1993-04-15 第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
御指摘のように、無医地区対策につきましては、僻地における医師の確保が最も重要な課題であるというふうに認識をしておるわけでございますが、このため平成三年度からの第七次へき地保健医療計画に盛り込みました事項といたしまして、大学病院等から一定期間の医師の派遣をお願いいたします僻地勤務医師等確保事業を導入したところでございます。これによりまして安定的な確保を図りたい、かように考えておる次第でございます。
御指摘のように、無医地区対策につきましては、僻地における医師の確保が最も重要な課題であるというふうに認識をしておるわけでございますが、このため平成三年度からの第七次へき地保健医療計画に盛り込みました事項といたしまして、大学病院等から一定期間の医師の派遣をお願いいたします僻地勤務医師等確保事業を導入したところでございます。これによりまして安定的な確保を図りたい、かように考えておる次第でございます。
第五は、過疎地域活性化のためのその他の特別措置についてでありますが、従来から実施されてきた基幹的な市町村道等の都道府県による代行整備、都道府県による無医地区対策の実施、農林漁業金融公庫等からの資金の貸し付け、過疎地域における事業に係る税制上の特例等の特別措置を引き続き行うこととしております。
この無医地区対策それから僻地医療対策、これについてどういうように取り組んでこられたのか、あるいはまたこれからどう取り組まれるのか、これもあわせて伺いたいと思うんです。
○大谷政府委員 無医地区対策につきましては、厚生省といたしましても昭和三十一年以来重点施策として進めてまいったところでございます。昭和四十一年には二千九百二十地区という無医地区数でございましたが、昭和五十三年の調査では千七百五十地区になっておりまして、約四〇%減少しておるということでございます。しかし、なおまだ千七百五十地区というのが無医地区の状態にとどまっておるということでございます。
あわせて、これちょっといまあなたのお答えになかった中で、特別地方債の融資措置ということをこれはひとつやっぱり考えてもらわぬと、現状固定だけというだけではこれからの対策として僻地なりあるいは無医地区対策になっていかないんじゃないか。
私はヘリコプターならヘリコプターというものもある場合によってはこれが無医地区対策として装備をするとか、そこまでいかなければ、情報だけのあれだけでは、これだけでは機能を果たし得ないと思うんです。そういうことも含めて、私はこれからの第五次対策というのはやっぱり考えてもらいたい、こういう考え方を持っているんですが、いかがなものでございますか。
そのためには地域別の医療機関整備計画を策定すること、あるいは病院と診療所との機能を分化し、相互の連携を図ること、あるいは無医地区対策を講ずること、そういうことを一定の計画を持ってやることが、一方においては医療機関が乱立することによるむだを排除するとともに、無医地区対策もあわせてやっていただきたいと考えております。
さらに、無医地区対策に対しまして、医師派遣費としまして特別の予算措置を講じております。このような各種の施策によりまして、沖縄県の医療が確保されるように厚生省としても努力をしてまいりたい、かように存じております。
この問題は山村においてはきわめて深刻な問題でありますから、本法制定の暁には、政府の積極的な施策の展開が望ましいのでありまして、この際、厚生省当局から山村振興の一環としての無医地区対策の方針を伺いたいのであります。 第二は、山村振興に対する国有林の協力であります。
政府といたしましては、以上のような方針の本とに、山村振興地域における無医地区対策を進めていく考えでありますが、山村振興法の今回の時宜を得た改正を契機といたしまして、今後とも無医地区対策の一層の充実に努めてまいる所存でございます。
そういう意味で、私どもの方向としては、まずお医者さんの全くいない無医地区対策というものを最大の緊急課題として取り上げたわけでございますが、それがいわば軌道に乗りつつあるという現段階におきましては、救急医療体制をどうするかということを私どもの最大の課題として今後取り組んでまいりたい、こういうふうに考えております。
ただ、先生もお話しのとおり、無医地区対策とか僻地医療対策というのはやはりすぐれて医療制度全体の中での問題でございますので、今回の診療報酬の中では、特段のものはあげることはなかなかむずかしいわけでございますが、しいて一つの例をあげますと、農村地区等に多いいわゆる往診でございますが、往診料につきましては今回思い切った改善をいたしておりまして、現行の大体四倍程度まで上げております。
五十名以下のところを無医地区でなくしたということは数字はつかんでおりませんが、実態としては、その市町村ごとに計画を出さした中で、たとえ五十人以下になりましても具体的な無医地区対策の対象にはしておるということでございまして、いわゆる地区数の定義を厳密にいえば、先生おっしゃるように五十人以上としてあれば四十八人のところは落としてあるじゃないか、これは確信をもって何カ所が落としてあるという数字をいま申し上
○金田説明員 厚生省といたしましては、一応広域市町村圏という単位を無医地区対策の今後の方向として考えているわけでございますが、これはなぜそういうことになったかと申しますと、現在お医者さんがなかなか僻地、無医村へ行ってくれないわけでございます。かなりの多額の給料を出しましても、子弟の教育だとか、あるいは日進月歩の医学技術に追いつかないということで行ってくれないわけでございます。
僻地と申しますか、離島、無医地区対策でございますが、これにつきましては、先ほどちょっと触れましたように、県立の診療所が十五、市町村立が八、それから医介輔という特殊な制度がございまして、これがおられます診療所が十四ございます。で、この県立十五等に本土から医師を四分の三の補助率をもって援助いたしておりまして、僻地診療所に勤務していただいておるわけでございます。
それにあわせまして、まだ無医地区がずいぶんたくさんございますので、ぜひともこういう際に、無医地区というのは即僻村、僻地になるわけでございますし、そういうところにもし災害が起きた場合にはたいへんなことになると思いますので、この全体からいきましても無医地区対策につきましてまた積極的の方策をおとりいただきたいことをお願い申し上げまして終わらしていただきます。ありがとうございました。
以上の陳述に対し、各委員との間に、返還協定の審議経過、核問題、請求権の放棄、裁判の効力の引き継ぎ、公用地等の暫定使用、自衛隊の配備、経済開発と基地の整理縮小、経済開発と基盤整備、本土企業の進出と現地労働運動との関係、労働力の流出、本土に勤労青少年ホームの建設、無医地区対策、教育委員会の委員の公選制及び国内諸法案の修正など各般にわたる質疑応答が行なわれたが、詳細については、会議の記録を参照願いたい。
あるいは、今年度予算にくみこまれている「無医地区対策のため」と称する自治大臣構想の医大は、その設立予算五十五億円のうち、四十数億円を地方自治体の出資でまかなうといわれています。また最近あいついで新設を申請している「私立医大」もすべてが、入学者に一人一千万円以上の寄附を予定しているといわれています。
でございますので、まずその無医地区対策といたしましては、本土からできる限りお医者さんを——期限つきではありますけれども、回して差し上げると、派遣をするというようなことを、これは一般の医師につきましても、また歯科医師につきましてもやってまいっておりますこと御承知のとおりでございますが、今後におきましても、もちろんそれを強化してまいらなければならないと思います。
と同時に、この解消策につきましても、本年度、秋田を含めまして私立の三大学についても、医学部の定員増が三百数十名認められましたし、このような何らかの形で対応策を講じて医師の不足数の解消をはかっていくと同時に、医師の、特に過疎地域、あるいは無医地区対策というものを同時に推進をするということで、偏在度についての施策をできるだけ取り進めてまいりたい、かように考えておる次第であります。
○山田(太)委員 いまの総理の御答弁の早い具体化を熱望しながら、同時に厚生大臣にお願いしたいことは、この無医地区対策の基準というものが非常に現在は変わってきております。これを早急にひとつ調査していただいて、新しい現状に合った調査をもとにして対策を立てていただかないと、いつまでたっても古い資料ではいけないと思いますので、その点をひとつ御考慮願いたいと思います。
○内田国務大臣 無医地区対策でありますが、その前に、いまのスモン対策につきましては、総理大臣からもせっかく御答弁もありましたので、厚生省といたしましても、研究、対策と並行しながら何かの対応策をとるように、ひとつ至急に研究をいたしたいと思います。