まして、私も学童保育という言葉を新聞等で見ますので聞いたら、これは使わないでくれ、こういう言葉はないのだということなんですが、どうでしょうかね。その点、私もはっきり確認しておかないと、かぎっ子対策、かぎっ子という言葉でやってほしいと。どうでしょうか、 これ。
○武田分科員 私は五点ほど質問いたします。時間の関係で最初に一括して質問申し上げます。号して残り時間がありましたら、再質問させていただきます。 まず最初は、最近、非行化の問題が非常に巷間をにぎわせておりますけれども、最近のニュースでございますけれども、福井県のある中学校で、非常な非行化のために学校がお手上げである、それで、新聞記事によりますと、「PTAがたまりかねて校内監視——授業参観の名目で校内
○武田委員 さて、一つ一つ個々の問題についてお聞きしますが、最初に私は消費拡大の問題について質問したいと思います。 四日の予算委員会の質問で、大臣は、四百五十万トンも米が余っており、処理しなければ財政がパンクするという火のついたような事態だ、農協も大金でパンやラーメンなど食べず、米を食べる姿勢を示すべきだ、こういう答弁をされたと聞いております。確かにこの米離れということが大きな問題である、こういうことは
○武田委員 ところで、いま大幅な生産調整が各地で行われておりまして、恐らくもう大詰めに来ているのではなかろうか、こう思うわけでございます。新聞、テレビ等におきまして各地のいろいろな状況等が報告あるいは報道されておりますけれども、政府としましては真剣にその成り行きを見守っているはずだと思うわけでございます。 ところで、その現在までの進行状況並びにいろいろな問題点等の提起されておる、そうしたものにつきまして
○武田委員 一時間の持ち時間で、生産調整の問題とそれから三全総、その中に占める農業、農村の役割り等につきましてお尋ねをいたします。いま、御承知のとおり、農村、農業というのは非常にのっぴきならない局面に当面しておるわけでありまして、不況が長引いておりまして、農家の経済も少なからずその影響を受けておりまして、さらに黒字減らしの一環としての農産物の自由化、関税の引き下げ、あるいはまた前代未聞とも言うべき減反政策
○武田委員 法案につきまして、私は宮城県塩竈の問題を中心に、大臣に二、三質問をいたしたいと思います。 御承知のとおり、二百海里、そして北転船の問題で、全国的に影響が非常に多かったのは東北、北海道、なかんずく塩竈じゃなかろうかということをいろいろな角度からぜひ知っていただきたいと私は思うわけでございまして、そういう意味で、現状を二、三お話を申し上げたい、こう思います。 御承知のとおりに、塩竈は約六万
○武田説明員 今度の資金につきまして、私ども農林漁業金融公庫が融資の窓口として指定されることになろうとしておるわけでありますが、これについては、公庫で扱ったらどうかという水産加工業者の多年の御意思が一部実現されたものだと思って、私どもとしては非常に一生懸命この融資について取り組んでまいりたいというように考えておるのでございます。 この資金をめぐりまして、政府関係の三金融公庫が妙な競争をするということは
○武田説明員 本法が施行されましたときに、農林漁業金融公庫としてそれに対応する準備ができておるかという御質問でございます。 先生御承知のように、水産関係の融資につきましては、私ども公庫発足当時以来相当幅広く行ってまいっております。水産関係の専門家も多数養成されておりますし、また融資の手足といたしまして、私どもの支店あるいは事務所は全国で十八カ所しかございませんけれども、御承知のように、地方銀行あるいは
○武田委員 それはスムーズに行くことを私は期待するのですが、もし万が一なかなか思うように進まないということで、作業に当たる過程の中において配分がきちっと計画どおりにいかないということが裏目に出て、そのために強制的なような、たとえばペナルティーですか、要するにことしやらない分は来年に課するのだぞ、それができなければ再来年だぞというふうなことが話し合いの前面に出てきて、それを盾に、農家の協力というよりも
○武田委員 そうしますと、地域のいろいろな実情等々を考え、また農家の意見、各市町村のそういう要望等を考えた上で、要するに無理のない状況の中で行われるであろうということは、これはかたくはないと私はいまの話から想像するのですが、そう理解してよろしゅうございますか。
○武田委員 いよいよあす県への配分が行われるということが聞かれておりますが、そうなりますと、きょうはまさにその配分の前夜であるということで、これは各地域におきまして農家の皆さんは戦々恐々としておるというのが現実の生産調整の問題でございます。 私の宮城県では、これはもう絶対反対だというのろしを、十三日、十四日、各農協が団結して、おいしいお米を食べさせる宮城県は何としてもその先頭を切るんだという集会を
○武田委員 いままでのとってきた政策というか施策というのが、いろいろのところで失敗といいますか、破綻といいますか、そういうものを見せつけて、何度かこうした問題が、そのたびごとに農家の方々を悩ましてきたわけでございます。いま大臣がいろいろと申されましたが、本当に今後十年あるいは二十年、そして百年という日本の農業を考えたときに、私はいままでのそうした失敗、見通しの甘さといいますか、そういうものの反省を本当
○武田委員 大臣からは先ほど、この事業を行うためには多くの農家の皆さんたちの協力が必要であるという言葉がたびたび出てまいりました。となれば、協力をいただくだけのいろいろな要素というものがどうしても欠かせない重大なかぎだと私は思うわけでございます。農家の方々がどういうようにこの事態を見ているか、ちょっと私が聞いてきた二、三の声を聞いていただきたいと思うのでございます。 ある方は、この措置というのは真綿
○武田委員 私は、いま政府が計画されようとしております米需給均衡対策、この問題につきまして若干の質問をいたしたいと思います。 いま、東北、北海道等収穫期の真っ盛りでございます。実りの秋でございますから張り切って仕事をやる、そういう状況が見られていいわけでございますが、働く皆さん方の動作の中にどうも生気が感じられない、非常に元気のない様子、仕事に身が入らないという様子を、あちこち歩きまして感ずるわけでございます
○武田委員 そのりっぱな先生方のりっぱな回答をわれわれは期待しています。ぜひそういう意味でこうしたおくれをとっている年金の充実をまずお願い申し上げます。 次に農林年金ですが、パンク寸前と言われている。聞くところによると一兆円の財源が必要なのに三千億しかない。すでに七千億というものが赤字である。それから、長期的に見れば、これも農業者年金もこのまま放置していけば財政上危機を迎えるのは間違いない。この間
○武田委員 私は、国際的にひけをとらないという年金、その中身を早くつくっていただくことが、これは国民のひとしい願いだと思います。 そこで、日本の制度の中で欠陥がいろいろあると思うのですが、たとえば年金権の確保が完全に図られていないという点、妻の場合は特にそういう問題がございます。さらにまた、年金額がいま申し上げたきわめて少ない、八つに分かれて非常にややこしい体系があるというような欠陥があるわけですが
○武田委員 私はまず最初に、厚生省にお伺いいたします。 年金全体の問題に対しましてお伺いいたしますが、わが国の年金制度が昭和四十八年の改正によりまして、いわゆる夫婦五万円年金という時代を迎え、政府は国際的にもひけをとらないような年金というものに入った、こう言ってきたわけでございます。しかしながら、これは考えてみますと、あくまでも厚生年金だけのことでありまして、しかも標準者モデルによる完全年金をもらえる
○武田一夫君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま提案されました漁業水域に関する暫定措置法案について、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 過去数世紀にわたる公海自由という海洋秩序の原則が、海洋分割という世界の大勢によって崩れ、新しい海の秩序づくりに向かって大きく動いておるわけであります。 この激変の中で、海洋国日本は必然的に甚大な影響を受けておりますが、いまこそわが国は、長期展望
○武田委員 私たちは、全海域を無条件に十二海里として、国際的通航に使用される海峡は現行の領海条約の規定に基づく無害通航とするというような、こうした方法をなぜ政府がとろうとしないのか疑問なんでございますが、その点についてもう一度、こうした方法というのは政府はとろうとしないのか、反対なわけはどういうわけか、簡潔にひとつお答え願いたいと思います。
○武田委員 政府が一部の海峡を現状凍結する、自由航行としようとするねらいは、マラッカ海峡の自由航行が必要だということを強調するわけでありますけれども、現在その海峡におきましては、マレーシアあるいはシンガポール、インドネシアなどが通航規制に踏み切っている、こう考えますと、政府はこの三国に対して規制の撤回を求めることになるのではないかというふうに思うのですが、その点はいかがでございますか。
○武田委員 最初に領海問題につきましてお尋ねいたしますが、その前に、大臣が十三日記者会見をされた席上におきまして、いま北方領土も漁業問題もどちらも傷つけることはできない、悪戦苦闘の状態である、こういうふうに述べられたそうでございますが、私、地元の石巻という漁協に帰りましたら、その話を皆さん方が聞いておりまして、非常にがんばっている姿に、われわれも大変だけれども耐え忍んでいくんだ、ひとつ勇気ある決断をもってこの
○武田委員 それじゃ、そのとおり信頼して、次の問題へ移ります。 地すべり災害について二、三お聞きいたしますが、最近新聞紙上で見ますと、大変地すべりや落石の事故が発生しております。これから梅雨、こういう時期になりますと、非常に心配でございます。また地域によっては雪解けのなだれ現象によるそういうことも心配でございますが、最初に、昨年一年間の地すべりの災害の発生している状況、これは構造改善局関係の分だけでも
○武田委員 私が聞いているのは、地元の船がこういうふうな海上デモをして追い出したということは、要するに幾ら陳情してもやってくれなかったというそのじれったさがこういう行動に駆り立てたんだということを聞いているわけです。だとすれば、今後またそういうことが起こった場合に、そういう方々はまた同じような行動を繰り返さないとも限らない。そこでもしも万が一の事件、事故が起こったらどうするかという心配があるわけです
○武田委員 まず最初にソ連の二百海里水域問題に関して一点お聞きいたします。 これは新聞でも御承知と思いますが、四月七日、釧路の沖合いで地元の船が四十一隻あるいは三十八隻、韓国漁船が九隻その辺で操業している。それがなかなかずうずうしく操業している。しかもこれは十キロ、十一キロという禁漁区域内での操業をしていた。それに腹を立てた地元の船が海上デモをして追い出したという事件がありました。私の想像では、恐
○武田委員 それでは、その柱に九つの柱があるように聞いておりますが、その中に農業基盤の整備の促進とか、あるいは麦対策、米対策、いろいろありますが、その中の二、三の点につきましてまずお伺いいたします。 第一番目に、粗飼料生産対策について伺いたいと思います。ここでは草地の開発のほかに特に水田の裏作、あるいはまた畑への飼料作物の導入、あるいはまた反収の増加の技術の指導、こういう点が特に強調されております
○武田委員 政府が七五年八月に発表した「総合食糧政策の展開」その柱となるもの、これは食糧自給度の向上あるいはまた農業生産の増強というものを農政の中心にしようとしている、こういうふうに伺っておりますが、その点はいかがでしょうか。
○武田委員 政府の「総合食糧政策の展開」、この点について最初に、これは政務次官にお尋ねいたします。 政府が七五年八月に発表した「総合食糧政策の展開」で、私は新しい農政の路線が一応これで出されたのではないかと思いますが、その中で私は何点か伺いたいと思うのであります。 過去の日本の農政を見てみますと、農業観の転換、農政の理念というもの、あるいはまた路線の変更というのが非常に反省と検討がなく行われていたような
○武田小委員 私は、算定方式に問題があるのではないか、こう思うわけです。たとえば肉豚の販売価格は三百五十円、これは実際値の平均価格ではなくて、肉豚販売価格が上位価格以上の月の場合は上位価格に見合うような、そういう販売価格に置きかえて計算している。実際値、たとえば三百七十何円、これを使えばもっと上回る計算になってくる、たとえば過去五年間、六十カ月、そのうち実に四十カ月以上はこの販売価格が上位価格を上回
○武田小委員 現在、日ソ漁業交渉も非常に厳しい段階でございます。考えてみますと、これからのたん白源というのは魚から畜産に移るのではないかとまで言われております。また、日本というのはこれから異常気象が非常に続くのではないか、飢饉の心配もあるというのが気象関係者また農業関係者の心配の極でもございます。そうしたときに、ある方は、これからの日本というのは畜産立国、畜産によって国というものを保つ一つの大きな原因
○武田小委員 まず二、三の点についてお聞きいたしたいと思いますが、農林省が二十八日に五十二年度の豚肉並びに牛肉の安定基準価格あるいは安定上位価格を示しましたが、御承知のとおりこれは非常に引き上げ率が低い。二・四%とか三・一%というのは昨年度の例から見ると半分以下である。またきょうの新聞でも御承知のとおりに、加工原料乳の保証価格も四十七年来の低価格に抑えてしまったという、超抑圧型の決定というのがうかがわれるわけでございます
○武田委員 私から二、三お尋ねしますが、いろいろと各委員の質問、それに対する答えを聞いておりますと、スミチオン、名のとおり、どうも黒々とした「墨チオン」であるような感じがしてなりません。これは「澄みチオン」にしたい、私はこう思います。そういう意味で、いまハチみつの問題が出ましたけれども、ミツバチの件につきまして、先日、私の住んでいる宮城県の協会の会長が来まして、大変なことだ、ハチの存在というのを農林省
○武田分科員 次に移りますが、最近の金融機関等の中小企業景気状況調査をいろいろ見ますと、どうも需要不振による倒産というのが目立っておる。そこで、中小企業の仕事の量を確保してやるということがこれは大事な問題でございます。そういう意味で、どうしてもそのしわ寄せがそういう下の方、下の方と来ますが、そういうことを考えますと、今回かなりのお金を公共関連事業に使うということでございますので、そういう面の配慮というものを
○武田分科員 時間がありませんので大臣にもう一つお聞きしますが、昨日不況対策の一環として公定歩合を〇・五%引き下げた。今後さらに〇・五%再引き下げの要求が高まっているということですが、大臣としてこれはどういうふうにお考えになられるか、簡単で結構ですが、お考えをひとつお願いしたいと思います。
○武田分科員 私は、戦後最大の不況の中で、いまだに低迷状態から脱出できない中小零細企業、特にその中でも下請の企業の方々の苦労というのは、これは痛くはだで感じている一人でございますし、私のいる宮城県というのは東北の中心とは言いながら典型的な中小零細企業の県でございます。そういう多くの一生懸命働きながら苦労している方々、そういう下請企業の保護育成という面につきまして、二、三の角度から、政府はどのような保護育成
○武田分科員 それではもう一点お聞きいたしますけれども、いわゆる組合等で出している評価員ですね、こういう方々はいまいろいろ改善なさって、これから実測という方向に持っていくとかいろいろありますが、これはぜひやっていただかないと困るわけです。というのは、要するに村の方々あるいは農家の方々の信頼関係という中にひびが入るおそれがある。本人も一生懸命やっているわりあいには報われない。この間会った二、三の方々は
○武田分科員 ひとつこの問題は徹底して検討していただきたいと思います。 もう一つ関連ある損害評価の問題をちょっとお伺いしたいと思いますが、この損害評価について非常に差があり過ぎる。すなわち、組合段階での評価と連合会と国の最後の認定との間、そこにどうも不満が非常にあるんではないか、こういうふうに思います。それであちこちいろいろ聞いてみましたが、これは二つの問題点を私見つけたような気がします。一つは、
○武田分科員 私は、冷害の問題につきましてお聞きいたしたいと思います。 御承知のとおり、大臣は岩手県、私は宮城県、隣の県でございますし、冷害で非常に騒いだ大変な地域でございます。そのほか雪もございまして、東北、北海道そしてまた四国などでも最近非常な損害が出ておりまして、これはもうどうしようもないという事実、しかもどうもことしもいろんなお話を総合しますと、異常気象が続いてことしの夏も冷害じゃないかという
○武田分科員 ひとつその開放が一層進むようにお願いをいたします。 次に、スポーツの振興が進むにつれまして、指導員というものが問題になってくると思いますが、もう十年近くも指導員という立場でがんばっておられる方がおります。当初は余りスポーツというか、そういうものを一生懸命やるような時代でなかったので、つい気軽に受けてしまった。ところが最近になると、これは高度な技術等も要しまして、そういう方々が苦労している
○武田分科員 大学の施設の開放は非常に進まない。ところが実際問題としまして、どこの県でもそうでしょうが、もう膨大な広場、運動場、そういう施設があるのが大学でございます。手をつけたくないというような気がしてなりませんけれども、市民あるいは県民とのつながりを持つ意味で、大学の所持しているものの利用する度合いをもっと高めていきたいと私は思っております。また大企業等が充実した施設を持っておりますが、国としては
○武田分科員 私は、体育の問題から、ひとつお伺いしたいと思います。 いま知育、徳育、体育と言われておりますように、どうも知育、学力偏重というような傾向が余りにも強い。ところが、小学校、高校あるいは大学に至っても、いろいろのケースに非常に体力の弱い子供が多過ぎる。私の学校であります東北大学において、ある教授が入学生の一割テストした。そうしましたら、老人的症状を示す学生さんがいまして唖然とした。たとえば