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34件の議事録が該当しました。

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2011-04-12 第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号

そうすると、その不良債権化したものを処理するその損ですね、処理損ですね、これに堪え得る体力を付けてあげることはできても、助けてあげなきゃいけないわけですね、借り手の方を、そういうもう返せない状態の人たちを。これを今考えなきゃいけないですよね。金融機関に資本注入して体力付けるのは、金融機関は助けられますけれども借り手の方は不良債権化していくわけです。

大門実紀史

2003-07-24 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号

そういう点でいくと、予算委員会のときには厳しい言い方申し上げましたけれども、本当に公的資金漬けになっちゃっていて、これは福井総裁言われたように、収益力回復していつこれが解消できるのかというのが非常に危惧されるわけですけれども、当然こうなったのは、不良債権処理に伴う処理損もありますけれども株価の問題とか、いろいろ複合的にこうなっているというふうに思います。  

大門実紀史

2003-07-23 第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号

かつ、今回の決算で大変重要な点は、業務純益、そこそこ銀行は稼いでいるわけですが、不良債権処理損を見ますと、一部の銀行を除いて、これは一部の銀行不良債権処理を前倒ししたところがございますので、そういうところを除いて見ますと、不良債権処理損業務純益範囲で収まるような、収まるようになってきた。これはやはり、いずれにしても大変良いサインであるというふうに思っております。  

竹中平蔵

2003-07-16 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号

ただ、問題なのは、実は処理していない不良債権がまだまだたくさんあって、今後、毎期多額の不良債権処理損が発生する結果、十分な利益を上げられない、そういった銀行もあるはずです。その場合、将来の利益で過去及び今後の繰り延べ税金資産を資本化していくということは当然困難なわけです。当然、そこによって繰り延べ税資産資本性というのは否定されるわけですね。

江崎洋一郎

2003-06-25 第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号

もう一つは、今回の決算不良債権処理損というのが一部の銀行を除いておおむね業務純益の中に収まるようになってきたということです。そういう意味では、大変難しい目標ではありますけれども、その目標の実現に向けて今のように頑張っていってくれれば、銀行が、何とか達成は可能ではないかというふうに私自身は思っております。  ただし、産業再生機構の活用はその中で大変重要だというふうに認識をしております。

竹中平蔵

2003-06-25 第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号

更に言えば、株をたくさん、これもポートフォリオの問題でありますけれども株式を、リスク資産としての株式をたくさん抱えておりまして、その処理損この処理損が遅れていたという面もあるのかもしれませんが、この処理損かなりの程度出たということ、それと今の与信与信費用といいますのはこれは正に不良債権処理でありますけれども、それと繰延税金資産の問題、繰延税金資産の問題というのは、収益力全体の評価に基づいて

竹中平蔵

2003-05-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第18号

そうすると、結局、さっき言った不良債権処理損自己資本部分が二・九兆円に激減するということになってきたわけですね。さらに、竹中プランの前の昨年の九月末、この時点でも相当、もう純粋な自己資本というのは〇・八兆円、これは大手行全体の数字ですけれどもね、〇・八兆円にまで落ち込んでいる。  もちろん税金繰延資産比率をずっと上げていますが、見てもらいたいのは公的資金自己資本に占める比率です。

大門実紀史

2003-05-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第18号

もう一つ自己資本を直撃しているのが、昨年十月末に出されましたいわゆる金融再生プログラム竹中プランと言われていますが、中身はいろいろありますけれども、特に不良債権処理を急いでやりなさいと、加速をしなさいと、こうなりますと、処理損が出ます。それが利益を食いつぶして自己資本が目減りをすると。  もう一つは、今回大変話題になっておりますけれども繰延税金資産厳正評価です。

大門実紀史

2003-05-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第18号

業務純益は大きいんだけれども不良債権処理損が大きい、株の下落が大きい。しかし、この不良債権処理損は、一部の銀行がその損を先取りして計上したところを除けば、おおむね業務純益範囲に収まってまいりました。その意味では、このシステムを続けることによって、銀行業務を続けて純益を上げながら不良債権処理していくことが可能な方向が見えてきたということであります。  

竹中平蔵

2003-01-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第3号

したがって、不良債権処理処理と言いますけれども、まずしっかりと資産査定をやって、そのとき処理損を出すというのは、これは一つあります。もう一つ処理意味は、オフバランス化するわけでありますけれども、例えばオフバランス化するときに、証券化していったりという形で別の資産所有者を見付けていくような方法を取れば、これは全体としての貸出しとか、そういったことに対しては影響を与えないわけですね。  

竹中平蔵

2003-01-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第3号

今、政府は、竹中大臣が言われているのは、要するに自己資本比率、これは不良債権処理どんどんやれば処理損が出て小さくなるわけですよ。一方で、貸出しを減らすなと、中小企業減らすなということになると、総資産が減らせないわけですよ。増やせというふうになっているわけですよね、あの業務改善命令で。そうしたら、自己資本比率がごそっと下がりますよ、これ、分母が大きくなって分子が小さくなるんだから。

大門実紀史

2003-01-29 第156回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣竹中平蔵君) まず、不良債権処理でありますけれども不良債権処理というのは、処理損が出るかもしれないという意味では自己資本を小さくする可能性がある。しかし、その分、オフバランス化を同時に進めるということであれば総資産も小さくなる。その進め方によってどのようになっていくかということである。  中小企業に対する貸出し云々というのは、これは総資産分母を大きくいたします。

竹中平蔵

2002-07-05 第154回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号

何と申しますか、あえて平野さんもう率直な方ですから私も率直に言いますと、例えば特別検査とかそういうようなものがあって、どんとほかも不良債権損失損処理損を出すというと、これはみんな何というか、思い切って出すという一つのそのときの雰囲気がありますからね、余りうがった見方はこういう場でなすべきでないですが、私は、今回はかなりそういう意味で、御懸念のようなことが今後ないと、なくなるだろうと、こう思っているわけです

柳澤伯夫

2002-07-05 第154回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号

要は、いわゆる体力範囲内でやる、一気に債権処理損を出さないようにする、自己資本を要するに当該年度にどんと落とさないように平準化するように、つまり迅速処理というのが一方で求められている中で、銀行は自分の要するに経営方針の中で、そういった迅速処理ということよりはむしろ自己資本比率の確保を見ながらその不良債権の額を出してきているというふうなことがないかどうかということであります。

平野達男

2002-06-12 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号

今後のことはどうかといえば、今後のことは、これまでこれだけに思い切った処理損を出して不良債権処理に当たったわけでございますから、私ども別に現在、大手銀行が出した、次は二・五兆円ぐらいの処理損で済むのではないかという見通しについて、あれこれ申し上げるだけの準備はまだ実はないわけでございますけれども、あれだけ、七・七兆というようなことをやった後は、やはりかなりの規模で処理損を縮小してくるだろう、こういうように

柳澤伯夫

2002-04-24 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号

公表された資料を見ましても、一・九兆円の処理損が計上される見通しになったわけですけれども、この辺についての御所見もお伺いしたいわけですが、この特別検査をやるに当たって、小泉総理は、今回の検査については銀行体力を気にせぬと整理しなさいということで大号令をかけはったと思うわけですが、実際、果たして今回の検査銀行体力を気にせずに厳格に行われたのかどうかという入り口のところをお伺いしたいわけです。  

植田至紀

2002-04-24 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号

それから、平成十一年、十二年、この二年度は、大体処理損は四・五兆、四・三兆ぐらいでありました。そして今回七・八兆ということですから、そういう意味で、残念なんですけれども、いわば、反転してもう一つの山ができた。こういう不良債権処分損の金額の推移について、客観的なことを説明させていただいたということでございます。

柳澤伯夫

2002-04-17 第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号

今回の検査結果、いわゆる追加不良債権処理損というのが一兆九千億、こういうことで、極めて厳しい経営実態というものが明らかになったわけであります。一方、財務内容等が明らかになったわけでありますが、自己資本比率につきましては大体八から一一%、こういうことで、ほぼ健全性は維持できている、こういう評価があるようであります。  

山名靖英

2002-04-16 第154回国会 参議院 財政金融委員会 第12号

それが、今回の場合でも、三・七兆円ありまして、この処理損が一・九兆円出ましたというような説明だけで終わってしまって、今回の金融特別検査というのは、今までの検査はこうやってきました、今回こういう視点でやって新たに発生した分についてはこういう分析をしましたというところまでやって、今までやってきた不良債権処理というのを、手続の妥当性というんですか、それから今後もこうやっていきますというような方向性が示せるのではないかなという

平野達男

2002-04-16 第154回国会 参議院 財政金融委員会 第12号

今回の金融特別検査でありますが、実は昨年十一月の中間決算発表時で不良債権処理損見込みで六兆四千四百七十億円というのが出されておりまして、これは、春の段階での見込みの約三倍ぐらいの処理損だというふうな見込みが出されております。今回、金融特別検査をやって、それに約一・四兆円の処理損が上乗せされまして、七兆八千億という処理損見込額だというふうに発表されたわけであります。  

平野達男

2002-02-27 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号

それから、一体不良債権というのをどれだけ処理してきたかということでございますけれども、これは、正確には処理損という形でつかまえられているわけです。つまり、処理損というのはどういうことかというと、引き当てか、債権放棄だとかそういうようなことで償却してしまう、オフバランス化してしまう。こういう処理をしますと、損が立つわけでございます。損益勘定上損が立つ、こういうことです。  

柳澤伯夫

2002-02-26 第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号

柳澤国務大臣 これはかねて私申し上げているんですけれども自己資本比率影響するかなり大きなファクターとして、不良債権処理損というものがあると同時に、株価評価損というものも時価会計のもとでは想定しておかなければいけない、こういうことでありますから、株価水準いかんによっては、自己資本比率というのは影響を受けざるを得ないということでございます。

柳澤伯夫

2002-01-30 第154回国会 参議院 予算委員会 第2号

しかし、そういったものを先期、昨年の九末でございますけれども、この中間決算をするに当たって、各主要行においては三月期の決算がどんなふうになるだろうかという見通しを述べているんですけれどもかなり処理損が出るという見通し発表をいたしております、六・四兆というような数字がその数字なのでございますけれども

柳澤伯夫

2002-01-25 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号

これにつきましては、私ども、先般、昨年九月末、これが直近の決算期中間決算だったんですが、そのときに、主要行に限って言わせていただきますが、主要行は三月期の処理損というのが六・四兆円だということを言っておりまして、これは、当初の計画からするとかなり大幅に不良債権処理損というものを拡大して予想したというようなことがありまして、内々その中身についても、これは正確にはもちろん彼らといえども見通しの問題ですから

柳澤伯夫

2001-12-17 第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号

そういうようなことを考えておりますし、不良債権処分損については、今言ったように、本年度かなりこぶっ玉のような形の処理損というものになるんだろう、したがって、翌期以降はもうちょっと平常のペースに戻ってくるだろう、こういうように考えておりますので、この結論がどういう数字になるか、これはほかにもいろいろなファクター影響いたしますので、私自身、ここで今、この私の立場にあって予言をするということは適切でない

柳澤伯夫

2001-12-13 第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号

十三年度末がどうかというと、ここのところは非常に難しいわけですけれども、少しいろいろな施策を新しくやっただけに、そこのところは私どもプロジェクションに比べてやや、例えば処理損失不良債権処分損というものは高まっているんだろう、このように思いますけれども、その後は、この固まりが一年、一過的にしのげるということであれば、その後は大体プロジェクションどおり、あるいは前倒しした分だけむしろ少なくなっていく、処理損

柳澤伯夫

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